という話を書きましたが、今回は新築後の登記の話です。
自分で登記するというのは、難しいと思われるかもしれませんが、わが市の法務局には、細々教えてくれる部屋があり、専門の人が丁寧に書き方などを教えてくれました。
何回か法務局へ足を運ぶつもりで通えば簡単とは言いませんが、個人でできます。
確か建物が完成したあとの登記は二つ、新築住宅の所有者を登記する「所有権保存登記」と新築資金のローンのため「抵当権設定登記」だったと思います。
マイホームも完成入居してからですので、新しい家具や電化製品も買い換えたいですよね。
けっこう物入りで手元の貯金もあとわずか、司法書士にお願いすれば、10万〜20万、できることなら、と、自分で全てやってみました。
何が難しいかって言えば、図面です。
保存登記する際の土地の位置関係と家屋の位置、そして、家屋の形と寸法を書いた図面です。
自分で作った図面です。
用紙自体はB4判で文房具屋さんに売っています。
自分の場合、買いましたが、結局PCで作ってしまいました。
ポイントとしては、
■縮尺を決めて図面を書く。
右側の図面は土地の配置と、土地の何処に家 が建っているか境界からの寸法を書き入れます。
縮尺は500分の一、土地を買った時の公図から書き起こします。
■建物の端数処理を間違わない。
左側には建物の1F・2Fの形と寸法を書き確か面積を書きます。
縮尺は250分の一です。
どちらの図面も、ネットからフリーの平面のCADソフトをダウンロードして書きました。
今思えば、パワーポイントでも、出力時の基本寸法だけ合わせて、書いていけばそれでも良かったなと思います。
縮尺自体はあまり厳密でなくとも、形が実際と違わなければ良さげで、畳の長さ1,800?oを1/200で書く場合は、9?oで出力されるように書けば良いだけです。
若しくは、図面だけお金を払って建築設計士に書いてもらう手もあります。
抵当権設定登記は、借りた金融機関から書類が来たのを持っていって手続きで、登記後の登記簿謄本等を未開封のまま、金融機関へ郵送します。
何回か法務局に足を運んで手続きをすれば20万円浮きます。
各種お役所に届け出る物で本人ができないものは無いと思います。
■自分でできる不動産登記
Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング
【このカテゴリーの最新記事】
- no image