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posted by fanblog
2014年11月03日
Location Location @Seoul
ドミトリー(相部屋)やシングル、
そしてファミリー・ユースの部屋を見せてもらう。
どうやら部屋のサイズは、自分が泊まっている宿のほうが広い。
ここもシングルはマンガ喫茶のイメージ。
うちの宿は日本のビジネス・ホテル・サイズかな。
料金はこちらのほうが少し高いのは、
学生街に近い「恵化」(ヘファ)というロケーションのせいだろう。
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うちの宿のスタッフにいわせると「新設洞は遠いん」だという。
東大門のスグ隣なのに、と疑問を投げかけてみた。
ここは東大門駅から一駅北、うちの宿は東大門駅から二駅東側なだけなのに。
「観光客にとっては明洞に近い」ことや
「ソウルの中心から空港側にある」ことが便利なイメージらしい。
明洞から4号線一本で行ける「恵化」はロケーション・グッドなのだろう。
「地下鉄駅から徒歩ですぐ」とか、
「空港へのリムジンバスが近い」とかはアドバンテージにならないらしい。
ローカル・エリアが好き、なんて観光客は自分以外にそうそういないよね。
なにせ明洞へは足を向けないヤヤコシイ観光客なのだから。
それよりも2本の地下鉄が乗り入れる駅が近いほうが
機動性が高く、便利なのだ。
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「どちらからですか?」
廊下を行き来していたヨーロピアンに声をかけた。
「ターキー(トルコ)です」
「おお! メルハバ〜」
「メルハバ〜」(トルコ語で「こんにちは」)
「あなた、トルコ語が話せるの?」
アイサツ交わしているのを見て、オーナーが驚きの声を上げる。
「あはは、アイサツとアリガトウだけだよ。
ツアーでよく訪問していたからね」
「なあんだあ、驚いたよ」
「テシェクルエデリム」
「なに? それ?」
「トルコの言葉で『アリガトウ』です」
オーナーの問いかけに廊下のトルコ人が英語で説明をくれた。
「コーヒーが入りました、飲んでください」
スタッフの声が響く。
「ベッド、運ばなくていいの?」
「彼とぼくで運べるから、コーヒー飲んでいてよ」
「そうそう、それよりもうちのスタッフに宿のアドバイスと
日本人旅行客の好みや情報を教えてやってください」
オーナーが明るい声で頼んできた。
うちの宿のスタッフがなぜベッドを運んでいるかというと、
オーナーが宿の経営を切り替える際、
道路を挟んだ別棟の「ドミトリー」部屋を借り上げることにしたそうだ。
彼ともう一人でスタッフの仕事を兼任しながら、
共同経営していくことに至ったらしい。
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ここに来るまでの渋滞の車内でそんなことも話ししていた。
スタッフに甘んじることなく、彼らも独立の道を探し当てたのだ。
まずは借り受けだが、自分たちで手を入れ、これからがんばっていく、という。
ここのオーナーとも情報交換や家具やベッドなどを物々交換しつつ、
お互いがんばろう、というわけだ。
「そうだ! あとでうちの新しい宿も見て、チェックしてよ!」
ベッドを運び出しながら、彼が遠くから叫んだ。
どうやら帰りがけに彼らがオーナーとなった新しい宿も覗くことになりそうだ。
雨がそぼ降る一日、やることもないので、拒む理由もないし、
世界各地で見てきた経験が生かされるならそれもうれしい。
どうやらソウルで新しい仕事を発見、報酬は「コーヒー一杯」でどうだろう。