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2017年04月22日
2回もひとり旅している女子が教える!オランダの治安・鉄道事情
もうそろそろというか、結構前からデルフトが恋しいです。ノスタルジックな光景。
どうも、カジヤマシオリです。2回もひとりでふらふらしちゃうほど、オランダが好きです。アムステルダムだけじゃなくて、ほかの街も大好きです。もう住みたいよ。
そんな私のブログに、つい先日、こんなコメントが。
いやー、このブログはコメントつくようなもんじゃないと思っていたので正直驚きです。来ていただき光栄です。反応しようと思っていたら、コメントいただき1週間近くたってしまいました。基本週末更新のためです、すんません。
(一部省略させてもらいました。ご了承ください。)
アムステルダムはひったくりが多いとよく聞きますが、人を見たら泥棒と思え、ぐらいに用心して歩いていれば大丈夫でしょうか。
ヨーロッパに一人で行くのは初めてなので、いささか不安です。昨今はまた欧州でテロもちらほらとあるので、そういう懸念もなきにしもあらずですし…。
デルフトにも行きたいと思っていますが、1時間程度でもちゃんとそっち方面の電車に乗っていくのは大変そうですね。…大丈夫かな、私。段々、不安が大きくなってきました。何に一番気をつけておけばいいでしょうか?パスポートはホテルのセーフティボックスに入れておいた方がいいでしょうかね。夕食など、ホテル近くの店を探した方がいいでしょうかね。
mikiさま、コメントありがとうございました。
来月ひとりでオランダに行かれるということで。私も連れてってほしいくらいです。もし言葉が不安なら、あまり得意じゃないけど英語で通訳します。
全力でカメラマンします。荷物番します。Wi-fiルーターをシェアしましょう(笑)←ガチすぎる…
それはさておき、私のブログを読んで不安にさせちゃったみたいですみません。
おそらく、 スマホを紛失したと いうくだりですね。楽しみなオランダ旅行に水を差してしまったのではないだろうか私…
えーと、スマホの紛失は完全なる私の 不注意 です。決してスリにあったのではなく、不注意。
2度目のオランダということで、ある程度は慣れている。デルフトには前回も訪れているし、電車も初めてじゃない。
大好きなオランダ。平和なオランダ。お気に入りのオランダ…
そう、私は安心しきっていたから、スマホを紛失してしまったのです。
警戒心強いはずの私が安心しきってしまうほどに、オランダはすごく居心地がいいのです。日本なんかよりも。
安心しきってしまわなければ、オランダは怖い国ではないと感じています。
今回スマホをなくしたのは、決してオランダの治安が悪いからではありません。
日本でスマホなくしても戻ってこない可能性はありますし、それがたまたまオランダだっただけだと思います。だから、私がスマホを紛失したということで不安に思わないでください。
それでも不安なら行かないほうがいいと思います。そういう状況のほうがスマホ紛失みたいなトラブルは起こりやすいと思うし、きっと楽しくない(笑)
せっかくなので、オランダの治安について、私の観点から。
他にも数か国訪れたことがありますが、そのなかでもオランダは落ち着いているほうだと思っています。
ですが他の国を訪れている時と同じように、危機管理を怠らないのが大切です。いくら平和だからってオランダは外国。日本じゃない。自分しかいないなら、ちゃんと手荷物に注意して、しゃきっと行動していれば怖くないと思います。
私はアムステルダムでひったくりにあったことはありません。これまで丸6日くらいオランダ国内を旅してますが、実質アムステルダムにいたのは丸3日くらい。意外にも滞在日数は少なめではあるものの、ひったくりにあった経験はなし。
道に迷ったりトラムを降りる場所がわかんなくて郊外まで行っちゃったり(怖かった)、そういう経験はあるものの、犯罪の被害はなし。アムステルダムでひったくりが多いかは正直わかりません。
犯罪があちこちで起きている感じはありませんでしたが、自分の手荷物には重々気を付けた方がいいと思います。ここでも、あくまでも外国ということは忘れずに。
テロなんて正直どうなるかわかりません。こればかりは。
世界中にはいろんな思想を持つ人がいる。
もちろん外国の人もいっぱい移住していますが、日本に住んでいるのは日本人ばかり。テロなんて早々起こらない国。そういう国に生まれ育ったから、よけい違う思想を持つ人が起こす事件を恐ろしく感じるのです。
いろんな思想を持つ人がいる、ヨーロッパを旅したいと思った時点でどうにもならないことだと思います。
私はヨーロッパでそういう経験がないのでアレですが、もし万が一そういう状況にあったら、自分の身は自分で守る、デマに惑わされない、しっかりと正しい情報を得る…そういったことしかできないんじゃないかと。
あ、ちゃんと日本にいる大切な人たちに無事を伝える!そうなったらそうなったで対応していくしかない、私はわりとこういう考え方なんです。
でもヨーロッパ大好きな立場としては、ない方がいいのは言うまでもないですよ笑
治安と関係あるかどうかは謎なものの、おそらくmikiさんをはじめここにたどり着いた方は知っているかと思いますが、オランダ国内は大麻が合法化されています。
詳しい法律はわかりませんが、とくにアムステルダムには「coffee shop」がいっぱい。これは日本でいうカフェとかではなく、大麻ショップ&大麻が吸える場所という意味。もちろん日本人がここで購入&使用は禁止ですし、それを国外に持ち出そうとするとえらいことになります。コーヒー飲みたくてもこのお店には入らないでくださいね。
この「coffee shop」がいっぱいあるような場所はいい雰囲気ではありません。薄暗かったりあやしい雰囲気。アムステルダムでいうと飾り窓(売春)地区・運河沿いに近い路地とかによくあります。夕方過ぎごろからはあまり近寄らないほうがいいかと。常に犯罪が起こっているというわけではないだろうけど、物騒な感じでおすすめできません。
美術館などを含むオランダのお店・施設は、飲食店系を除いてだいたい19時前後に閉店します。
スーパーやドラッグストアもそうです。お店やってないなら素直に帰りましょう。しかし曜日によって夜遅くまでやっていることもあります。
アムステルダムの中心部の夜の風景はなかなか綺麗なので(中央駅とかダム広場、スパイ通りなど)、路地や人気のないところに迷い込まなければ、そういうところなら夜の散策もあまり危険な感じがしないレベルです。
電車が不安とのことですが、乗り間違えなければ大丈夫。
駅員さんに「デルフトへ行くには?」と聞くときも、口で言うだけでなく、デルフトってオランダ語で紙に書いて聞くのが確実。何番ホームから、どこ行きの電車、発車時刻をしっかり確認を!自分の判断だけで不安なら、駅員さんとか観光案内所で問い合わせましょう。こういう基本的なことができてれば、問題ないです。
ちなみにオランダの電車はすぐ運休になります。よく遅れます。いきなり折り返し運転することもあります。発車直前に電車のホームがころころ変わることもあります。運休になりやすいことについては過去のブログもぜひ↓
https://fanblogs.jp/gotuabroad/archive/81/0
この旅でも何度も運休してました。
ロッテルダムからベルギーに行った日も、特急電車のタリスはかろうじて朝と夜の便のみ運行していたものの、IC,いわゆる普通の電車は1日中運休でした。次の日も似たような状況でした。
理由はわかりません。こればかりはどーにもならないので、この事実だけ覚えておいてください。
私がベルギーに行ったときのように、1日全部の便が運休になる可能性があります。いつ電車は来るのか、次の電車は本当に来るんだろうな?という確認をチケットカウンターですることと、もしそうなった場合は行き先を変更するなど、フレキシブルに対応を。天気が悪いとき、体調が優れないときなどにも応用できるので、旅行前に行きたい街の候補を複数考えておくと慌てません。
大丈夫、オランダは魅力的な街が山ほどあるので、行き先変更しても後悔しないと思いますよ。臨機応変さを!
帰国する日にそういうことが起きるとパニックになりそうなので、帰国日前日に泊まるホテルは、空港からそこまで遠くないところにするのがおすすめ。運休でもタクシーで十分アクセスできる距離とか、あわてないよう、電車で1時間以内くらい?
アムステルダムのスキポール空港から電車で2時間くらいの街に泊まって、いざ帰国当日になると電車がぜーんぶ運休、バスでのアクセスがよくわからない。タクシーだと金額が大変なことになりそう…
こういうシチュエーションはかなりパニックになりそうです。
ちなみに、私がデルフトで泊まったホテルでは、スキポール空港直行の専用タクシーを手配できるそうです。お世話になったホテルの記事はこちら↓
https://fanblogs.jp/gotuabroad/archive/124/0
たしか70ユーロくらい?直行なので値段は一律のもよう。
万が一の時に備えて、こういうサービスも把握しといて損はないと思います。
海外旅行の基本かとは思いますが、パスポートはコピーも持っておくと安心ですね。
ブランドショップを巡ったり、高価なデルフト陶器をいくつも買ったりなど、高額なショッピングをするつもりがなければセーフティーボックスに入れっぱなしでもいいと思います。免税の手続きの関係のためです。
ですがホテルによってはそうしないほうがいい場合も。セキュリティーボックスに入れてたのに盗まれてた…ということも海外ではあるようです。そこそこちゃんとしたホテルなら大丈夫だと思います。ホテルを問わず、スーツケースのカギをかけるのも忘れずに、カギの管理もしっかりと!
あと、夕食の場所はそんなシビアにならなくてもいいと思います。
せっかくのオランダですから、食べたいモノを食べたい場所でのほうがいいと思いますよ。
最寄りのトラムの駅や目印になりそうな建物をなんとなく覚えておくと安心かと。どうしても、ホテルからレストランの場所がわかりづらい、暗い、不安ということであればタクシーを呼んでもらいましょう。オランダでは日本で言う流しのタクシーはそう多くないので、スタッフさんにお願いしてください。テキトーなとこじゃなければちゃんと手配してくれますw
ですが、観光に夢中でホテルに帰るのが遅くなって、周りのファストフード店やスーパーは閉店…という時のために、ホテル周辺のよさげなレストランを把握しておくのは損じゃないと思います。
疲れててあんまり遠くに食べに行きたくない、ビール飲みたいけどひとりで帰るのが不安という時にも。ホテルに併設されたレストランで済ますという選択肢もアリ。私が今回の旅で泊まったホテルには、ぜんぶ評判のいいレストランが併設されていました。最終日にはそこで酔いつぶれましたが、ホテルはすぐ隣。
お酒が好きならおすすめです。
長くなりましたが、以上が私の見解です。あんまり役に立ちそうなこと書けてない気がする…
デルフトはとても治安がよいです。少なくとも1月末や3月末はそこまで人でごった返してなくて、アムステルダムのような美しいカオスは存在しない、とても落ち着いた街です。
もしまだホテルが決まってなければ、私が滞在した「ホテル・コーパンデル」をおすすめします。
デルフトに泊まるつもりはないかもしれませんが、ちょっとでもデルフトの街に泊まることを検討してもらえればと思います。アムステルダムの駅近くや中心部にちょうどいいホテルが見つからないなら、考え方を変えて別の街に泊まるのもいいと思いますよ。
このホテル、街の中心にありますがうるさくないです。デルフト観光にはうってつけです。街歩きに少しでも不安があれば、その不安がゼロになるまで、ホテルのスタッフさんに頼りましょう、うん(笑)
ブログにも書いた通り、道の案内だけじゃなく、私のスマホ紛失事件にも徹底的に対応してくれました。このホテルに関してはコメントいただいたページをお読みください。そして、まだ不安だというのなら、ぜひその不安を聞かせてもらえないかなと。もちろんほかの、オランダに行く予定のある、あるいは気になるという人も!
次はたびねす記事のこぼれ話ができればと思います。
更新が追いつく気がしないぜ!
2017年04月12日
オランダ旅行こぼれ話?A「デルフト街歩き総括」
またまた、たびねすに記事が掲載されましたので、紹介させていただきます。
「フェルメールの世界観に浸る!オランダ・デルフトで聖地巡礼の旅」
http://guide.travel.co.jp/article/25435/
前回の記事では、そのデルフトで滞在していたホテルを紹介しています。
オランダ旅行こぼれ話「ホテル・デ・コーパンデルの人にえらくお世話になった」
https://fanblogs.jp/gotuabroad/archive/124/0
電車でデルフトにたどり着く前、スマホをどこかに忘れてきたという話は前回しております。
それはおいといて、デルフトで何してたかということ、たびねすに書いてないことをお送りします。
スマホを紛失したらどうすればいいのか、ということについてはまた…
デルフトについて、スマホを紛失したことに絶望して、デルフトの街を歩きはじめる。
ホテル行かなきゃ!スーツケースおかなきゃ!
デルフトの駅は、デルフトブルーと言いたげなブルー。
といっても暗い色合いですね…
私はこの色合い、好きですけど。
というか、昨年1月末も駅前は工事してたのに、現在もまだ工事中です。
いっきに駅前をつくりかえたいのだろうか。去年も工事してて、道路の向こう側へ渡るの一苦労でしたよ。うん、今年もそう。
駅の東側はトラムの停留所があるのですが、橋とか横断歩道ないところをショートカットして向こう側へいくのは一苦労。みなさん気を付けて!安全に超遠回りするのがいいかとw
ホテルにチェックイン後、さっそく街歩き開始。
やっぱりマルクト広場は、デルフトに来たら行きつく場所。来るつもりなくてもw
まずは、その広場に面する新教会へ。フェルメールが生まれて間もなく、洗礼を受けた場所なんだとか。あと、オラニエ家代々の墓があるらしいぜ!
めちゃデカい。
368段といわれる鐘楼の階段を登って、上からデルフトの街を一望するつもりでした。しかし現在工事中で登れないよう。教会内とは別売りのチケットも販売されておらず。
とりあえず、教会内のみのチケットを買って中へ。ここでもらったレシートは大切にとっておいてください。あとでその理由はわかります。
教会内も工事がバリバリ入ってました。埃っぽい。ん、砂っぽい?
オラニエ家の墓…よくわかりませんでしたwお墓らしいものやレリーフやプレート、彫像のようなものはあるのですが。博物館じゃないからキャプションもありません。
とりあえずオラニエ家の姫とか子どもとかのお墓っぽいなあ、っていうのはありましたけど。
んで、なんか立派なお墓やなあと思って写真にしてたこのお墓、ヒューゴ・グロティウスのものらしい。帰国後に発覚した事実です←
フェルメールの○○ってことしか知識をいれずに行ったので、こんなことになってしまった。しかも世界史をちゃんと勉強してないので「戦争と平和の法」とか言われてもよくわかりません…とにかく、法律関係のすごい人だと。
下調べ大事です。スマホなくすからこんなことになんねんで…
ステンドグラスもすごいぞ。とにかく天井が高いんだ!
ちょっとひとりの時間を過ごして、マルクト広場に出てみる。あんまり天気がいいわけではないけれど、この広場好き。
新教会の向かいには、市庁舎です。ここでフェルメールと妻カタリナは結婚したんだとか(たぶん事務的な処理の意味合いで)
こちらもかなり古い建物。もともと牢獄だったんだとか。ツアーの予約しなきゃ入れないみたいなので、今回は割愛。こんなフェルメールゆかりの地に挟まれて、たぶんここもフェルメールは訪れてて。ヲタクにはたまらん場所ですね。
そして、横道に入って、フェルメールセンター。
前回のオランダ旅行で訪れたので、今回は中には入りませんでした。ファンなら一回くらい訪れてみても損はないかと。
日本語のパンフを借りることができますが、オーディオガイドは他の言語しかありません。確か中国語とかスペイン語とか。説明書きも英語かオランダ語なのでかなりきつかった…
(やっぱり半分くらいしか理解できない)
フェルメールセンターの前の道に沿って、旧教会に移動。
こちらのほうが、新教会よりも古い。先ほど新教会に入った時のレシートがあれば、ここで入場料を払う必要はありません。受付でレシートを提示。
ここは工事は入ってませんでしたが、なんだろう、イスの配置とか変えてる最中だった。
ステンドグラスがきらきらしてた。なんか、異世界?
めっちゃ装飾が豪華とか、そういうのじゃなくて、崇高な雰囲気?いろんなものが浄化されていく感じでした。
パイプオルガンすごく大きいよ。
んで、ここはフェルメールのお墓がある。ここにフェルメールが眠るのか、と思うとなんだか感慨深くて、ずっとぼーっとしてました。だれにも干渉されない。いろんなことに考えをめぐらせたっていいし、目をつぶって心を無にするのもいい。たぶんデルフトに住んでたら、壁にぶつかるたびに通いそうです。
そのあとはデン・ハーグに移動。
次の日はアントワープへ。
別の街を観光してても、ここに戻ってくるのがすごく嬉しかった!
最終日、チェックアウト前にお散歩。
フェルメールの「デルフトの眺望」が描かれた場所へ行ってみました。
ホテルのスタッフさんに、ここに行きたいんだけどどうやって行けばいい?と聞いて、確実に行けるルートを教えてもらいました。そのルートについてはまた後日。
デルフトにはこんな美しい場所があります。
フェルメールの作品に描かれたものよりも、少し変わってるかもしれない。だけど、教会の頭の部分は今でも見ることが出来ます。船も川岸についていて、デルフトの中心部をずっと遠くに見つめる。そんなに非日常ではない、日常の一部みたいな眺望。
この眺望を、筆と絵の具とその他もろもろできらきらとしたものにしてしまったフェルメール。何気ない日常のはずなのに愛おしさすらも感じる光景。デルフトに滞在してから、ますますこの作品が好きになりました。
ホテルの壁にも、特大の「デルフトの眺望」♪
デルフトでの思い出はざっとこんな感じです。
スマホを紛失するというトラブルに見舞われた後でしたが、けっこう元気に歩き回ってます!新教会と旧教会を見学できたのがとりあえずよかった。
また訪れたい。1週間くらいいたいwなんか居心地よすぎて居座ってしまいそうw
私にとってはそんな街ですね。
「フェルメールの世界観に浸る!オランダ・デルフトで聖地巡礼の旅」
http://guide.travel.co.jp/article/25435/
前回の記事では、そのデルフトで滞在していたホテルを紹介しています。
オランダ旅行こぼれ話「ホテル・デ・コーパンデルの人にえらくお世話になった」
https://fanblogs.jp/gotuabroad/archive/124/0
電車でデルフトにたどり着く前、スマホをどこかに忘れてきたという話は前回しております。
それはおいといて、デルフトで何してたかということ、たびねすに書いてないことをお送りします。
スマホを紛失したらどうすればいいのか、ということについてはまた…
デルフトについて、スマホを紛失したことに絶望して、デルフトの街を歩きはじめる。
ホテル行かなきゃ!スーツケースおかなきゃ!
デルフトの駅は、デルフトブルーと言いたげなブルー。
といっても暗い色合いですね…
私はこの色合い、好きですけど。
というか、昨年1月末も駅前は工事してたのに、現在もまだ工事中です。
いっきに駅前をつくりかえたいのだろうか。去年も工事してて、道路の向こう側へ渡るの一苦労でしたよ。うん、今年もそう。
駅の東側はトラムの停留所があるのですが、橋とか横断歩道ないところをショートカットして向こう側へいくのは一苦労。みなさん気を付けて!安全に超遠回りするのがいいかとw
ホテルにチェックイン後、さっそく街歩き開始。
やっぱりマルクト広場は、デルフトに来たら行きつく場所。来るつもりなくてもw
まずは、その広場に面する新教会へ。フェルメールが生まれて間もなく、洗礼を受けた場所なんだとか。あと、オラニエ家代々の墓があるらしいぜ!
めちゃデカい。
368段といわれる鐘楼の階段を登って、上からデルフトの街を一望するつもりでした。しかし現在工事中で登れないよう。教会内とは別売りのチケットも販売されておらず。
とりあえず、教会内のみのチケットを買って中へ。ここでもらったレシートは大切にとっておいてください。あとでその理由はわかります。
教会内も工事がバリバリ入ってました。埃っぽい。ん、砂っぽい?
オラニエ家の墓…よくわかりませんでしたwお墓らしいものやレリーフやプレート、彫像のようなものはあるのですが。博物館じゃないからキャプションもありません。
とりあえずオラニエ家の姫とか子どもとかのお墓っぽいなあ、っていうのはありましたけど。
んで、なんか立派なお墓やなあと思って写真にしてたこのお墓、ヒューゴ・グロティウスのものらしい。帰国後に発覚した事実です←
フェルメールの○○ってことしか知識をいれずに行ったので、こんなことになってしまった。しかも世界史をちゃんと勉強してないので「戦争と平和の法」とか言われてもよくわかりません…とにかく、法律関係のすごい人だと。
下調べ大事です。スマホなくすからこんなことになんねんで…
ステンドグラスもすごいぞ。とにかく天井が高いんだ!
ちょっとひとりの時間を過ごして、マルクト広場に出てみる。あんまり天気がいいわけではないけれど、この広場好き。
新教会の向かいには、市庁舎です。ここでフェルメールと妻カタリナは結婚したんだとか(たぶん事務的な処理の意味合いで)
こちらもかなり古い建物。もともと牢獄だったんだとか。ツアーの予約しなきゃ入れないみたいなので、今回は割愛。こんなフェルメールゆかりの地に挟まれて、たぶんここもフェルメールは訪れてて。ヲタクにはたまらん場所ですね。
そして、横道に入って、フェルメールセンター。
前回のオランダ旅行で訪れたので、今回は中には入りませんでした。ファンなら一回くらい訪れてみても損はないかと。
日本語のパンフを借りることができますが、オーディオガイドは他の言語しかありません。確か中国語とかスペイン語とか。説明書きも英語かオランダ語なのでかなりきつかった…
(やっぱり半分くらいしか理解できない)
フェルメールセンターの前の道に沿って、旧教会に移動。
こちらのほうが、新教会よりも古い。先ほど新教会に入った時のレシートがあれば、ここで入場料を払う必要はありません。受付でレシートを提示。
ここは工事は入ってませんでしたが、なんだろう、イスの配置とか変えてる最中だった。
ステンドグラスがきらきらしてた。なんか、異世界?
めっちゃ装飾が豪華とか、そういうのじゃなくて、崇高な雰囲気?いろんなものが浄化されていく感じでした。
パイプオルガンすごく大きいよ。
んで、ここはフェルメールのお墓がある。ここにフェルメールが眠るのか、と思うとなんだか感慨深くて、ずっとぼーっとしてました。だれにも干渉されない。いろんなことに考えをめぐらせたっていいし、目をつぶって心を無にするのもいい。たぶんデルフトに住んでたら、壁にぶつかるたびに通いそうです。
そのあとはデン・ハーグに移動。
次の日はアントワープへ。
別の街を観光してても、ここに戻ってくるのがすごく嬉しかった!
最終日、チェックアウト前にお散歩。
フェルメールの「デルフトの眺望」が描かれた場所へ行ってみました。
ホテルのスタッフさんに、ここに行きたいんだけどどうやって行けばいい?と聞いて、確実に行けるルートを教えてもらいました。そのルートについてはまた後日。
デルフトにはこんな美しい場所があります。
フェルメールの作品に描かれたものよりも、少し変わってるかもしれない。だけど、教会の頭の部分は今でも見ることが出来ます。船も川岸についていて、デルフトの中心部をずっと遠くに見つめる。そんなに非日常ではない、日常の一部みたいな眺望。
この眺望を、筆と絵の具とその他もろもろできらきらとしたものにしてしまったフェルメール。何気ない日常のはずなのに愛おしさすらも感じる光景。デルフトに滞在してから、ますますこの作品が好きになりました。
ホテルの壁にも、特大の「デルフトの眺望」♪
デルフトでの思い出はざっとこんな感じです。
スマホを紛失するというトラブルに見舞われた後でしたが、けっこう元気に歩き回ってます!新教会と旧教会を見学できたのがとりあえずよかった。
また訪れたい。1週間くらいいたいwなんか居心地よすぎて居座ってしまいそうw
私にとってはそんな街ですね。