10月の「毎月ソウル」

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夕方の成田空港はけっこう混んでいた。

「シルバー・ウィーク」と名づけられた連休が明けた月曜にも関わらず、
出国審査場にはかなりの列ができていた。
行列を尻目に、自動化ゲートを目指へ。
パスポートと両手の人差し指を機械に読み込ませて、ハイ終了。
事前登録だけ済ませておけば、アっという間に出国手続きは完了だ。

繰り返し書いているが、
この「自動化ゲート」相変わらず我が国では普及も告知もされていない。
シンガポールや韓国では自国民は、
当たり前のように自動ゲートを軽やかに通り過ぎていく、というのに、
変わらず、この国ではスタンプのために行列を作っている。

数少ない利用者としては、
その自動化ゲートが混むようになってもらっては困るので、
普及していかないことは気にも留めないが。

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雑誌やテレビで大人気!irinaのロールケーキタワー



前回の9月版「毎月ソウル」は、
7〜10日の4日間という短期滞在だったためになんとも消化不良で、
結局、月末から10月にかけてのチケットをすぐにブッキングした。

今度は8日間の滞在。
仕事の合間を狙って入れ込んだつもりが、直後に中国に飛び立つハメに陥った。
なんともまあ、うかつな計画です。

出国を済ませ、いつものようにビジネスクラス・ラウンジへ。
デルタ航空との合併を経て、プライオリティ・パスでは、
成田のノースウェストのラウンジは使えなくなってしまったのが残念だが、
それでもKALのラウンジで快適にくつろげる。

この日、ラウンジの無線LANが調子悪いらしく、アクセスがうまくいかない。
有線ケーブルでもチャレンジしたが、
どうやらラウンジのプロバイダー接続に難があるらしく、こちらもNG。

出発前のメールチェック程度だったので、あきらめて新聞、雑誌に目を落とした。

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ラウンジの奥では、アメリカン人女性がネットにアクセスできないことを怒っている。

「どうも無線接続ができないみたいですよ」

PCに疎いラウンジ・ホステスに変わって、彼女に話しかけた。

「わたしのPCが悪いのじゃないのね」

「有線も試したんですけど、そっちも繋がらないみたいですよ」

「それじゃあ、困るのよ。
次のフライトのオンライン・チェックインができないわ」

「だそうです。
チェックインだけできれば、文句も収まるんじゃないかなあ」

日本語でそうつぶやいて、彼女の処遇はラウンジ・ホステスに預けた。
旅先で怒っているアメリカ人ほど性質の悪いものはない。

ユナイテッドのフライトは定刻どおり飛び立ち、時間通りに仁川空港に到着した。

入国審査はいつものようにガラガラ。
沖のコンコース着なので、「スカイ・シャトル」に乗り、ターミナルを移動し、
入国、そしてターンテーブルだが、
預けている荷物もない身としては、飛行機のドアから10分で、到着ロビーに飛び出せた。

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「佐藤黒」・「村尾」など他では手の入らない銘酒ぞろい



空港の両替レートだけ、チェックすると、1万円で125,000w。
このところ130,000w前後で安定している。

空港リムジンに乗り込み、ピッタリ一時間後にはいつもの宿に潜り込んだ。


「楽天プレミアムカード」なら、ラウンジを自由に使える「Priority Pass」がついてくる!!


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posted by delfin at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Seoul

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2014年11月18日

寝ぼけた朝食 @Seoul

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いつものように原稿をやっつけて来たので、いつものように疲れていた。

昨夜、宿にたどり着くと荷物を置いて、
近所の定食屋に潜り込み、ビビンバを頬張って、眠りに着いた。

ソウルでホステルやゲストハウスと呼ばれる安宿はなぜか朝食付きの宿が多い。
大概はトーストやご飯が置いてあって、
キムチと一緒にご自由にどうぞ、という体裁だが、
一人旅にはこれがけっこうありがたい。

「ホステル・コリア」では、8〜10時の間にトーストとジャムが供される。
モチロン、淹れたてのコーヒーもございますぜ。

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到着日の翌日は慌しく出てきた疲れを引きずっていて、
たいてい昼近くまで寝過ごしてしまう。
この日も例外でなく、起きてきたらランチタイムに近い時間だった。
朝食のトーストはしまわれて、食いっぱぐれた時間だ。

コーヒーをもらおうとキッチンに向かうといい香りが漂ってきた。

滞在中の客がなにか料理しているのだろう、と思いながら、
キッチンに進むとスタッフのみんなが食事をしていた。

「アニョ〜ン」

寝ぼけた声で声をかけると、笑い声とともに返事が返ってきた。

「アニョンハセヨ〜、もうランチタイムですよ」

「ツカレテイルンデス。到着日は疲れているんです」

ハングルと英語を交えて、会話を交わす。

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「朝食?ランチ? 食べますか?」

「え?いいの? みんなのご飯でしょう?」

「ダイジョウブ、一緒に食べましょう」

ゲストハウスなのだが、常客ともなると家族やスタッフと同じ扱いなのがうれしい。

「メニューはなに?」

コーヒーを勝手に淹れながら、尋ねる。
24時間いつでも勝手に飲めるところもこの宿を気に入っている理由だ。
ところが欧米の客がいなければ、コーヒーを飲む客はホトンドいない。
以前にも書いたが、アジア系の宿泊客はストレートのコーヒーを好んで飲まない。
この宿のコーヒーを消費しているのは自分だけかもしれない。

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「プルコギ デスヨ〜」

「イイデスネ〜」

白いご飯をもらって、スタッフと一緒に頬張った。


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posted by delfin at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Seoul
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