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2024年03月21日
ストライク
ところで夏の甲子園シーズンになると、熱闘甲子園という番組が夜に放映されていますね。
2004年8月22日放送分のを動画データにしてあるのです。2004年というと、ちょうど20年前です。
あの日、駒大苫小牧高校が北海道勢初の優勝を果たしました。
北海道人にとって甲子園で優勝なんか悲願のまた夢でした。
今夜、MLBで大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、松井裕樹選手が登板しましたね。
いま日本では何しろ大谷選手が話題です。でも私はダルビッシュ選手が気になります。
同じ2004年の甲子園でダルビッシュ投手は東北高校から出場し、3回戦で千葉経済大学附属高等学校に敗れています。奇しくもその試合、最後のバッターがダルビッシュ選手でした。
動画ではダルビッシュ選手がアウトになり、試合終了となるシーンがあります。でもこれ私、忘れられないんです。あのとき実際にテレビで試合の中継を見ていました。
結果はダルビッシュ選手が見逃しの三振、ゲームセット。
なぜ忘れられないかというと、三振した後、ダルビッシュ選手がしばらくバッターボックスに立ち尽くし、天を仰いでいたんです。
本当にしばらく、ひとり立ち尽くしていたんです。
動画を見ると、ダルビッシュ選手が三振した球は内角高め。微妙なコースです。審判によってはボールかも知れない。いや、どう見てもボールっぽい。
見逃し三振ではなく、ダルビッシュ選手は見送ったと思うのです。
ところがストライクのジャッジを喰らい、しかもゲームセット。
動画を見るとダルビッシュ選手は
「え〜?」
という空気で首をかしげています。
これ、彼の中ではどんな記憶になっているのでしょうか。納得できているのか、不満なのか、またはあれを起点に新たな野球人生を歩んでいるのか。
いま、彼はそれを意識することなく生きているでしょう。けど、決して忘れることのできない記憶なんだと思います。
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