世の中をなめすぎて逮捕されちゃった先生 として登場。
彼は2000年代に「時代の寵児」と呼ばれるほど世間を騒がせた人物である。
そんな彼が、 新たな挑戦をする人たちが逮捕されないための授業 をしてくれた。
彼はライブドアの代表取締役だったころ、世の中に注目された。
大阪近鉄バファローズという球団を買おうとする。
↓
拒否される。
東北に新球団を設立しようとする。
↓
楽天に持っていかれる。
日本放送を買おうとする。
↓
反発され、失敗。
政治家になるため、広島にて出馬。
↓
落選
このような大きな挑戦を、わずか2年ほどの間におこなった。
普通の人では思いもつかないことに挑戦する。これはとてもすごいことだと思う。
全てが彼の思惑どおりに進んだわけではないだろうが、「想定の範囲内」ということで、次々に挑戦を続けた。
だが結果を見ると、彼を良く思っていない人たちの反発により失敗することが多かったようだ。
なぜそうなってしまったのか?
当時の彼には、こんな持論があった。
「本質を極めるのに雰囲気はいらない」
本質=仕事。雰囲気=見た目。
見た目などどうでもいいと考えていた彼は、シャツを着てネクタイを締めるという行為をしなかった。
さらに、新たに挑戦する業界の、いわゆるお偉いさんたちに挨拶をしなかった。
こういうところから、礼儀がなっていない失礼なやつだと認識されたようだ。
当時を振り返り、堀江先生は語る。
「失礼」と「生意気」は違うのだ、と。
10の信用で100の金は集まるが、100の金で10の信用は買えない。
そういうことに気づかされたという。
その後、証券取引法違反容疑で逮捕され、刑務所に収監された。
そこで彼は、 無地の紙袋をひたすら折る仕事 をすることになる。
1日50個のノルマがあり、最初はうまくできなかったという。
しかし工夫を重ね、最終的には1日79個できるようになった。
「仕事」について、彼はこう語る。
「仕事が好きになれない人は、好きになるほどハマっていないのだ」
「与えられた仕事」でも、工夫して「作り出す仕事」に変えれば楽しくなるのだという。
やりたくない仕事だからと文句を言うより、とにかくその仕事と向き合って全力でやってみる。
そうすることで見えてくるものがあるのだろう。
「しくじってもマイナスにはならない。ゼロになるだけ」
何かに挑戦する人に勇気を与える言葉だ。
堀江貴文先生、ありがとうございました。
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