パン職人・塚本久美
塚本は1人で山奥でパンを焼き、ネットのみで販売している。
そのパンが非常に人気で、1ヶ月半待ちの状態になることもあるという。
そんな塚本のセブンルールをいくつか紹介する。
塚本のルール「レシピは公開する」
塚本は、自分が考案したパンのレシピをブログなどで公開している。
レシピは共有財産のようなものだと考えているようだ。
塚本のパン作りの師匠は、「レシピは音楽でいうと楽譜のようなもの」だと考えているらしく、塚本もそういう考えのようだ。
パンの酵母は気温や湿度に敏感で、同じレシピを見て同じように作ったとしても、毎回同じ物は作れない。
ましてや違う人が作るとなると、手の皮膚にある菌、感性、テンポが違うため、まったく違うパンになるらしい。
レシピの公開は、業界の発展につながる可能性がある。
公開されたレシピを別のパン職人が見てインスパイアされ、新しいものが生まれる、といったことが起こり得るため、レシピ公開は業界の発展につながる可能性があるといえる。
以前、ある格闘家が言っていたが、
・新しい技術を仕入れたら、それを仲間と共有する。
・その技術を身につけるとともに、その技術を相手にやられたときの対策もみんなで考える。
という取り組みをやっていたという。
新しい技術を自分だけ身につけたとしても、それを使ったら、その後すぐに研究され、いずれは攻略される。
攻略されるのは時間の問題だから、いっそのこと自分たちで攻略して、格闘技界の発展を早めようという考え方である。
業界の発展を早めることで、結果的に自分がより早く高みに達することができるということだろう。
塚本のルール「師匠とは違う道をいく」
塚本にはパン作りの師匠がいるのだが、師匠のパンの味は「実家の味」みたいなものだという。
師匠に学んだことをそのままやっていても、当然師匠の方が上である。
だから塚本は、自分の道をいく。
師匠から学んだ基礎的な部分は大切にしつつ、自分の道を切り開いていく。
そういう姿勢が大切なのだろう。
まとめ
・パン職人はハードな仕事である。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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