“実るほど頭が下がる稲穂かな”ということわざがありますね。
大きな人間になるというのは、地位や名誉を得て偉そうに態度を大きくすることではありません。
先日までしていた発信業務は、久しぶりに画面でお客様の年齢がわかりました。
50代前半と50代後半とでは地味に態度が違います。50代前半はお客様気取り。後半は人の話を聞いてくれる。
この違いは地味にですが大きいと思いました。
またこの50代のオッサンというのは頑固でやかましくなる困った存在です。
だからこうしてブログを書いているのですが、、それは置いておいて。
でも
役に立つなら教えたい!
これはあります。
もちろん、同世代の人間に説教するなんて馬鹿な人間ではなくとも、コールセンターで知り合った若い人たちには近道をさせてあげたいと思うのです。
経験は上積みですから、40代の経験というのは30代の経験の上に成り立ちます。20代の人にいきなり50代の考え方を持てというのは無理でしょう。
だけど50代になって初めてわかったことが20代の人にも役立つことはあります。
それを教えてあげられれば近道なんだと思うんです。
本を読むより現実的です。
そして本来、その近道をさせてあげるのが親の役割だと思っています。
5月23日、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。
フジテレビ系列のバラエティー番組、テラスハウスでの振る舞いがもとでネットから情のない攻撃を受けてのようですね。
私は今日、たまたまこの記事を見つけて日本はここまで腐ったかと思いました。
要約すると、
女子プロレスで培ったヒールとしての役割を演じた彼女の姿にネット上では多くの誹謗中傷が飛び交っていた。
一般人も含めた出演者たちの恋愛模様を赤裸々に描くというコンセプトの「恋愛リアリティショー」には、これまでも出演者のデマ情報の流布やSNSでの執拗なアンチコメントなどが問題視されてきた。
しかし、この痛ましい出来事を受けてもなお、「何が問題なのか分からない」という若者たちもいるという。
『テラハのファンだった』という女子学生の一人は、『彼女が亡くなったのは個人的な問題なのに、なぜ番組が叩かれるんですか? 番組を作っている人と、番組のファンが被害者です!』と言ってきた。このコメントには唖然としましたが、他の学生も『ネットの言葉なんか無視するべき、スルースキルがあれば起こらなかったと思う』、『アンチも養分だと思わないと。正直、続きが気になっていたし、新しく加入したメンバーがかわいそう』などとコメントをしていたんです。
テラハ問題を理解できない若者たちの闇 「何が問題なの?」
テレビ番組にはヤラセが存在することをわかっていないだろうし、ネットの言葉を無視できないからこうなることをわかっていない。
同じくネットで誹謗中傷を受けている別の芸能人はこんなことを言っていました。
一人から「死ね」と言われれば一人だけど、100人から言われたら全員からそういわれているように思う。自分はいない方が良いんじゃないかと思うって。
1億人が住んでいる日本で、たった100人から言われるだけでそう思ってしまうのが人間なんだと思います。
昔、ニュースで2・3秒テレビに映っただけで営業先では5〜6人にそのことを言われて自分が有名人のように錯覚したことがありました。
昔所属していた団体にテレビの取材が来ました。わざわざ外へ出て輪になって座り、一人がギターを弾いて
「きみの〜ゆく〜道は〜果てし〜なく〜遠い〜」と皆で歌ってくれって。
まったくそんな組織じゃないのに、テレビはそこまで作ろうとします。真実より視聴率が第一なんです。
誰しもいろんな経験をしてきていると思います。若ければ経験だってそれなりかも知れません。
でもそれを補うのが親からの近道だろうし、自分の応用力でもあると思います。
また今日読んだ記事にはこんなことも書いてありました。
フラットな対人関係
彼女を殺したのはSNSかも知れないですね。
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