ＭＧＣのグロックといえば、実用に耐えうるガスブローバックガンとしての記念すべき第一号モデル。

当時は今とはまた違った魅力的なカスタムグロックがＭＧＣよりリリースされていました。その中の代表格はおそらくはサイドラーカスタムだと思うのですが、残念ながら私は未だ未所持のモデルです（はっきり言えば当時はグロックに対してアレルギーがあったもので・・・）。今の目で見ればその設計の古さは否めませんが、そんなＭＧＣのグロック・カスタムはＧｅｎ２フレームが製品化されていない今となっては貴重なモデルと言えるかもしれません。

「グロック２２　スーパーカスタム」。アロテック社の「ウルティメイト・コンペティション・パッケージ」をモデル化したもので、こいつにレーザー・サイトが付くと「ウルティメイト・コンバット・パッケージ」となり、このモデルのベースとなったターク氏の知人の持つＧｕｎ誌でレポートされたモデルとなるモデルです。

「EVE burst error」というゲームで見て以来、急に気に入ってしまい（相変わらずミーハーだなぁ・・・）、当時はもうガスガンの時代はＷＡのマグナへと移行し、ＭＧＣが衰退し始めていた時期にやっとこと見つけて手に入れたのですが、その当時ではガスガンとしては過去のモデルという事もあり、まあ所有欲を満たすだけで終わってしまいました。ＫＳＣから出ないかなぁ位は思いつつも結局はＧ２３Ｆという形でしか出ずに・・・。

マグナポートが貫通していず、メッキかなとか思っていたバレルはなんとも中途半端な色でで・・・。当時はちょっとがっくりもしましたが、今の目で見るとポートのサイズがチャンバー側から銃口側へだんだん大きくなっていく仕様が再現されていたりと、流石はＭＧＣと唸らされる部分も・・・。

ＫＳＣ用でもマルイ用でもいいですから、是非発売してもらいたいアロテック社のカスタムパーツのシュアタッチ・スライド・リリースとシュアタッチ・マガジン・リリース。使いやすさと見栄えの良さは抜群だと思うんですが・・・。

前オーナーが取り付けたと思うホーグのグリップ・アダプター。こいつが何とも手に吸い付くようで握りやすいんですよねぇ・・・。

この角度で見ちゃうと設計の古さがわかっちゃいますね（笑）。でもシンプルでいて見た目だけでは評価が出来ない部分でもあるかと思います。特に昨今のガスブロの価格の高騰化を見ると・・・。

で、こちらは「グロック１７　キャスピアン　ストレート」。

このモデル、実際に手にしてみると、その造形というか、本当にきっちり造られてあって、そういった点では最近のものに勝るとも劣らないモデルです。

ＭＧＣの固定スライドのベレッタＭ９３Ｒから始まり、ガス・ブローバックのグロック１７が発売され始めてからＷＡのマグナ・ブローバックが発売された辺りは、本当に魅力的な製品が登場し、自分の好きなモデルが発売されないかなぁとか、ＭＧＣのカタログやチラシを見ているのが本当に楽しかった頃でした。