小学校の臨時講師だった男
その男の名はナカガワ。
当時、小学校の臨時講師をしていた。
ある時、彼は「仕事をがんばった自分へのご褒美」と称して大人のお店(風俗店)へ行った。
その店で激しい頭痛に襲われて倒れ、店の人に救急車を呼んでもらって搬送された。
そして病院で、くも膜下出血だと診断された。
手術をしてどうにか命は助かったのだが・・・
そこから彼の戦いは始まった。
母「アンタどこで倒れてたの?」
手術後、病院にお見舞いに来た母親に、
「アンタどこで倒れてたの?」
と質問された。素直に言うわけにはいかないナカガワはこう答えた。
「発症した前後の記憶が無い」
どうにかその場はやり過ごしたのだが、その後、いろいろあって弟にはバレてしまった。
弟には口止めをして、なんとか両親にはバレないようにした。
ナカガワ vs 両親&親戚12人
病院に、両親と親戚12人がお見舞いにやってきた。
そしてまた「どこで倒れたのか?」を追及されてしまう。
さらに、お店に靴を忘れてきていたため、「なぜ靴がないのか?」という部分も追及されてしまった。
ナカガワは「早く帰ってくれ」「なぜそんなに追及してくるのか」と思っていた。
親戚がワーワー言っていると、話を聞いていた叔父が「うるさい!ほかの患者さんに迷惑だ!」と言ってその場を収めた。
おそらく何かを感づいた叔父が、ナカガワを助けてくれたのだと考えられる。
手術から1ヶ月後
手術から1ヶ月後、退院することになり、お世話になった医者などにお礼に行った。
その時、母は言った。
「もう1ヶ所、お礼しなきゃね」
母は、どこで倒れたのかを知っていたようだった。
親戚12人との対決の後、不審に思った父が弟に探りを入れ、弟が父に真実を話し、それが母にも伝えられたようだ。
人生が大きく変わった
くも膜下出血を発症する前、ナカガワは小学校の臨時講師をしていた。
しかし退院後、昔からの憧れだった漫画家を目指すことを決意した。
そして漫画家になり、この出来事を漫画にした。
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そして、この漫画が実写映画化され、モントリオール映画祭に呼ばれることになる。
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ナカガワは語る。
「自分の恥が世界中に・・・」
まとめ
・いろんなことが起こるのが人生である。
・つらいことが起こった時、「それをどうやってプラスに変換するか」を考えることが大切である。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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