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2020年08月08日
渇水を避けて尻別川上流へ
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鈴川と相川橋付近でウェットフライ
8月最初の釣行、とはいっても、すでに1週間ちかくが経過した6日に尻別川上流に赴いた。夏日が続いて、水温上昇の大きい本流は難しいということから、本流に流れ込む支流に向かった。だが予想以上に渇水が酷くて釣りになりそうもない。
仕方なく、鈴川方面のいつもの尻別川本流でウェットフライを行う事にした。
この場所は何の変哲もないザラ瀬の続くポイントだが、釣り下ると現れる淵や水深のある平瀬では、早朝や夕まず目時には虹鱒やヤマメの型ものが上がることがある。
だから、尻別川でも人気ポイントのひとつとなっているが、当然多くの釣人が入っている関係で魚影は薄い。

午前6時には誰か彼か川に立ち込む姿が見られるために、それよりもかなり早い4時半に目的のポイントに到着。
水量はいつもより少ないが、ザラ瀬から流れだし、淵、平瀬と魚の定位するポイントは健在。
その上流から、#10のソフトハックルをダウンクロスで流し込む。しかし、ここぞという場所なのに反応はない。
淵から流れだしに替わった地点で、コツコツという小さなアタリが伝わってくるが、針には掛からない。しばらく行った、新たな淵の底でようやくヒット。上がってきたのは、10センチにも満たない子ヤマメだった。
これが先ほどからのアタリの犯人らしい。その後もアタリは来るが、竿を引き込む型ものは皆無。
というよりも、これだけ多くの釣人が入っているポイントなので、型ものはすでに抜かれているのだろう。
下流は再びザラ瀬の続く、期待の持てない流れ。1時間少々で場所を移動することにした。
今度のポイントはそこから1キロほど下流の、河畔林が川を覆う場所。
ここも、ウェットフライでヤマメや虹鱒を数釣りしたことのある場所で、型ものはいないが飽きないほどのアタリを楽しむことができた。
早速、ウェットフライを対岸の河畔木の下に打ち込んでアタリを探る。が、100メートルほど下っても全くアタリはこない。

この河畔林を越えたら、流れだしや平瀬の続くヤマメが居着くポイント。そこに着く前に大粒の雨が降りだした。
空は暗くなる一方で、雨の止む様子はない。このまま釣り下るか、増水でも安全に釣りのできる場所に移動するか、迷った末に下流の相川橋付近に移動することにした。
河原の広がる相川橋近辺は、川に立ち込まなくても竿が出せる川筋の細い流れ。その分水深があり、底に魚が居着いているのでは、と鈴川と同じようにウェットフライを流し込む。雨は降ったり止んだりを繰り返すが、この場所では大雨でも心配なさそう。
上流から流し込んだフライに、小さなコツコツというアタリ。鈴川でのアタリと変わらないが、ようやく10センチ越えのヤマメが連続ヒット。一番大きかったのは20センチほどの虹鱒で、型ものは出てこなかった。


そして最後に向かったのは、過去の釣行で実績のある寒別橋付近。ここは、虹鱒やヤマメの型ものが期待できるが、今年に関しては苦戦している。
今日の釣行で、このポイントに入ることを考えなかったのは、同じような貧果を繰り返したくなかったからだが、背に腹は代えられない。
ダイナミックな流れ込みと、それがまとまって形作られる流れの速い平瀬は、いつ見ても大物の予感がする。流れ込みの流芯脇にウェットフライを流して様子を探る。すると、20センチは越えていそうなヤマメがヒット。しかし、針がかりが浅くバレる。そしてそのポイントから二度と出てこなかった。
気を取り直して、少し下流の深い平瀬にソフトハックルを流し込む。
しかし、何度打ち込んでも反応はない。あまりにもアタリがないために、#10のフラッタリングカディスに変更。このドライフライにようやくヒットしたのは20センチほどの虹鱒。それ以降は一回のアタリもこなかった。

本来、入るべき渓流が渇水の影響で釣果は期待できない。この渇水が解消される秋口まで苦戦の続く予感がする。なのでこの期間、できるだけ新しいポイントの開拓を進めていくことを考えている。
写真?@鈴川付近の尻別川の流れ?Aその下流の相川橋近辺?Bそこでウェットフライにヒットした20センチほどの虹鱒と小型のヤマメ?C最後は大場所の寒別橋付近。しかし20センチほどの虹鱒しか上がらなかった

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2020年07月31日
最後の切り札の余市川支流へ
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ヤマメの活性化が進む白井川
6月から始めた今年の渓流釣行は、7月の第4週で8回目。内訳は、尻別川と余市川、白老がそれぞれ2回で、日高と浜益が各1回。
いずれもヤマメが目的の釣行だが、未だに尺上の型ものを手にしてはいない。
そして、7月30日に釣行した9回目の行先は余市川支流。ここは6月初旬に一度訪れている。その時は、山岳渓流だけに水温が低くて魚も不活性だったことから、ほとんど釣りにならなかった。

その後、7月16日に釣行した余市川中流域で20センチ越えのヤマメがようやくヒット。だが、このひと月で渇水が進み、本流で釣果を上げるのが難しくなってきた。
逆に、活性が遅れていた支流は、気温の上昇とともに上流域の淵や釜、平瀬、流れ込みなどのポイントで釣果が上がってきたようだ。
30日の釣行は、白井川の上流域で竿を出した。白井川はヤマメの濃い川として知られているが、過去の釣行では誰もが入る入渓ポイント付近は渋く、大型のドライフライに絡む魚はほとんどいなかった。
それを加味して、今回の入渓地点は余り釣人の入らない場所を選んだ。しかし誰もが同じことを考えるようで、入渓地点からすぐの場所では、針にもかからない小さな魚しか反応しない。
それでも、100メートルほど釣り上がるとようやく12、3センチのヤマメのヒットが。

そして次第に型が良くなり、20センチ越えも相次いで飛び出す。同じようなサイズのアメマスも混じって、ようやくいつもの白井川上流の姿が復活。 途中から白井川に流れ出る支流に寄り道したが、いつもは小さなヤマメが飛び出すポイントが続くのに、今回は全く反応がなかった。
魚は小滝の釜底に見え隠れしているので、単に大型フライに飛びつくサイズがいなかっただけだろう。
再び本流に戻り遡行を再開するが、太陽が上流方向から顔を出して、サングラスも役に立たないほどの逆光状態。ドライへの反応が無くなったこともあり、もう少しで魚止めの堰堤という付近から、川を下って入渓地点まで戻った。
この日の釣果は、20センチほどの岩魚と20センチ越えのヤマメが3匹、12センチから15、6センチのヤマメが10匹ほど。正味2時間の釣行だったが、型はともかくとして、ドライフライへのヤマメの反応を久しぶりに楽しむことができた。



朝まず目は過ぎたが、まだ9時前で時間があることから、すぐ近くの銀山の頭首工に行くことした。
ここは、前回の釣行で20センチ越えのヤマメを釣った場所。今回は下流への釣り下りではなく、頭首工から上流への遡行。この上流には、支流の流れ込みでできた大きな淵があり、昨年そのポイントで25センチクラスのヤマメを手にした。
再びそのサイズをヒットさせたい、との想いから。ここで2時間近く粘ったが、小さな魚のライズは頻繁に起きるのに、フライにヒットするような型ものは出てこない。やはりこの時期は、朝まず目や夕まず目でないと難しいようだ。
写真?@?A白井川上流の景観。ここでも渇水が進んできていた?B#10のドライフライにヒットしたヤマメと岩魚

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2020年07月26日
連休初日に尻別川上流へ
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予想以上の厳しい釣果にふてくされ
長い間釣行記をブログに掲載してきたが、気の乗らない話はこれまで何度もボツにしてきた。
例え坊主になったとしても、新しい発見や好奇心をそそるような出来事があれば筆が進む。その逆の、ある程度釣果があってもどうしても気の乗らない話もある。
今回はその後ろの方。だからブログの更新も遅れてしまった。

少し古い話だが、連休初日の7月23日に尻別川上流域に釣行した。
仕事の休みと祝日が重なるのは久しぶりで、何処に行っても釣人との競合は免れない。ならば、誰よりも早く到着して早めに引き上げようと、いつも行く勝手知ったる場所に向かった。
到着が3時と陽が昇るにはかなり早い時間だが、回りが見通せる明るさになって行動開始。当然誰の姿もない。
まず、尻別川に流れ込む支流の淵にドライフライを打ち込む。ここは時折型ものの虹鱒やヤマメがヒットする。
今回も激しい水しぶきを上げて、フライにチョイスする魚が。やはり型ものがいる、とモチベーションは高まる。
しかし、見切られたのかそれ一度切りで、その後は12、3センチのヤマメが1匹だけ。
本流はというと、前日までの雨のせいか増水しており濁りも入っている。
ザラ瀬から流れ込みに変わるポイントにウェットフライを打ち込むと、3投目にグイグイ引っ張るアタリがきたが、すぐにバレた。

そのすぐ下流にある、水深のある平瀬にフライを流し込む。この平瀬の底には、いつも型ものの虹鱒やヤマメが居着いている。
ところが、かれこれ1時間近く同じポイントで竿を出しているのに、全くアタリはない。仕方なくこの場所を諦めて、100メートルほど下った下流へ移動。
この場所も支流と合流するために、ヤマメや虹鱒に岩魚とアメマスの型ものが居着くことが多い。
ダウンクロスで、本流から支流の流れだしまでウェットフライをスィングさせる。それにヒットするのは小型のヤマメばかり。
水しぶきを上げるような型ものはこない。
ようやく竿をしならせたのは、25センチほどの岩魚。結局、ここでも目的のヤマメの型ものを手にすることができなかった。

それでも時間はまだ7時前。ここから1キロほど離れた下流の様子を見るために移動する。
ここも、ザラ瀬から流れ込み、平瀬、淵とポイントは連続するが、それだけに多くの釣人が入る場所。その証拠に、河原では焚火やバーベキューをした後が残されていた。
まずは、流れ込みから平瀬に変わるポイントにソフトハックルを打ち込む。だが平瀬の続く30メートルほどの区間、一度もアタリはこなかった。
次に平瀬から淵に変わるポイント。・・・・全く反応しない。
そして淵から流れだし、平瀬と続く場所でようやく小さなアタリ。その2度目のアタリでヒットしたのは12,3センチほどのヤマメ。
これ以上のヤマメはいそうにない。
これでは、どの場所に入ろうと釣果は上がらないだろう。まだ8時を少し過ぎたばかりなのに、新しいポイントを探す気力も萎えて納竿することに。
当分の間、本流の上流域への釣行は控えた方が良いのかもしれない。

帰路の途中にある名の知られたポイントには、多くの釣人が竿を出していた。彼らの釣果はどうだろうか。
写真?@尻別川上流域の実績のあるポイントにウェットフライを打ち込むが・・・?A支流が流れ込むポイント?Bそこでようやく25センチほどの岩魚が上がった?Cそこから1キロほど下流のポイントが連続する流れ。しかし魚影は薄い

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2020年07月19日
「夏の余市川に型ものヤマメを探す」
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釣行動画をyoutubeに投稿
7月17日に余市川中流、上流でビデオ撮影したヤマメ釣りをyoutubeに投稿した。
今回の釣行は型ものヤマメが目的で、某釣具店の情報に乗せられて赴いた。
始めの頭首工では、ウェットフライ(ソフトハックル)に思いがけずサクラマスがヒット、あわててリリースした。
その後は小さなヤマメばかりで、上流に移動。そのポイントもヤマメは相手をしてくれるが、小さなサイズばかり。
ようやく手にした型ものは20センチオーバーで、今年のヤマメ釣りでは最長だった。
これからの釣行先は、尺を狙えるヤマメポイントを開拓していくたいと思っているが、今時そんな場所が残されているだろうか。
下は投稿したyoutube動画

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2020年07月17日
余市川中流でウェットフライにサクラマス
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20センチ越えのヤマメがようやくヒット
6月から開始した、渓流フライ釣行も今回で7回目となる。今年は対象をヤマメに絞り、札幌近郊の本流や支流に型ものを求めて赴いたが、未だ満足のいく釣果に恵まれない。
この時期よりも、秋口の方がヤマメの型が良くなるのは分かっている。しかし、それでもどこかに尺越えの大物が潜んでいるのでは、との思いを馳せて釣行計画を立ててきた。

そして今回は、地元釣具店の情報から余市川中流域を選んだ。「仁木町に架かる、余市川の仁木大橋から大江橋の区域で型もののヤマメが好調。25センチクラスも釣れている」という話につられて16日に出掛けた。
記事は簡単に記載されているので、入川ポイントが分からない。試しに降りた橋の下は、水位は低くなったとはいえ、釣り下がることや遡行は難しいそう。
折角午前4時に到着したというのに、新めてポイント探しから始めた。そして見つけたのは、頭首工なのか堰堤なのかはっきりしない構築物。その下は深いプールとなっていて、遡上した魚が溜まっているのでは、とウェットフライを深みに打ち込む。
プールの流れを束ねて、太い筋となった流域は魚の気配がする。

そう思い込んで、フライをその流れに誘導しようとした瞬間、向こうアワセで大きなアタリが。この時期なので、産卵のために遡上した大型のうぐいかアメマス、あるいは虹鱒だろう。いずれにしても40センチオーバーだろう、と思いを巡らせた。
ティペットは、型ものを想定して1号を使用しているが、グイグイと力強く暴れ回るので、どこまで持ち応えられるか。幸いに岸に近い場所で、後ずさりしながら引き上げた。そして目にしたのは、赤い婚姻色が薄らと滲む鼻曲りのサクラマス。やはり45センチ前後だった。
これまで、本流で間違ってルアーでサクラマスを釣ったことはあるが、フライでは初めて。その時と同じように、当然今回もその姿を目に焼き付けながらリリースした。ショアでは、あれだけ釣るのに苦戦したサクラマスなのに、何という皮肉だろう
これで型ものヤマメが釣れれば、ここまで来たかいがあるが、その後が続かない。小さなアタリは何度もあるが、辛うじてヒットしたのは10センチ足らずの1歳魚。先ほどのサクラマスと同じウェットフライにきた。
ここから下流の橋まで釣り下ろうと足を進めるが、ザラ瀬から平瀬に替わる絶好の場所や、小さな淵などのここぞというポイントから飛び出る魚はいない。

一度岸に戻り、再びポイント探しに奔走。しかし下流に向かうごとに流れが緩やかになり、河原も無くなった。これではヤマメもいないだろう、と今度は何度も入川したことのある、上流域の銀山頭首工に入ることに。
頭首工下は、滑床や砂、小石などが底を作る水深の浅い穏やかな流れ。そこにウェットフライを流し込むと、頻繁にアタリがくるものの、針がかりはしない。ようやくヒットするのは、先ほどと同じ10センチ前後のヤマメ。
下流域に現れた長くて水深のある平瀬は、いかにも大物が潜んでいそうな雰囲気。そこにウェットフライを流し込んで逆引きすると、ようやく手ごたえのあるアタリ。手元に引き寄せると、目測で20センチオーバーのヤマメ。恥ずかしいが、これが今年のヤマメの最長サイズ。

結局、型ものはそれ1匹で終わった。何も釣れなかったら、支流の白井川への釣行を考えていたが、赤井川付近で熊が出没しているとの看板があちこちに立てられており、今回はパスすることにした。
尚、今回の釣行もウェラブルビデオカメラで撮影。サクラマスのヒットやリリースシーン、型ものヤマメのヒットシーンも映している。
近い内にyoutubeに動画投稿する予定。よかったらご覧になってください。
写真?@余市川中流域の頭首工?Aこの下のプールでウェットフライにヒットしたサクラマス?B銀山の頭首工下の流れ?Cようやく来た20センチオーバーのヤマメ

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2020年07月10日
ヤマメを狙って大雨に強い白老渓流へ
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いずれも小型だけで型ものは皆無
この1か月間、休みの日に限って雨にたたられている。9日の休日も、当初は浜益の北にある小渓流への釣行を計画していた。
しかし、雨が前日午前中まで降り続いたことで、どの程度の増水となったのか判断がつかず、今回は安全策をとった。
これが本流ならば思い切って出かけるのだが、渓流とくに山岳渓流では何度も怖い思いをしているので、これが正解だったと自分に言い聞かせた。

その釣行先は白老の敷生川支流。本流の敷生川は、何度かの釣行で魚影の薄さが分かったので執着心は全くない。しかし、支流は入渓のタイミング次第で型もののヤマメを狙うことができる。
また、大雨でも回復が早く、余程の豪雨でもない限り釣りができないことはない。
白老渓流ついては、今年初めての釣行として6月中旬にウヨロ川に釣行した。
その日も小雨の降る生憎の天気だったが、上流への遡行は難なくできた。ただ、途中で雨が本降りとなり、慌てて入渓地点まで戻ったのは御愛嬌。 その日の釣果は、18センチのヤマメが1匹のほかは12、3センチの小型のヤマメが5~6匹。
今回釣行の渓流は、上流にある小滝までがヤマメの棲息圏、それを越えた上流は岩魚しか棲まない。この川のヤマメは全体的に小ぶりだが、中流域から上流までの魚影は濃い。
なので今回は、雨後でも釣りができることを優先して、初めから型ものは諦めていた。
この川の入渓地点はいくつもあるが、今回は大岩小岩が点在した山岳渓流の様相が広がる中流域から釣り上がった。しかし、いくら雨に強いと言っても、いつもよりも水嵩が増していることは一目で分かった。


そして流れも速く、ドライフライを流すのに適した平瀬が非常に少ない。それでも、#10のカディスを流芯から少し外して流すと、3回に1回はフライを銜えることのできない小さな魚がいたずらする。
何度流してもフライを銜える魚が出てこないので、#12のアントに交換。これにも最初はヒットしなかったが、落ち込みから平瀬に代るポイントでようやく12、3センチのヤマメが。
さらに遡行を続けると、昨年まで無かった作りかけの堰堤が姿を見せた。魚道は3カ所設置されていて、工事がこれで終わったのならば魚の遡上は問題ない。願わくば、これ以上手を加えないで欲しい。

その堰堤の上流は、崖に挟まれたゴルジュが続く本命ポイント。ところが、あろうことか先ほどから透明だった流れに濁りが入り始めた。陽の出るほど天気は回復して、水量も見た目には変化はない。それでも嫌な予感がして、急いで入渓ポイントまで戻った。
結局、入渓から2時間ほどの釣行で終わったこの渓流での釣果は、10センチから14,5センチのヤマメ5匹と、予想通り型ものは皆無。
そして、大雨の後の遡上があるのではと、懲りもせずに敷生川本流に立ち寄った。中流にあるコンクリ会社手前に、魚道の無い強大な堰堤が設置されている。この堰堤の下はプールになっており、さらその堰堤の下流にも低いながら堰堤が。その下流にも堰堤がというように、遡上する魚の事は一切考えていない構築物により、この川は極端に魚影の薄い川になった。
それでも堰堤下に遡上する魚がいるのでは、との期待から立ち寄った。だが、やはり魚影は薄いままで、ヤマメの新子がフライにスレがかりしただけ。
この日の締めくくりは、前回と同じく千歳川上流でのウェットフライ。帰りしなに立ち寄ったが、前日までの雨はなんのその。増水の気配はなく、急流に打ち込んだウェットフライのラインは、流れに任せて見事にスウィング。

始めのうちは小さなアタリしかなかったが、釣り下るにしたがってフライを銜える魚も。だが、やはり12,3センチほどのヤマメやブラウンで、それ以上の型はこない。
今回は、雨中の前回の釣りと比べると若干の成果はあったが、満足のいく釣果には程遠い。いつの間にか雨男になってしまったのので、次回の釣行も厳しいかもしれない。
写真?@ウヨロ川に続いて今年2回目の白老河川。雨に強くヤマメの魚影が濃い渓流だが、今回は・・・?Aこの川でヒットしたのは12,3センチのヤマメ?B昨年まで無かった堰堤が構築されていた?C帰りに立ち寄った千歳川上流。ウェットフライにヒットするのはヤマメとブラウンだけ

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2020年07月03日
ヤマメ解禁の静内川に釣行したが・・・
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シュンベツ川河口でヤマメ以外の釣果
道央圏でのヤマメ解禁からひと月が経過。道北と日高も7月1日に解禁した。そのヤマメを求めて、6月から尻別川や余市川の本支流、白老のウヨロ川と毛敷生川、浜益川支流などに釣行してきた。6月中の釣果は芳しいものはなく、浜益川支流で上がった18センチがここまでの最長。
そして今回は、日高・静内川本流に赴いた。

今年はどうもペースが上がらない、と行きつけのフライ用品専門店で泣き言を言ったら、「他のお客さんも、今年はヤマメは不振だと言っていたので、どこも厳しいかもしれない」との返事。
それでも、ヤマメが順調に活性している場所があるはず、と今回の静内川釣行となった。ここでもハズレを引いたら、本格的に新ポイントの開拓に動くしかない。その覚悟で臨んだのだが・・・。
7月2日は、日の出時間と合せて午前4時に現地に着くよう札幌を出発。そして日高の天気は、午前9時から雨との予報。だから、勝負は4時からの5時間だけ。今回の雨は降水量が多いということで、無理はできない。
これまでの静内川釣行は、御園橋上流と最上流のシュンベツ川との出会いだけ。
しかし、今回は敢えて超競争ポイントの御園橋下流を選んだ。
と言うのも、ヒットすれば大物の確率が高いウェットフライを使用するためだ。その点で御園橋下流の太くて速い流れが、ウェットフライに適していると考えたから。

河岸に降りると、予想以上に多くの足跡が残されていた。水量の多い早い流れの下には、大物が潜んでいるのでは。ここに入った釣人のすべてがそう感じるだけの川相だ。
だが、流芯に乗せて流したウェットフライには何の反応もない。それでもポイントを探しながら300メートルほど釣り下がった。
結局2時間ほど粘ったが、アタリは一度だけ。それも、浅く針がかりした小魚のようで、すぐに針から外れた。
この時間ならば、最上流のシュンベツ川の出会いも間に合うのでは、と一路静内ダム方面へ。到着した双川ダム下流に流れ出るシュンベツ川の合流点は、いつも釣人が竿を出しているのに誰の姿もない。
そしてシュンベツ川の水量は、すでに渇水が始まっているようで、いつもの半分ほど。
シュンベツ川の流れと合流する場所に、重点的に#8のソフトハックルを流し込む。全くアタリのないまま、50メートルほど釣り下った地点でようやく針がかりのする魚がヒット。
上がったのは鱗のほとんど無いトラウト。初めはホウライマスかと思ったが、ここではチップの放流を行っていた歴史がある。判断のつかないままリリース。写真を載せたので、分かった方は教えてください。


そしてまた少し釣り下ると、今度は定番のブラウントラウトがヒット。しかし、その後はいくら釣り下ろうとも反応がない。
結局、静内川本流では新子を除きヤマメの姿は確認できなかった。
時間も8時近くになり、空はいつ雨が振りだしてもおかしくないほど暗くなってきた。
最後の足掻きとして、静内ダム近くにある渓流に入ることにした。ここは初めて入る場所で、虹鱒と岩魚それにヤマメも棲息するという。
川幅3メートル足らずの流れだが、十分に渓流としての雰囲気を備えている。果たして魚は、と今度はドライフライを打ち込む。少し深い平瀬に蠢くのは、どうも産卵で遡上したうぐいらしい。
うぐいを避けるために流芯にフライを流すと、ここでの初めてのアタリ。上がってきたのは17、8センチほどの虹鱒。さらにその上流からも同じサイズの虹鱒がヒットするが、岩魚やヤマメの姿はない。
ならば、もっと上流に釣り上がろうと考えていると、突然大粒の雨が降りだした。時計の針は9時少し前。こんな時だけ天気予報が当たるとは。
本流と違い、鉄砲水の恐れがある渓流なので、慌てて入渓ポイントまで戻った。

静内川まで来て、ヤマメを手にすることができなかった悔しさから、帰路の途中にある千歳川の上流に立ち寄る事にした。
当然雨は降り続いているが、千歳川は少しの雨ではビクともしない安定感が持ち味。いつものように、上流から下流に向けてウェットフライを流してアタリを探る。
この場所で坊主になったことがほとんどないだけに、期待が大きかった。しかし、それは見事に裏切られてしまった。新子のアタリはあるが、針がかりする魚の気配が全くないのだ。ここで釣果がないということは、ほかでも難しいという事か。
次回は、本気でヤマメポイントを開拓しようと考えている。
写真?@静内川の御園橋下流でウェットフライを流したが、見かけ倒しでほとんどアタリはなかった?Aシュンベツ川の流れ出る静内川上流?Bここでヒットしたのはホウライマス?とブラウンの子供?C静内ダム付近の渓流。ここでは小型の虹鱒がヒット

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2020年06月27日
浜益川支流でヤマメが好調
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虫除け効果のスコ—ロン着用で藪漕ぎ
今月4回目の釣行先は浜益川支流で、これまでと同じヤマメ河川。白老のウヨロ川、流域の長い尻別川、余市川の支流と比べると、浜益川の支流は川幅も狭く水量も少ないが、ヤマメを身近に感じることができる。
それも当然で、当日もヤマメの親となる遡上サクラマスを何匹も見かけた。
それと今回は、アブ・ガルシアのスコーロン・ドライフーディーを着用しての釣行。
スコーロンとは、帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した、繊維に虫を寄せつけない特殊な加工を施した素材。
このスコーロン素材で作られたドライフーディーを身にまとうことにより、ブヨや蚊、ダニをどれだけ防ぐことができるのか試してみた。

その結果は、藪こぎしてもドライフーディーには1匹の虫も付くことはなかった。
ただ、アブには効果がなく、蚊やブヨが顔の回りに纏わりつくことは防げなかった。それでも、蚊取り線香をぶら下げるよりかは効果がありそうで、これからの渓流釣行では重宝すると思う。
さて25日の釣行先は、数ある浜益川支流の中のひとつ。林道を経由してかなり奥まで入ることができるが、熊の出没が相次ぐ場所で深追いは出来ない。
当日も林道を少し入っただけなのに、熊の糞があちこちで見られた。
いつも以上に緊張感を高めながら。川幅3メートルほどの渓流を釣り上がる。川は穏やかな里川の様相と、岩だらけの山岳渓流の二つの面が交互に現れ、それによって変化に飛んだ流れを形成する。
渇水気味なのか、全体的に水量は少なく水深もないが、少し遡行すると小渕が姿を見せる。水深のある平瀬にドライフライを流すと、ほとんどの場所で小さな魚がいたずらをするが、フライが大きすぎて針に掛からない。

この日の1匹目は、1・5メートルほどの堰堤の下の淵から飛び出た12、3センチほどの小さなヤマメ。
魚道の無いこの堰堤の上流にもヤマメは棲息している。
この上流で何匹ものサクラマスを見かけた。多分、水量の多い雪代時期に堰堤を飛び越えて遡上しているのだろう。
堰堤の上流は下流よりも流れが穏やかで、釣り上がるには最適だが、鬱蒼とした繁みに囲まれた先の見えない蛇行した場所では、思わず熊鈴を振り続けてしまう。
そんな場所から18センチ前後のヤマメが顔を出すので、一瞬気が緩んでしまう。だがフッと我に返り、再び緊張感を高めながら釣り上がる。
かれこれ2キロほど遡行しただろうか、上流はザラ瀬が続く平坦な流れに変わった。
確か前回も、この場所から上流は釣れそうにないからと脱渓したはず。しかしこれは言い訳で、いつ現れるかもしれない熊への恐怖感が高まった結果だ。
川とつかず離れず走っている林道に昇り、入渓地点に戻ったのはきっかり40分後の8時半。午前4時半に入渓して、4時間の釣行だった。
この日の釣果は17~18センチが4匹に、15センチ以下が7匹のいずれもヤマメ。



この地では、冬には浜益海岸でサクラマスを狙い、初夏から秋かけては川でヤマメを狙うという、1年中ヤマメに魅せられている。
だから、釣ったヤマメは全てリリースした。
もうひとつの場所で、今度はウェットフライを行う予定を組んでいた。ウェットフライを行うには、太くて水量のある流れでなければ効果が上がらないために、浜益川の本流に降りた。
しかし、ここも渇水気味で流れは緩く水量も少ない。それでも、何とか水深のある平瀬を探しながら釣り下ったが、小さな魚がいたずらするだけで、1匹もヒットしなかった。本流釣りは時期的に少し遅かったのかもしれない。
さて、次週は日高方面もヤマメが解禁となるが、どこに行こうか。
写真は?@浜益川に流れ出る多くの支流のひとつ?A渇水気味で水量は少なくなったが、?Bここぞというポイントからヤマメが飛び出す?C

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2020年06月19日
雨の中、白老の2渓流に釣行
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最長で18センチと、型ものはノーヒット
海のショアトラウト釣行を5月に終えて、6月から渓流でのフライ釣行に移行したが、今のところさっぱり釣果が上がらない。
小型の虹鱒や岩魚はそこそこ掛かるものの、狙いのヤマメは尻別川で新子が数匹、余市川ではその姿さえ確認できなかった。
今回もそのヤマメを狙っての釣行。ただ18日は、全道的に雨との予報。その中で降雨確率が低かった白老河川に釣行することにした。
胆振地方の河川もヤマメの解禁は6月1日で、それから半月以上経っている。果たして型もののヤマメを手にすることができるのか、という思いで向かった先はオヨロ川の中流域。

ここは河口から10キロほど先の砂防ダムまで、魚の遡上を遮る構築物がないために秋には鮭で埋め尽くされる。当然、サクラマスも自然産卵する。
だから、ヤマメの生息数は近隣のどの河川よりも多いが、ヤマメを狙う釣人もそれに比例して多く入り込んでいる。そのためなのか、解禁後は型ものを見ることがなく、小型のヤマメしか釣れなかった。
実際に、この川の過去の釣行で手にしたヤマメを見ても、20センチ越えは全くない。それだけ多くの釣人が入っている人気河川ということ。
この川の常連は、朝5時には川に立ち込んでおり、いつもその後塵を拝した苦い経験がある。そのために、今回は日の出の4時から入釣する算段で札幌を出発、予定通りに4時前に現地入りした。
林道を経由して中流域から入るために川岸を走行していると、河畔林に囲まれた川の土手の上に1台の車が。そして、その横にテントが張られていた。いくら人気河川とはいえ、熊の出没が相次ぐこの場所でキャンプとは、と驚きよりも呆れてしまった。

人の事はさて置いて、その場所から暫らく行った今回の目的ポイントに到着。川は渇水に近いほど水量が少なく、釣り上がるには格好の条件。問題は、降り続いている小雨が本降りになるのか、という事。
川幅が広いので鉄砲水の恐れはないが、遡った上流から戻れない可能性もある。
だから、雨脚を気にしながらまず第1投。#8のフラッタリングカディスを、まるで箱庭のような渓流に打ち込む。
この場所では尺越えの岩魚を釣り上げたことはあるが、今日はその当時のポイントが渇水で見当たらない。
そのためなのか、それとも多くの釣人が入っているためなのか、フライを銜えることのできない新子サイズの魚しか反応しない。
最初の1匹は入渓地点から300メートルほど釣り上がった、倒木で作られた小さな淵から飛び出た。型は18センチ強で、とても型もののヤマメとは言えないサイズ。それでも、今年の実質第1号のヤマメなのでホッとする。そして、感謝を込めてリリースした。
その後も、12,3センチのヤマメがポツリポツリとヒットするが、いくら釣り上げっても大物の予感がしない。

砂防ダムまでは、あと1キロ以上あるだろう。どうしょうか迷っていると、いよいよ雨脚が強くなってきた。これを機に戻ることに。全身ずぶぬれで入渓地点まで辿り着いたが、先ほどと比べると明らかに水量が増して、濁りも入っていた。
こんな土砂降りでも、白老には釣りのできる川がいくつもある。その一つが敷生川支流の毛敷生川。入渓のタイミング次第では、ウヨロ川よりも型の良いヤマメが釣れる。
そのタイミングとは、増水の収まった後で3、4日釣人が入っていないこと。毛敷生川も人気河川なので、この条件はなかなか適合しないが、行くだけの価値はある。幸い、距離的にもウヨロ川の隣を流れており移動するのも時間は係らない。
15分ほどでいつも入るポイントに到着。本降りとなった雨でも、濁りは少ししか入っていない。問題は魚がいるのかどうかだけだが、そんなに簡単には出てこない。
実績のある橋梁下の淵や、その下流の落ち込みでもフライに反応する魚は出てこない。諦め半分で、さらに釣り上がる事にした。そしてようやくアタリがきたのは、入渓地点から200メートルほど上がったザラ瀬から川幅の狭まった平瀬。15センチに少し足りない痩せたヤマメだった。

その後も、ここぞという淵や落ち込みが現れるが、新子らしい小さな魚がフライをいたずらするだけ。何とか2時間ほど粘ったが、帰りしなのウェットフライに12,3センチのヤマメがヒットしただけ。
こうしてこの日の釣行を終えたが、悔しいのはテレビの天気予報。雨が降るのは道央の日本海側と後志地方で、胆振地方は降水確率が10%と低かったはず。なのに、白老は未明から降りだした。ならば、天気予報に惑わされずに石狩北部に釣行したものを。次回の釣行は天気予報を信用しないようにする。
写真?@午前4時のウヨロ川中流域?Aようやくヤマメの成魚がヒットしたが後が続かない?B雨に強い毛敷生川。ここでもヤマメは1匹だけ?C魚道のある堰堤だが小さな魚だけしかいなかった

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2020年06月12日
余市川本支流に今年初釣行
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まだ早いのか大場所でも小型虹鱒だけ
今月2回目というよりも、今年に入って2度目のフライ釣行先は、赤井川からキロロ間の余市川。渓流のドライフライはなく、中流域でのウェットフライだ。
6月1日に解禁となったヤマメが狙いだが、海から遡上する大型アメマスも対象に入れた。
最初に入ったのは、魚道がないためにサクラマスやアメマスの遡上が妨げられる大型堰堤の下。当然、サクラマスは釣ることができないことから、アメマスと虹鱒それにヤマメを狙った。

4時の日の出とともに堰堤を降りて、プール下の流れだしに#10のソフトハックル打ち込む。その3回目に向こうアワセで今日初めてのアタリ。ところが、手元まで寄せて魚を確認する前にバレた。
引きも弱く型も小さかったので、多分虹鱒の子供だろう。というのも、それ以降流れ出しではアタリが途絶えたことから、プール本体にフライを打ち込んだ。
そのウェットフライに15センチにも満たない虹鱒が続けてヒットしたが、他の魚種はこない。
ならばと、下流に下りながらダウンクロスでソフトハックルをスィングさせる。フライに食いついたのは、先ほどと同じサイズの虹鱒。


そして手元に寄せる途中でバレたが、斑点の小さな20センチ余りの岩魚も。
このまま釣り下っても小さな虹鱒しかヒットしないのでは、と、さっさと諦めて大物の予感がするポイントに移動。
ここは昨年の晩秋に見つけた場所で、両岸が狭まって河畔林が川を覆う。水深もあり、タイミングさえ合えば型ものも期待できるはず。
しかし大淵から流れ出し、流れ込み、大岩の回りなど、魚がいれば居着いているはずのポイントからは全く反応がない。辛うじて、低い堰堤下のプールで先ほどと同じサイズの虹鱒がヒットしただけ。

本流がダメならば支流しかない、ということで白井川を遡ることに。
この支流は、余市川との合流地点から上流の魚道のない堰堤までヤマメが棲息。堰堤の上流はアメマスだけしかいないことは確認済み。出来るだけ堰堤に近いポイントまで釣り上がることにした。
時期的に雪代も終わり、水量は落ち着いていて底まで見通せる透明感のある流れが戻っていた。
フライをドライに替えて、いつもの入渓地点から川を遡ることに。気になるのは、1時間ほど前から振りだした雨。余市の天気は午前6時から雨となって、夕方まで止まないとの予報。
川に立ち込んでしばらくして、目に見えるほど濁りがきつくなってきた。水量も少しずつ増してきているようなので、出来るだけ岸に近いところからフライを打ち込むことにした。

アタリがあれば、この雨でも上流まで遡行するつもりでいたが、ドライフライはピクリともしない。結局500メートルほど釣り上げったが、アタリは一度だけ。
ドライフライが#8と大きなサイズのために咥えることができなかったようだ。
それでも諦めきれず、再び本流で竿を出すことにした。今度の場所は銀山の近くで、初めに入った堰堤下からはかなりの下流となる。フライも、再びドライからウェットに替える。しかし、ここでも虹鱒の子供しか相手をしてくれない。
これだけ型もののアタリがないということは、余市川はまだ時期的に早いということか。前回の尻別川も本流、支流共にヒットしたのは小さな虹鱒と小ぶりの岩魚に10センチ足らずのヤマメが2匹だけ。すべてウェットフライで、ドライフライには一匹も掛からなかった。
こうなると、これから先の釣行先選定に困る。静内川や新冠川の日高方面、敷生川や飛生川の白老方面、そして浜益川本流とその支流を計画してきたが、アタリくじは何処の川だろうか。
写真説明:今回釣行した余市川本流のポイントと白井川上流。釣れたのは小型虹鱒と岩魚だけ

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