「時節柄」に向き合うか、それとも「時節柄」のないものだけを扱うか
どうして吸い寄せられるんだろう?と考えて気づいたことは、「時節柄」をきっちり追いかけている事なんだと思います。
「今」、「この時期」、「今度がやってくるとしたら1年後かも!」という「時節柄」を大切にして向き合うということ。
食べるものこそ、その時節柄を大切にしたいものだと思いました。
アジアのスープ「トムカーガイ」とは?
「トムカーガイ」または「トムカーカイ」と言うタイとラオスのスープで、チキン・ガランガル・スープという意味です。
ガランガル・スープ?
ガランガルとは別名 タイ生姜(ショウガ)の事で、見た目は生姜に似ていますがスパイシーな香りが特徴のある植物なのだそうです。
古くから中国では生薬として用いられてきた歴史もあり、つくづく食べるものには歴史と文化が必ず背景にあるものだと認識しました。
次々に企画をぶつけてくるところが流石です。
飲食店ばかりでなく、どんな事業でも「今」と向き合っていく姿勢がないと、顧客目線からは死んでいるように見えてしまう。
そうならないように時間の中に身を置いて、「今」に向き合っていくということなんだろうな。
それぞれの会社が「クオリティ」に向き合っている!
その一方で、その「時節柄」を出来るだけ感じさせないメニューを考えて、全国にチェーン展開していく事業者もいて、それはそれで大変な努力の賜物なのだろう...と感心させられます。
これはご存知『デニーズ(Denny’s)』のメニューです。
先日久し振りに 機会があって行きました。
やはり行く度に少しずつ何かが変更されていて、顧客ニーズを何らかの仕方で汲み取りながら改善活動をしているのだろうと推測します。
あるいは、メニューのデザインは定期的に変更するという方針なのかもしれませんが、中身はスープストックとは正反対で、季節感を感じなくてもよい食材ばかりで構成されています。
これはこれですごい事ですね。だから全国展開ができる!
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