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シュミルソン
達郎マニアであります。ついにサンソン超常連になりました。カジュアル、シューズ、コスメ等を扱う小さな広告会社やってます。ゴルフは竹林隆光さんにクラブセッティング90点いただきながら未だに100叩いたりしてます。ハワイでゴルフしてシャワー浴びてビール飲むと寿命が5年延びるというのが持論です。オオーベイベー!
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2024年11月16日

松江〜出雲〜米子 ついでというには素晴らしすぎた旅 前編

山下達郎今年のライブは前回に詳細ご紹介したとおり島根遠征。

せっかく島根まで来たんだから出雲大社を訪ねない訳にはいきません。
そして達郎マニアにとっては、出雲はもう一つお参り(笑)しないといけない場所がありますよね。

2泊3日の初日、羽田7:00発のANAで 米子「鬼太郎」空港からバスで松江に入ります。
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本当は出雲「縁結び」空港が松江に近かったのですが、ここにはJALしか飛んでなかったので・・・
しかし山陰地方って人口の割に4つ(鳥取、米子、出雲、石見)もあることに、なんか不自然な感じを受けるのは私だけでしょうか?半沢直樹part4でもそれっぽい話ありましたよね、伊勢志摩空港でしたっけ?





中海を突っ切るルートはとても良い景色。
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1時間弱で松江駅に到着。

ここから今回の主目的地島根県民会館までは徒歩圏内。途中にある今晩の宿に荷物を預けてまずは松江城の外堀内堀を小さな遊覧船で一周する 松江堀川めぐりに参加しました。

その様子は ここ をクリックお願いします。
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これなかなか良かったです。当日は穏やかなお天気だったせいもありますが、1時間弱1,600円は十分にVALU FOR MONEYでした。

船着き場にはこんなお洒落なcafeも
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そして 松江城は1611年築城で国宝指定の天守閣最上階まで上りました。
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しかし、その梯子といった方が相応しいもの凄く急角度の階段は、当時の袴でよく上れたものだと関心するくらいであります。ここまでの急階段って自分の経験では京都南禅寺の三門くらいです。

その後ライブの開場時間まで松江の街中をうろうろ。
松江は「水の都」と呼ばれていることは今回訪れるまで知らなかったのですが、確かに街中に川というか運河がそちこちに流れています。こういう街中の景色って今までどこも見たことありませんでした。
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さらにここで気になったことがひとつ。
松江って昔からの家並みが隣とびっちりくっ付いているんですね。なんででしょう?
建てる時、改築する時大変そうなんですけど・・・。
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TATSURO YAMASHITA PERFORMANCE 2024開演時間までまだ時間あるので、もともと日本銀行松江支店だったところを何度か改装してつい最近オープンした「カラコロ工房」で腹ごしらえ。
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幸せのピンクポスト ここから出した手紙を受け取った人は幸せになれるそうです。

その後17時に会場入り、終演が21時。そのライブの模様は こちら
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ホテルに帰る途中で見つけたイタリアン居酒屋でピザ食べて本日はここまで。

明日は出雲大社に移動します。その模様は次のブログでアップする予定です。










2024年10月17日

今年は島根で極上の音体験 山下達郎 PERFORMANCE 2024(ネタバレ注意!)

それにしても本当にチケット当たらない。
いったい何回 e-plusに同じこと入力すればいいんでしょう?

ここ数年は1ツアーで軽く100回はID PW 姓名 ルビ 同行者の姓名 年齢 メルアド 携帯番号etc.を入力させられます。なんでログイン情報保存できないんだろう?
さらにはファンクラブの人数も再募集を始めてしまったため増えて、会員でもなかなかチケット取れません。
そんな中、今年は自分のファンクラブ枠第5希望まですべてハズレ、同行者の第5希望でやっと当たったのが今回の 島根県民会館でありました。もうNHKホールや神奈川県民ホールなんて望むべくもありません。
まあ、単に運が悪いのだけかもしれませんが・・・。

ただ島根は達郎マニアにとってはある意味「聖地」なので、それはそれで良かったんですけどね。

相変わらず長すぎる前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。

島根県民会館は1968年開場の古いホール。
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国宝松江城から見た県民会館
「今年やっとトイレがウォッシュレットになった」とは達郎さんのMCトーク。
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日曜日なので5時開場6時開演。
購入したグッズはお決まりのツアーパンフのみ。
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ADD SOME MUSIC TODAYのTシャツにも一瞬食指を動かしかかりましたが。

席は1F26列 後ろから5列目くらいですが、小さめのホールだけにそれ程後ろという印象ではありません。

ほぼ6時ちょうどに、いつものようにドラムス小笠原拓海さんを先頭にメンバーがステージに現れ、客席から歓声が上がり、自分の持ち場に着きます。さらに歓声が大きくなりました。そう山下達郎の登場です。
ギターを肩にかけ、お馴染みカッティングのイントロが奏でられます。

1.SPARKLE  
そのお馴染みフェンダーテレキャスターのカッティングのイントロを聴いて、おっ クリアな音だ! 
ボーカル歌い出しはちょっとこもった感じかな?でもこれは自分の耳がPAから出る音に順応していないんですよね。いつもそうです。でも・・・

2.LOVE'S ON FIRE 
これはいい音だ!耳が慣れ始め、達郎さんの声がとてもクリアに聞こえます。
いやいや、ホールでこんなに歌がはっきり歌詞の一字一句が聞こえるのって大げさじゃなく初めてじゃないだろうか?島根県民会館大ホールは定員1537人。この手の多目的ホールとしては小さめの規模ですが、それだけのせいじゃなさそう。
MCで言ってましたが「恐らくこのホールに一番多く出演しているのは山下達郎」だそうです。
ところでこのLOVE'S ON FIREのスタジオ録音の演奏はすべて打ち込みで作られていると思いますが、これのフィジカル演奏を聴いてみたかったのです。いやいや上手い!個々のプレイヤーの実力は分かっているんだけれど、改めてバンドトータルとして放たれる音のタイトさ、まとまりは例える言葉が見つかりません。

3.人力飛行機
相変わらず最高の声質。籠もらず、かといってキンキンになることもなく、あたかもトラックダウンしたライブレコードの音質で聞こえます。そしてドラムとベースのグルーヴ感、そこに乗っかるホンキートンク調ピアノのバランス、もう何もかも完璧です。
この曲では、昨年のツアーから新たに参加している鳥山雄司さんのスライドギターソロが堪能できますが、その音色もボリュームもリズムセクションに対してベストなバランスでした。
それにしても達郎さん自身の声のなんと滑かなこと。ハイノートも無理に振り絞っている感全くゼロです。
「バルサは少し脆さが目立つ」
小学生の頃バルサ材買って、マブチモーターつけてシャシーだけのクルマ作ったっけ。

MC:「今日は親戚縁者はほとんど来てない」って分かりますよね。ここから出雲までは電車で1時間ほどです。
ここから夏の歌3連発ということで・・・
4.夏への扉
5.僕らの夏の夢
6.Sync Of Summer

この最新曲は昨年のツアーでも演奏されましたが、今でもこう言う曲調を作ってくれているのは昔からのファンにとっては誰でもとても嬉しい筈。一時期新曲はタイアップの要請からかバラードに偏っていた感がありますが、
この十年くらい、光と君へのレクイエムあたりからミディアムからアップテンポの「達郎節」が増えてますね。
もう一つ今回気づいたことは、エレキギターとアコースティックギターの持ち替えが結構頻繁だったこと。ステージの段取りより、曲のつながりのイメージ優先だったのでしょうか?

7.PAPER DOLL
去年までSOLID SLIDERでやっていたギター、サックス、キーボード×2のソロ回しは、今年はこの曲で。何廻り目の後に全員で音出しますが、ソロイストのテンション上がってもリズム隊は決して走りません。

8.ポケットミュージック
バックコーラスが美しいこの曲では、ハルナ ENA 三谷のアンサンブルを堪能出来るのですが、特にブレイク後のI CAN HEAR THE MUSIC,SENTIMENTAL MUSIC,IN THIS POCKET MUSICの部分が心に刺さります。ただ他の曲もそうでしたが、コーラスの音量もう少し大きければいいのになぁなんて思いました。今回のライブで音的にもう少し、なんて感じた唯一の部分でした。
ところで、昨年のインプレッションでも書いたのですが、ハルナさんって本当に唄いながらの腕のアクション無いんですよね。ついそんなところに目が行ってしまいます。

9.シャンプー
達郎さんがエレピの弾き語りで歌うこの曲は、宮里陽太さんのソプラノサックスが際立ちます。個人的には宮里さんのサックスの音色はアルトよりもソプラノの方が好みです。
達郎さんが奏でるエレピの音って、自分は楽器機材のことは詳しくなくどういったエフェクターを使っているか全く分かりませんが、ヘッドフォンで聴いているかの様な素晴らしい臨場感。曲のアウトロ最後の一音が今でも耳を離れません。

10.ONLY WITH YOU
11.I LOVE YOU‥‥Part II

恒例のアカペラコーナーは昨年に引き続きドゥーワップじゃないパターン。今年はBig Wave発売40周年とのことで、ONLY WITH YOUとI LOVE YOUを一人多重録音のテープに乗せて唄われました。ONLY WITH YOUの完全アカペラバージョンは今年のツアーが初出ではないでしょうか?

12.クリスマスイブ
初めて山下達郎のライブに来た人のため、これが人生一度きりの山下達郎ライブに来た人のために必ず演奏されるこの曲は、例年通りの演奏パターン。

ところでこれも例年通りですが、観客に向かって達郎さんからこんな問いかけが・・・。
「今日初めて生の山下達郎を見た人手を挙げて」
今回は結構多くて1/3くらいに感じました。
「吉と出るか、凶とでるか」
これも例年通りの台詞です。
ちなみに隣の席のカップルも挙手してましたが、女性はかなり感激の度合いが強かった様で、この後何度も目頭を押さえていました。良い回に当たりましたね。

13.蒼氓
以前は「希望という名の光」と年ごとにテレコで演奏されていましたが、ここ数年は蒼氓が続いています。
この曲は後半コーダの部分でかなりハイノートが連続するのですが、ここも楽々って感じで歌われました。
本当に今夜(今年)は喉の調子が良いようです。

14.さよなら夏の日
ギターをおろし、これだけワイヤレスマイクで唄います。途中でステージの右の袖、左の袖に移動しながらの歌唱です。途中の歌詞「ごらん、最後の虹が出たよ」の部分では毎回右手で空を仰ぎます。自分もカラオケで歌う時はこのまねをします(笑)

15.メリーゴーラウンド
サカナクションの山口一郎はNHK FMの自身の番組で山下達郎メロディーズを特集した際に、この曲を単に昨今のシティポップと呼んで済まされる楽曲じゃない。心して聴くべき音楽だと言っていたのが印象的でした。
このベースとドラムの最高のグルーヴ感、伊藤/小笠原のコンビは既に16年になります。

16.今日はなんだか
今回のSUGER BABE時代のナンバーはこの曲とアンコールのパレードの2曲。これも結構ハイノートが続く曲ですが、聴いていてそのことを意識させない程声の調子が良かったんですね。

17.LET'S DANCE BABY
お決まりのクラッカー発射後のコメントは「今日は高松より多い」
ちなみに自分は飛行機移動だったのでクラッカー持って行けませんでした。現地調達しようと思ったんですが、松江で売ってる場所見つけられませんでした。
後半のメドレーでは・LOVELAND, ISLAND・踊ろよ、フィッシュ・高気圧ガール・ヘロン・CHEER UP! THE SUMMER・THE THEME FROM BIG WAVEが歌われました。

18.アトムの子
途中に挿入されるTVアニメ鉄腕アトムの主題歌?10万馬力だ鉄腕アトムの「じゅーまん」が以前は裏声だったのが19年あたりから地声になりました。

ここからアンコール
拍手に迎えられチェックのシャツに着替えて再度登場した達郎さん、大きな正方形のパネルを持っています。
発売まで10日迫ったまりやさんのニューアルバム PRECIOUS DAYの紹介です。
「まりやは東京にいる」に開場からは落胆の声が。
達郎さん「これはオレのコンサートだ」

19.パレード
ここでふと気づいたことがあって、今回のライブ 例年と違ってギターのシールド(コード)が短いんじゃないか?と感じました。いつもだと達郎さんがギターを弾きながらステージ上を動き回る時に、ローディはシールドが引っかからない様にシールドたぐりながら達郎さんの後ろについて回るんですが、そういったシーンが一度もなかったんですよね。一応ギターにシールドは着いているんですけど、どうなっていたんでしょうかね?
ちなみにご存じない方に説明をすると、山下達郎はワイヤレスを嫌う人なので基本的にはギターとアンプ(エフェクターは介しているけれど)はシールドで繋いで音を出します。

20.RIDE ON TIME
これもお決まりのバンドメンバー紹介をソロ回しを伴って行います。
また、セットに設けられた「お立ち台」のマイクを通さずに「生歌」をやってくれましたが、2階席の後ろの皆さんへ ってご発言。先にも書いた様にここは音響良いし小さめだから楽勝だったと思います。

21.恋のブギウギトレイン
今日のライブもいよいよ佳境です。基本的に山下達郎のコンサートの音量はそれ程大きくはなく、というか聴きやすい適度な音なのですが、さすがにここまでくると意図的?に大音量になって、apple watchから90デシベル超えてますって警告がでました。そんな中でwoo boogie woogie love train c'mon! c'mon! の女声コーラスはとても心地よくまた可愛く聞こえます。

22.YOUR EYES
このアカペラのラストナンバーの前には必ず来場のお客さまにコメントがありますが、今回はSNSに対するクレームがなされました。具体的な書き込みに対する物言いではありませんでしたが、SNSで世の中荒んでいるという意味の発言でした。
しかし、これは私の個人的な憶測ですが、ジャニー喜多川の一件でまだまだ山下達郎という文字を目にしただけで脊髄反射する人が結構いるんだと感じます。さらには未だに松尾某はグジュグジュ言っているようですね。達郎さん自身はSNSとか一切やっていないとのことですが、誹謗中傷の葉書がサンデーソングブックには沢山届いていることは想像に難くはありません。

山下達郎のライブは演奏時間が長いことで有名ですが、今回はアンコール含め2時間45分。昨年の山形とほぼ同じ。今まで自分が経験した中で最長は3時間半で 3時間少しが平均的でしたが、年齢的なこともあってさすがに敢えて短めにしているとの話を昨年小笠原拓海さんの口からお聞きしました。曲数を以前より1〜2曲減らしているのと、曲中の各楽器のソロパートが明らかに短くなっていますね。

それは兎も角、今回の島根県民会館のライブは本当に素晴らしい歌、演奏、そして音響でした。特に達郎さんの声質は 71歳にしては・・・ではなくて、年齢がどうこうという以前に絶対的にとても上質な歌声でした。


明日は山下家ファンにとっての聖地、出雲に向かいます。
その模様は次回のブログで・・・。












2024年09月19日

まさかのXXIOゼクシオを使ってます。

久しぶりのゴルフネタであります。

6月に仕事関連のコンペに参加したら優勝してしまいました。
甲斐ヒルズカントリー倶楽部です。 スクリーンショット 2024-09-24 15.18.22.png
シャトレーゼが経営しているだけあって、茶店ではアイス食べ放題。ランチもケーキ食べ放題です。

20人規模の割には結構賞品も豪華で、今回の優勝賞品は ゼクシオドライバー
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ですが・・・
自分にとっては正直申しあげてあまり魅力があるクラブではありませんでした。

何故かって言うと、ゼクシオって月イチオジさんゴルファー向けで、典型的な マーケットインクラブのイメージが強いからです。
実力は兎も角、まあまあゴルフに入れ込んで「趣味はゴルフです」って言っている身からすると、「使っちゃいけないクラブ」もっと言うと「使っていると恥ずかしいクラブ」って思っておりました。
事実、自分がメンバーの太平洋クラブでメンバー同士の組み合わせでラウンドすると、ゼクシオ使っている人って皆無なんです。

ずっと以前に「 ゴルフ耳年増 」ってタイトルでブログ書いたんですが、ゴルフの本質をよく分かっていない人に売りやすくするために「 売り場での見てくれだけを重視した」「 練習場だけで上手く打てる」「 コストのかけ方が本末転倒」なクラブの仕事は決して受けないという某黒メガネのゴルフジャーナリスト(って誰だかすぐに分かっちゃうけど(笑))に感化されまくった自分にとっては、決して買わないクラブだった訳ですよ、XXIOって。

遡ってみれば、初代XXIOが発売されたのって2000年だったんですね。その時にゼクシオと世界初の高反発ドライバーCallawayERCとを迷ってERCを購入した訳ですが、その時はゼクシオもそれ程初心者向けって感じじゃなかった記憶があります。でもその後、メーカーのダンロップスポーツを始めとして他メーカードライバーの種類が一気に増えるにつけ、ゼクシオはどんどん一般レジャーゴルファー向けになって行った印象が強いです。
シャフトもどんどん柔らかくなって行ったと聴いております。同じダンロップスポーツの上級モデルSRIXONのRシャフトよりゼクシオのSシャフトの方が柔らかいなんてね。
これは「オレはシャフトはSなんだ。Rなんてヤワなクラブは使えるか!」って言い放っていた40~50台オジさんゴルファーが、20年後60~70台になった際にもSでもちゃんと打てるようにRより柔らかいシャフトにSという表記を付けてあげるという優しい(笑)気遣いなのです。
これぞマーケットインマーケティングの典型ですね。

で、折角いただいたもの、そのままヤフオク行きなんて失礼なことはできません。じゃあ購入したショップ教えてもらってSRIXONに取り替えてもらおうか?なんて思っておりましたが、よくよく見てみてみると、XXIOの後に の表記があります。

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これって通常のゼクシオと別モノ?

そしてネットでインプレッション見るとこれがかなり評判が良い。特にどこのどなたか良く知りませんが目つきが悪い(失礼)超辛口ゴルフYouTuberがベタ褒めしている。そしてあの松山英樹の試打動画(もちろんシャフトは普段松山が使用しているモノに差し替えてはいますが)を観るにつけ、このクラブ実はかなりいいんじゃないか?という印象が強くなってなってきました。
実際、SR表記のシャフトは40g台の表記にも拘わらず、かなりしっかりしています。さらにはクラブ総重量は300gを超えています。これは現在使っている Callaway PARADYM よりかなり重量あるんです。

だったら使ってみようってことで、コース(太平洋クラブ御殿場ウエスト)に持ち出してみました。

すると、何といきなり今年のハーフベスト40打で回れました。
飛距離はPARADYMとどっこいどっこいですが、ドローヒッターを標榜している自分が全く左にボールが行きません。かといって右に吹ける球もでなく、ほぼストレート〜若干のフェードで、タイミング良く捕まえられると理想的な軽いドローになります。
巷で良く聴く「新車効果」もあるのでしょうが、これはスコアが纏まるドライバーです。
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もちろん良いことずくめではなくて、自分が感じた欠点としては打感が硬くて打音も甲高い所。これはヘッドがカーボンコンポジットじゃ無いせいなのでしょうが、ボールの「捉まった感」があまり得られません。逆にいえばこのクラブで「捉まった感」を感じた時は凄くナイスショットになっています。自分の腕を差し置いて色々言えた柄では有りませんが、スィートエリアが狭いのかな?なんて思います。
あとは、シャフトのMiyazaki AX-3は中調子とのことですが、自分のスイング特性からするともう少しシャフトの先が動いた方が、より強い球が打てる気がしてます。
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そんなこんなで、ようやく涼しくなってきて秋のゴルフシーズン到来です。
ホームコースの太平洋江南、ヒルクレスト、美野里でどう言ったショットが打てて、どの位のスコアでラウンドできるのか?楽しみです。


2024年08月16日

風蓮湖から野付岬へ・・・道東をひとめぐり(その3)

東北海道旅行記3回目は根室花咲漁港の宿泊先から風蓮湖、そして野付を周遊しました。
ここで位置関係と経路のご紹介。 image.png

まずは2泊目宿泊した花咲港民宿から至近の景勝地「根室車石」へ
車輪を想わせる形をした『車石』は国の天然記念物に指定されている奇岩で、海底火山の噴火から放出された溶岩が海水中で急冷されて出来上がったもの。一番大きなモノは直径6mあります。
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なんか人工のオブジェの様にも見えますね。

ここから、今回の旅行で釧路湿原と並んで一番行きたかった風蓮湖に向かいます。
北海道って地図でよく見ると湖の数がかなり多くて、特に道東ではサロマ湖を始めとしてが海と繋がっている湖が結構あります。その中でも風蓮湖はラムサール条約に登録されている湿地で、尾瀬のように湿地のなかを木道で歩ける事に興味をそそられました。
自分は子供の頃から地図を見るのが好きで、特に近年Google mapという非常に便利なモノをいつでも気軽に使えるようになってから、まずは行き先の地形、景色を真っ先に見ない訳にはいきません。
この湖をGoogle mapで見た時にこれは是非行かなくてはと思った次第でした。
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エゾシカは結構見れました
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次に訪れたのは野付半島です。
野付って砂嘴(さし)という地形です。今回このブログを書くに於いて砂嘴と砂州(さす)の違いを初めて知ったのですが、この地図で分かるように砂嘴の先っぽが対岸に繋がって中が湖になると砂州なのだそうです。ちなみに天橋立は砂州とのこと
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ちなみにこれはapple mapからの切り取り。 航空写真の場合、往々にしてgoogle mapより  
apple mapの方が精度が高いと思います

この細長い半島はクルマで突端とは言いませんが、結構先まで行くことができます。
その途中では・・・
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ツガイの丹頂がちょうど飛び立つところに遭遇しました。
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野付、よそではなかなか見られない景色でした。

この後、中標津(なかしべつ)に移動し翌日は霧で全く見えない摩周湖に寄ってから帰京しました。
IMG_2077.jpeg 中標津の街中にて

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今回の旅行で、道東の牧草地帯はとてつもなく広いという予備知識はありましたけれど、実際にこの目で見てみると想像を遥かに超えていました。
ところがこの写真の様に牛が放牧されているのはほんの僅かという事実は意外でした。地元の方にお聞きすると、殆どの牧場は単に牛舎に閉じ込められ飼育されている乳牛の餌として牧草を生育するためだけにあるんですね。
放牧されている乳牛と牛舎に閉じ込められている乳牛。どちらから採れる牛乳の品質が良いか?は推して知るべしですね。

それは兎も角として、この4日間道東の一面の緑と綺麗な空気に触れ続け、大いにリフレッシュできたと思います。






2024年08月12日

霧多布 納沙布 花咲・・・道東をひとめぐり(その2)

道東めぐりの第2回です。
2日目はレンタカーで根室まで移動します。
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釧路から厚岸(あっけし)〜霧多布(きりたっぷ)〜納沙布(のさっぷ)〜根室と移動
釧路駅近のトヨタレンタカーで借りたTOYOTA ROOMYは。オドメータの数値が20キロ。ということはまっさらの新車〜我々が最初の借主だった訳です
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排気量1000ccの割りによく走ります。燃費も22km/Lオーバーを記録

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厚岸大橋を渡って海沿いの道に出ます 国道44⇒道々123

霧多布岬に着きました。その名の通りかなりの霧が出ていました
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一瞬ですがラッコが泳いでいるのが見えましたよ


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霧多布以外にもそこここで見られたキタキツネくん

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カモメなのかウミネコなのかが群棲しています。


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北太平洋シーサイドラインと呼ばれる海沿いの道はいったん内陸に入り、JR根室本線に平行して走ります。(根室本線のうち釧路〜根室間は花咲線と呼ばれているようです)
別当賀駅(べっとが)という標識にさ誘われてコンビニでもあるかな?と思い駅に行ってみると・・・
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駅舎だけぽつんとある超超ローカルステーション。その駅舎も貨車を改造して作られた小屋としか呼びようがないもの

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こちらはホーム側


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根室方面 日に4本、釧路方面日に6本しかきません。

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プラットホームが砂利です。
後でネットを見ると、この駅鉄ちゃんには結構有名みたいです。

ちなみに終着駅根室はこんな感じ。駅前にはロータリーもあって観光センターでお土産も売られていました。
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しかし何故ポストが黄色?

ここから今日のうちに日本最東端 納沙布岬にいってみましょう。
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ご覧の通りここも霧が出ていて、残念ながら5キロちょっとしか距離の無い歯舞諸島は見られませんでした


この日の宿泊は根室から少し戻った太平洋に面した花咲港の民宿

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サンマ漁のため集魚灯を搭載した漁船が停泊。でも最近はサンマは不漁だそうです


夕食はオプションで地元名物 花咲ガニをまるごと一杯いただきました。
これだけでかなりのボリュームでした。
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殻が固くて棘も多く、身にたどり着くのにかなり難儀しました



という訳で、2日目はここまで。
3日目は風蓮湖、野付岬を経由して中標津に向かいます。

2024年07月27日

1972ミュンヘンから2024パリへ バレーボール金メダルへの道

パリオリンピックが本日いよいよ開幕します。

今回のオリンピックで個人的に一番期待しているのが、男子バレーボールであります。
中心選手の石川祐希、高橋藍が現在世界最高峰イタリアプロリーグで活躍しているニュースが聞こえ、最新の世界ランキングで日本が2位にランクされるなど、一昔前では考えられない活躍ぶりです。
これはもういの一番に応援しない訳にはいきません。

時は遡って1972年。ミュンヘンオリンピックで日本男子バレーボールチームが見事に金メダルを獲得したことをご記憶の方は、現在還暦過ぎであればたくさんいらっしゃると思います。
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この私、中学生時代バレーボール部だったこともあり、バレーボール日本リーグや海外強豪チームとの親善試合などをテレビ中継でよく観ていましたし、東京体育館に日本リーグを観戦に行ったことも何度かありました。
ここからはすべて私の記憶と私見による記述です。その記憶も当時のテレビ中継での解説と一部の書籍から得た知識がすべて。ネットで調べてとか全くナシで書いていきます。かなりオタク入ってますのでそこんとこご理解よろしくお願いいたします。
でもここで書いたことを知っていただいた上でパリオリンピックのバレーボールをテレビ観戦すると、より楽しめると思います。

さて当時日本チームは、松平康隆監督の下1964年から8年計画で金メダルを目指してチーム作りを行い、東京銅メダル、メキシコ銀メダルに続いて当然ミュンヘン大会は金メダルを目指していました。そして大会が近づくにつれ、日本中から金メダル獲得の期待を受けていたと言っても大げさではない状況でした。
当時の世界バレーボール界は共産圏各国がしのぎを削っており、日本を除いて強豪国はすべて東欧諸国で占められておりました。その中でも各国独自のプレイスタイルを持ち、それらは「世界4大流儀」と呼ばれておりました。
力のソ連、技のチェコスロバキア、高さの東ドイツ、そして速攻コンビネーションの日本。
それに加えてブルガリア、ポーランド、ルーマニアなどが上位を占めていました。
ところで現在世界ランキング1位はポーランドなんですってね。
体格的に敵わない日本チームは、強力なスパイクを誇るソ連、高いブロックと相手のブロックの上から打ってくる東独に対抗するために、セッターからのトスが頂点に上がる前に打つクイック攻撃(Aクイック)、ネットと平行に速く長く低いトスを打つBクイック、そのトスをセッターが後ろに上げるそれぞれCクイック、Dクイック。またそれらを組み合わせ囮のクイックで相手のブロックを引きつけ、別のアタッカーがノーマークで相手のコートに打ち込む時間差攻撃などを開発し、共産圏の大きな選手達に互角に渡り合いました。この時間差攻撃は海外でもJIKANZAと呼ばれていたそうです。
特にこの日本独自の速攻コンビネーションバレーは、高さの東ドイツには威力を発揮し、ミュンヘン大会の決勝戦がその東ドイツだったのは日本にとっては幸運でした。というのも日本はソ連の強打をなかなかブロックできずにいて、五輪前の親善試合でも対戦成績は5割以下だった思います。クラフチェンコを始めとする体重100kgを超えるメガトン打線は日本のブロックが無きが如く粉砕していたのでしたが、このソ連の強打を準決勝でことごとくブロックして決勝に勝ち上がってきたのがシュナイダー、シュルツ、シューマンの3Sを擁するその東ドイツだったのでした。
力は高さに弱く、高さはコンビネーションに弱い。この図式が上手く当て嵌まったのも実力に加えて、時の運だったのかもしれません。
実はこの時、日本速攻コンビネーションにもう一つのワザが加わっていました。それが中心プレイヤーだった森田淳吾選手の「一人時間差攻撃」でした。この一人時間差というのは、例えば、一旦Aクイックのタイミングでセッターに近づき、相手ブロッカーがそれにつられてブロックに飛んだタイミングであえて打たずに相手が降りた頃に少し高めのトスをノーブロックで相手コートにたたき込むといったワザです。さらにそれがAクイックからBクイックに移動、BからAへ移動、一番凄かったのはAからセッターの後ろに回ってCに移動すると言ったバリエーションもあって、これで相手ブロッカーは全くついて来れない状態になります。
この一人時間差はミュンヘンオリンピックの同年に確かポーランドかブルガリアとかの親善試合で初披露された攻撃でしたが、それを見て驚いたのと同時に、これオリンピックの本番までなんで隠しておかなかったのか?心配になった記憶がありました。
でこれには、超私的後日談がありまして・・・。
10年ほど前、私が仕事の絡みでとあるゴルフコンペに参加した時のこと。当日のメンバー表に「森田淳吾」の名前が!これは絶対サインをもらおうと思い、月刊バレーボール臨時増刊ミュンヘンオリンピック特集号を持ってクラブハウスで森田さんを探し(身長194cmだからすぐに探せました(笑))サインをお願いしたら、何と・・・
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「一人時間差 森田淳吾」 のサイン
回りにいらした皆さんに森田さんご本人がこれだよ、これ!って解説されておられました.。


この写真でよく分かると思いますが、相手ブロッカー(ブルガリアのエース ズラタノフ選手)は全然違うところにブロックに飛んでますね。
ちなみにこの試合はバレー史上どころか日本スポーツ史上に残る超大逆転劇、準決勝の日本対ブルガリア戦であります。2セット先取されてから3セットを奪い返し、それも5セット目3−9から逆転した名試合でした。
ここで日本チームの選手個々に目を向けて見れば、世界に互する大砲アタッカー大古と横田、そしてその世界一のセンタープレイヤー森田、名セッター猫田、クイック攻撃の要木村などその時代の世界的プレイヤーがレギュラーを固め、ピンチ凌いだ東京五輪時代からのベテラン中村、南。若手オールラウンダーの嶋岡、この大会のラッキーボーイ的存在の西本、深尾などチームの総合力として凄く噛み合ったチームでした。考えてみれば団体競技で金メダルを取ると言うことは、こういうことなんだな、と今回改めて思います。
このオリンピックに向けて、また松平監督も日本人の目を男子バレーボールチーム向けようと監督業に加えて、広報活動に注力されていました。64年の東洋の魔女で女子バレーが国民的人気を博した後、男子だって銅メダルを獲ったんだ、8年後に金メダルを獲るんだって色々なところでアピールし、ミュンヘン大会直前にはチームをモデルとしたテレビアニメの放送も実現させました。

ところが男子バレーボールはその後、凋落の一途をたどりました。メダル獲得はおろか、予選敗退でオリンピック出場さえ叶わない低迷期に突入します。
先に書いた様に日本の強みは速攻コンビネーションだった訳ですが、力と高さに頼っていた世界の強豪国も速攻コンビネーションを取り入れた事に加え、バレーボール自体のルール改訂が起因していると私は考えます。
実は、日本の金メダルチームのには速攻コンビネーション以外にもう一つ他国に秀でていたストロングポイントがあったのです。それは2段トスからのスパイク。2段トスとは後衛から前衛に向かって斜め後方から上げられたトスで、そのトスを打つ技術が日本選手は他国より優れていました。相手のスパイクが味方のブロックにワンタッチし、それを後衛プレイヤーが拾って2段トスを上げ、前衛のスパイカーが打ちます。これが日本は上手かったのです。
ところがミュンヘンの次大会モントリオールに後ルール改訂が行われ、ブロックに当たったワンタッチはカウントされなくなりました。つまり相手のスパイクが味方のブロックに当たって後衛のレシーバーがひろった後、セッターが改めてトスを上げ直す事ができるようになったのです。もちろん日本にとっても速攻コンビネーションを行う機会は増えましたが、2段トスからのスパイクが不得手な外国チームには追い風となった訳です。

それから約半世紀を経て、サッカーなどと同様に海外のトップリーグに日本人選手が進出することになって、ようやく日本男子バレーボールが世界の頂点を目指すチャンスがやってきました。
果たしてパリオリンピックで日本男子バレーボールチームは52年ぶりの金メダルを獲ることができるでしょうか?
大いに期待してテレビ観戦したいです。

2024年07月02日

釧路 根室 野付・・・道東をひとめぐり(その1)

いままで旅行についてこのブログで書いてきたコンテンツは海外ばかり。
その中でも殆どがハワイネタ。
今年は3月に行ったタヒチで3回ほどネタをアップしました。
でも、国内旅行については出張帰りと達郎ライブのついでに訪れた京都くらいです。

そこで今回は、たまには国内と言うことで久しぶり(15年くらい?)に旅した北海道、それもほぼ初めて訪れた道東の南部について書いてみたいと思います。

そもそも今回このタイミングで 中標津(なかしべつ)にお住まいの方をお訪ねするという目的があり、折角東北海道行くのであればその周囲を回ってみようって事になり、旅の予定を立てました。

3泊4日の旅程はこんな感じ
・1日目 羽田⇒釧路空港 釧路湿原 帯広泊
・2日目 釧路⇒根室 納沙布岬など 花咲港泊
・3日目 根室⇒中標津 野付半島など 中標津泊
・4日目 中標津空港⇒羽田

羽田 7:40発ANA釧路行き Air DO機材B737-700 は 釧路空港定時着、そこからバスで約1時間でJR釧路駅に到着
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駅前のホテルに荷物を預け、いきなり今回の旅で一番楽しみにしていた観光列車「 ノロッコ号」で 釧路湿原を巡ります。このノロッコ号という列車は広大な釧路湿原の中を釧路川に沿って縫うように走るディーゼル機関車に牽引される5両連結の100%観光目的の列車です。
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街中から湿原に入るとノロッコ号はスピードを落とします。
女性乗務員のアナウンスで湿原についてのガイドが始まります。
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すると エゾシカが群れをなして草を啄んでいる姿が・・・
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川にはツアーのカヌーが見えます。本当はカヌーツアーに参加したかったのですが、時間に制約があったので今回はパス。(タヒチで十分カヤック漕いだからいいかって?)
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ノロッコ号は釧路湿原の途中 塘路(とうろ)という駅で引き返します。
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帰路 釧路湿原駅で途中下車、徒歩10分ほどの展望台からの景色
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さて釧路に戻って、少しお腹が空いたのでこんなところに行きました。
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釧路名物「 勝手丼
駅近「 和商市場」の中にある惣菜屋さんでどんぶり飯を買って、何軒もある海鮮屋で新鮮な魚貝ネタを購入〜ご飯に載せていただきます。
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どのネタも美味しそうで、あれもこれもって選んでいくとすぐに2000円くらいになっちゃう。

ところで、今回の旅行であまり良くない意味で一番印象的だったのが、釧路の町並みが非常に寂れていたこと。
朽ち果てたビルやどう見ても10年はシャッター締まったままの店舗など。人通りもあまり多くなく・・・

そんな中で、この店だけはお客さんでいっぱいでした。
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特に地元の高校生が押し寄せていましたが、東京に比べて物価安いとは言えども釧路の高校生って結構贅沢してるんだな、なんて思ったりして
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奥:釧路名物「 スパかつ
手前:ビーフシチュー&オムライス
どっちも凄いボリューム
確かに特にスパかつは美味しかったです。高校生これの大盛り食べてました。

という訳で、初日の帯広だけでこんなに長くなってしまいました。
2日目以降は近々にアップする事にします。












2024年05月28日

楽園タヒチのローカルアイランド滞在記 Vol.3 フアヒネ島1周クルーズ

タヒチ フアヒネ島へ行ってから2ヶ月が経ってしまいました。
でも、未だにドリームアイランド HUAHINEにうなされている毎日であります。
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たまたま昨晩YouTubeサーフィン(そんな言葉あるのかな?NETサーフィンのYouTube判って意味ね)してたら、日本人のモーレア島訪問記VLOGが出てきたので見たのですが、正直 全く心がときめかなかったんです。
映像のクオリティのせいもあるかと思いますが、そこに映る景色がどうもありきたりのリゾートというか人造物が多い印象で、さらにいかにも観光客向けのタヒチアンダンスショーとか自分が描いていた夢の世界とは何か違う。椰子の木に豆電球とか捲いてあるって、グアムの三流リゾートじゃないんですから・・・。
以前自分が行った際に、正にゴーギャンが「古城のようだ」と感嘆した緑溢れ奇岩がそびえ立つモーレアとはかけ離れちゃった印象です。それでも初めて行く、人見る人にとってはこれでも十分「夢の島」なのでしょうね、きっと。もちろんそれらの観光地化された場所を離れれば昔の姿が残っている地域が殆どなのでしょうが・・・。まあ、自分が訪れた35年前と変わらない事を望む方が無理なのかもしれません。

でも、それもこれも今回滞在したフアヒネ島の自然があまりにも素晴らしかったからに他なりません。
という訳で、今回はフアヒネ島滞在3日目に参加したエクスカージョン 3 in 1クルーズのお話しをしてみたいと思います。

この3in 1というのはフアヒネ島最大というか唯一の街FAREから20人ほどが乗れるカタマランで島を一周(正確に言うと約2/3周)して、途中3箇所のシューノーケリングとMOTU(モツ=環礁を取り巻く小島)に上陸してランチするエクスカージョン=多数の人が一緒に行なう日帰り小旅行です。
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出港するFAREまではLe Truck トラックの荷台に乗って30分ほどかかるのですが、その荷台から見る景色も素敵であります。
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行程はこんな感じ
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このA.B.C.の3箇所でシュノーケリングを体験し、MOTU(環礁の外周に有る小島)で食事をするツアーなのですが、何よりもその途中でボートから見る景色が素晴らしい。島に生い茂るグリーンと海のエメラルド&ターコイズブルーが目に優しく、身体にあたる風が都会生活でたまった毒素や日頃の悩み事から浄化してくれます。
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FAREの桟橋を出港して僅かなところで早速海に飛び込むと・・・
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いきなりこんな世界になります。

そのあとのポイントではさらに多くの熱帯性海水魚が正に手が届くところで見られました。
このボートのキャプテンが何かを魚に与えると・・・・
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チョウチョウウオってバナナが好みなんですね!
そしてワタクシがそこに入っていくと
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もう魚まみれになってしまいました。

しかし、この海の色の素晴らしさは何者にも代え難いですね!
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MOTUではでその場で作る ポアゾンクリュ(鮪のココナッツミルク&ライム和え)をいただきました。
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そのテーブルも海の中であります。
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この後もう1箇所でシュノーケルを楽しんで、ボートは帰路に向かいます。
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この海域ではマンタを何匹も見かけました。写真は撮れなかったけど
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それぞれの参加者が宿泊するホテルの桟橋に横付けしてくれます。

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今日も1日思いっきりマイナスイオンを取り込んで心身ともさらにリフレッシュできました。

ただひとつだけ不思議なことがあって、これだけ紫外線浴びているのに日焼けはすれど疲れを感じないんですよね。普通夏に特に海で1日外にいるとカラダが結構だるくなるのが常なのですが・・・。
それもこれもタヒチの気候、空気のせいなのでしょうか?

今日も日が暮れます。
さて、明日は何をしようかな?
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このエクスカージョンの模様を動画で YouTubeにアップしています。

お時間あったら是非ご覧下さい!

2024年05月10日

楽園タヒチのホテルライフ〜フアヒネ島に来ています(その2)

タヒチ ウィンドワード諸島のフアヒネ島訪問記 前回 に続いて2回目です。
今回はホテルライフを中心にご紹介しましょう。

HOTEL LE MAHANA エントランスから続くロビー〜チェックインカウンターも茅葺きの南国ムード満点です。
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風通しの良さはこれ以上ありません。

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バンガローこんな感じです
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ルマハナ 対岸から見るとこんな感じ
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ところで、空港からホテル向かう道すがら送迎のバンのドライバーに、これほど道路が海と接しているけど海水で道やシーサイドに建つ家屋が浸水してしまわないの?と聞くとそれは決してない、との答え。

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こんな海ぎりぎりにバンガローが建っていて、しかもこの砂浜の幅は毎日変わっていないように感じました。

ハリケーンとかもそうだし、そもそも満ち潮で海水が押し寄せることないのかと思いますが、どうも大丈夫らしい。そう言われてみると滞在中6日間ですが砂浜の幅があまり変わっていないように感じました。これって沖合のリーフで海水が遮られているせいなのでしょうか?

今回フアヒネ島は実質5日間滞在した訳ですが、1日は海から島ほぼ一周のシュノーケルクルーズに参加し、もう1日はレンタカー借りて自力で陸地を一周しましたが、残りはホテル前のビーチでシュノーケリングとカヤックをそれぞれ1〜2時間ずつ。
後はホテルでゆったりのんびり過ごしました。
このホテルでは宿泊料金に朝食と夕食が含まれていて、そういった面からも費用的に十分リーズナブルだったかと思います。

その食事について
朝食はビッフェ 種類はそれ程豊富とは言えず、毎日同じなのでちょっと残念でしたが、砂浜の上のテーブル&チェアーで海を見ながら、優しい日差しと爽やかな風、鳥のさえずりの下でいただくクロワッサンとフレッシュフルーツとコーヒーは正にEYE OPENERでありました。
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ディナーは、二人で前菜1とメインディッシュ2(ウエイトレスが英語殆どダメでそれで合ってたのか分かりませんが)をオーダーできます。毎日同じメニューなのですが1週間はかろうじて違うモノを食べられるかなって感じでした。
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タヒチと言えばビールはヒナノ

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シーフード、パスタ、チキン、ビーフ色々ありましたが、このステーキが一番美味しかったかな。

今までこの ブログで何度も書いてます が、自分にとって南の島のリゾートで最も重要視することのひとつは夕陽です。だからリゾートホテルは西向きの海にに面していることがマストと思ってます。そしてマウイ島のようにその海の向こうに島があると尚更GOODです。
ここフアヒネ島の西向きの海岸に位置するルマハナは遠くにライアテア島を望みます。ちょうどこの季節はそのライアテア島に夕陽が沈みます。ただし高い山がある島なのでどうしても雲が出がちですが・・・。
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2024年03月29日

タヒチ フアヒネ島に来ています Vol.1

今、フレンチポリネシア タヒチのフアヒネ島に来ています。
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タヒチには1989年以来35年ぶりの訪問になります。

その35年前は当時モーレア島に有ったCLUB MED(地中海クラブ)に滞在したのですが、その際、島の景色と島を囲む海のあまりの美しさ、さらには気候の良さにすっかり魅了されて、これは絶対にまた訪れるべきところと心に決めていました。しかしその後、より行きやすいハワイに行く回数が増え、気がついたら人生も後半戦に。
そろそろタヒチに行かなくちゃと思ったところにコロナ禍騒ぎが巻き起こり、海外旅行どころじゃなくなったのですが、タヒチへの直行便が復活しこの度ようやく実現の運びとなりました。

以前から次のタヒチは、その名前は誰でも聞いたことあると思われるボラボラ島に行こうと思っていた訳ですが、水上コテージで有名なボラボラ島のホテルってその価格がとてつもなく高い。だって1泊15万円って宝くじでも当たらない限り一般市民には手が出せませんよね。

じゃあって事で色々調べた結果、タヒチ本島とボラボラ島の間にあるフアヒネと言う島に行く事に決定しました。折しもTAHITI AIR NUIの日本便就航復活のセールでかなり安い航空運賃とフアヒネ宿泊代が確保できたのも大きな理由です。実は今回計画立てるまでフアヒネ島の存在すら知らなかったんですけどね。
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ここで、ご存じない方に(意外と知らない人多い)そもそもタヒチってどこにあるのかをご説明しますと、一番分かりやすく言えばハワイの真下、赤道を挟んで反対側(の少し東側)にあると言えばご理解いただけますでしょうか?

成田から直行便で11時間、7時間のハワイに比べれば遠いですが、それだけの価値は十二分にあると思います。更に観光客の大部分はタヒチ本島からプロペラ機を乗り継いで、先に書いたモーレア、ボラボラ、今回行ったフアヒネ、さらにはダイビングの聖地といわれるランギロアなどに行きます。そういった意味ではオアフだけに留まる人が大半のハワイとは対極ですね。

さて前置きはこのくらいにして、成田にはこのところ寒さがぶり返して国内移動の服を考えてクルマでの移動を選択。8日間で4000円弱で駐車できるABCパーキング利用は高速代を含めてもリムジンバスやNEXTより遙かにリーズナブルです。

ハワイが羽田から行けるようになってから、成田の第2ターミナル何年ぶりでしょう?随分変わっていて結構お上りさん状態に陥りました。
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マリンブルーの塗装と垂直尾翼にタヒチの花ティアレが描かれたAIR TAHITI NUI BOEING 787-9 BORA BORA号は定刻から若干遅れてテイクオフ。9500km離れたタヒチ島パペーテ ファアア空港を目指します。
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機内のカラーも南国ムード満載です。

今回のフライトは乗客ガラガラでご覧の通り。ほぼ3人席に1人の割合。当然誰もがこんな具合で睡眠をとっています。
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チェックインカウンターでエキストラ払ってプレエコで行こうか?なんて話してましたが、やめて大正解!

こんなに空いている飛行機って1980年12月31日に乗ったSFO→NRTのJAL B747以来でしょうか。しかしこれってどうも喜んでばかりいられないみたいです。なぜなら日本からの搭乗客が少なすぎて、また直行便無くなっちゃうじゃないかと。事実、ゴールデンウィーク以降10月末までまた成田便お休みとのこと。AIR TAHITI NUIの就航機材ってB787を4機しか保有していなく、日本からの乗客が少ないためその分をLA便に振り分けるみたいです。さらに現地で聞いたら、この夏は欧米からの観光客でどこの島のホテルも既に満杯だそうです。そうすると日本人はタヒチに行くこと自体非常に困難になりますからね。

さて、BORA BORA号は追い風ジェット気流に乗りシートモニターを見るとなんと音速以上で飛んでます。結果 予定より大幅に早く10時間20分ほどでタヒチに到着することになります。
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ここからの続きは こちら でご覧下さい

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