
【こっちもBDシステムを発動してるのに・・・・押されてる・・・・】
【多分エネルギー量の差。出力に回してるエネルギー量が向こうの方が多いんだと思う。】
ギ・・・・ギィ・・・・(押し始め)
【くっ・・・・・両手が塞がってなければ・・・・ターゲットはすぐそこにあるのに・・・・】
ノワールブロウッ!!

ギギィ!?(一瞬怯み)
【え、な・・・何?】
・・・・・使えましたね、ちゃんと・・・・
[ヴィントコクピット内]全く・・・使えるように出来るなら最初からしろっていうんだよな、あの馬鹿野郎。

【フェイ姉!!】
【うん!!でやぁぁぁぁぁっ!!】(右手をネームレスの左胸部に突き刺し)
ギ・・・ギィッ!?
【ハァァァァッ!!】(左胸部から拳を引き抜き
ギ・・・・ギ・・・・・ィ・・・・・(機能停止)
・・・・・・・。(BDモードが解けて機能停止)
【・・・・・やった・・・?】
【前方敵機『ネームレス』、機能停止。掌中のターゲットも沈黙・・・・】
【・・・・・うん、終わったよ。】
【・・・・・なんだか凄く長かった気がする・・・・】
【おー、見て見て。日の出だよ。】
はい、分かりました。
それでは・・・・話を聞かせてもらおうか。
〔えっと・・・まぁその・・・・とりあえず、ごめん。〕
げ・・・その声・・・・まさか菫か?
菫が出て来て謝ったって事は・・・・・
〔まぁ・・・そいつは小鳥遊の物なんだよね、実は。〕
小鳥遊って・・・・あんな危険な物まで作ってるんですか?
〔違う違う。元々はあんなんじゃなかったんだけどね。テスト中に暴走しちゃって・・・〕
それでその暴走したのがここに来てネームレスに入り込んだ・・・・と。
〔ま、そう言うことだね。〕
ちょっと質問なんだけどさぁ・・・・誰?
あ、そっか・・・知らないんだっけ。
『小鳥遊 菫』・・・小鳥遊重工の身内で、実質指揮を執ってるに近い人物。
えぇっ!?
〔自己紹介はまたいずれって事で・・・・ネームレスだっけ?とそれ、こっちに送っておいて貰える?〕
了解した。アサルトとライト、頼めるな?
・・・・・・了解。
〔ん、サンキュ。そっちの修理費はこっちが出させてもらうから、よろしくね。〕カレンダー