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7月12日に行った一般向けの講義録がアップデートされているようなので以下にリンクを張り付けておきますね。「合否の分かれ目となる問題はこれだ」と題して毎年本試験後に行っている恒例の講演です。7月12日TAC講演今年は、(とくに商業登記の)記述式試験に戸惑った方が多いようです。しかし、試験の合格レベルはどんな年でもかわりません。「当たり前のことが書ければよいだけ」です。というようなことを語っています。
2025.07.16
商業登記の記述式は、出題の形式はあまり変わっていませんが、出題の内容は変わりました。きっとむつかしく感じ方が多かったでしょう。ただ、あわててはいけmせん。今年のモンダイは、申請の一件目で取締役選任権付種類株式が出題されました。ポイントは、株主総会で取締役の解任はできるが、選任はできないというところです。2件目の申請では、発行可能株式曹宇数及び発行する各種類の株氏の内容の廃止」という部分が真新しかったです。みなさんは、この二つに、過去の出題例がないため、商業登記のモンダイをむつかしく感じたわけです。しかし、第一申請の募集株式の発行、第二申請の役員と機関の変更は、しっかりやれば満点解答ができたはずです。そして、この二つが、添付書類類まできっちりかけていたら、あるいは、税理士の証明書を添付しちゃったとか細かいミスまでなら、それだけで基準点を突破し、合格のレールに乗れると私はみています。「当たり前のところがかけること」試験では、これが大事です。択一も記述も「基礎が大事」なのです。
2025.07.14
不動産登記記述では、問題形式の変更が目につきました。昨年度まではあった「事実関係」と「事実関係に関する補足」が消えて、別紙の中の「司法書士が聴取した内容」の部分がその代わりを務めています。ずいぶんと問題文の文字の量が減りました。これは、出題者が意図的にやったことで、目的は、受験生の負担の軽減です。昨年度あたりから、試験委員の方は、受験生が、午後の部の試験を解く「時間がない」ことに配慮をしてくれています。ですから、今年の出題形式は、来年も継続される可能性が高いです。
2025.07.09
商業登記で、出題者の想定した解答が何なのか、いまだに分からない問題が二つあります。第30問 ア~ウの3つの肢が「×」にみえます。そうなる、答は「1及び3」です。アは、譲渡制限は強化されますが、あくまで、譲渡制限の「変更」なので、一見して株券提出公告は不要です(会社法219条1項1号)。株券提出公告がいるという明確な根拠はみつかっていません。手元の資料で株券提出公告不要とするものに中央経済社の商業登記全書3巻(第2版)P219があります。イは、譲渡制限の緩和ですから、特殊決議がいるわけがありません。ウは、あたりまえに登記されてます。というわけで、答は2つ(1及び2)ありそうです。なお、午後の部では、受験生は、択一問題の全部を読んでいるヒマがありませんから、最初にアの「×」を発見し、その後はウかエをみただけで「1」と解答した方が多そうな気がします。第33問イの「×」があきらかです。ここは、退社の登記をします。となると、答は「1 アイ」か「「3 イエ」しかありませんが、イとエはどちらも「〇」です。よって本問は「解ナシ」となります。イは会社法2条31号、エは登録免許税法12条4項に、それぞれ明確な根拠がありどうみても「〇」です。ついでにウとオもメイカクに「〇」にみえます。というわけで「解ナシ」です。試験から二日立ちましたが、今のところ、ここに書いた以上のことはわかっていません。
2025.07.08
受験生のみなさま受験お疲れさまでした。午前の部例年程度の難易度でしたでしょうか。新しい法律(過去問がナイ)については、誰もがむつかしく感じるものです。第10問 所有者不明土地管理命令等答え 4 アの×。共有者の一人でもしっかり管理していれば管理不全ではないというあたりの理解が大事でした。第18問 更改 答え 2 イは、連帯債務の更改の絶対効で× エは三者契約だから× オが更改の当事者以外が設定者だから〇。マイナー論点ですがこのくらいは基本。第22問 配偶者居住権答え 4 イの〇は基本。ウエの×は理解してほしいところ。第25問 犯人蔵匿等罪答え 3 イの肢は、犯人隠避罪だ。しかし、犯人蔵匿等の「等」には隠避が含まれる。このことを見抜けたかどうかが勝負だったかも。午後の部択一平年並みの難易度でしょう。商業登記がややこしかったかも。第6問 民事保全答え 2 エの×が基礎の範囲外なのでとまどうかも。第7問 民事執行答え 2 エの肢は、「第三債務者に対して」のところが×。第28問 商業登記における証明書答え 5 商業登記規則30条です。マイナー条文なのできつかったですね。第30問 株式の譲渡制限の登記答え 1と3今年の試験で出題ミスがあるとすれば、この問題です。ア~ウの3つの肢が×にみえます。ア又はイの肢のどちらかが〇な理由が見つかりません。何かあるのでしょうか?
2025.07.06
明日、司法書士試験の日となりました。みなさんの努力の成果を発揮する時です。いままで学んだこと以上のことを本番で行うことはできません。しっかりと、今まで学んだことの成果を発揮することにしましょう。試験問題の中には、みなさんが見たことがない難問奇問がまじっています。しかし、基本的なサービス問題もたくさんあります。試験の心得は、決して諦めないことです。思うように得点できず泣きたくなる時間帯は、必ず、あります。どんな合格者にもあります。ですから、その時が勝負です。そこで歯を食いしばって戦い抜くその気迫の先に合格があります。
2025.07.05
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