『Floyd Rose FRX（フロイド・ローズFRX）』、レスポールなどチューン・O・マティック&ストップ・テールピース仕様ギターに取り付け可能なトレモロシステムが発売されている件。

2016年11月22日

『Floyd Rose FRX（フロイド・ローズFRX）』、レスポールなどチューン・O・マティック&ストップ・テールピース仕様ギターに取り付け可能なトレモロシステムが発売されている件。

フロイド・ローズ FRX

ギブソン（Gibson）のエレキ・ギター、レスポールなどのチューン・オー・マチック

& ストップ・テールピース・スタイルのブリッジが搭載されたギターへの取り付け

（後付け）が可能なFloyd Rose（フロイドローズ）の「FRX」というトレモロシステムが

発売されていることを最近知りました。（というか某サイトに新製品情報として掲載

されていたのです。）

ボディへの加工無しで取り付けられるということで、興味が沸きました。

その前にFloyd Rose（フロイド・ローズ）について書いておきます。

フロイド・ローズは、ギタリストでエンジニアのフロイド・ローズが考案したビブラート・

ユニットのことで1977年に開発され、1980年代にはエドワード・ヴァン・ヘイレン

（VAN HALEN）、ニール・ショーン（ジャーニー）、ブラッド・ギルス（ナイトレンジャー）

らが使用。プロトタイプの「1」はエドワード・ヴァン・ヘイレン、「2」はニール・ショーン、

「3」はブラッド・ギルスが使用しているのだとか。

Brad Gillis guitar solo from Japan tour '83

アーミングは弦のテンションを変えるため、チューニングの狂い生じやすいが、

それまでのシンクロナイズド・トレモロとは違い、ナットとブリッジサドルで弦を固定

することによりチューニングが安定し、音程の可変幅が大きく、大胆なアーミング奏法

を可能としています。

さて、フロイド・ローズの「FRX Tremolo Systems」ですが、従来のフロイド・ローズ

とは違いギター本体に加工する必要がないというところがやっぱり魅力的です。

ロックナットも付属しており、元のナットの部分、ヘッド側に取り付けるようですが、

ここはネジ止めになっているので、残念ながらヘッドにネジ穴が開いてしまいます。

トレモロ本体はレスポールなどのチューン・オー・マチックとストップバーテイルピース

のスタッドの位置にネジ止めできるようになっていて、ボディー側にザグリ加工は

必要ありません。

取り付けの動画もありました。フロイド・ローズさんが出演し、取り付けを実演。

New Floyd Rose FRX Retrofitting Tremolo Instructions

演奏の動画はこちら。

Testing the FRX Floyd trem

最初に買ったエレキ・ギターにずっとフロイド・ローズを取り付けたかったのですが、

やはり、ボディに穴をあけるというのに抵抗があり、実現していません。

このフロイド・ローズFRXは魅力的です。探してみましたが、あまり取り扱ってない

みたいです。サウンドハウスさんもお取り寄せとなっています。

FLOYDROSE ( フロイドローズ ) ｜サウンドハウス

しかし、価格が約40,000円～70,000円位とちょっと高額。

これなら、フロイドローズ・タイプのトレモロをマウントしたエレキギターが買えますね。

最初からFRXがマウントされたギブソンのギターも発売されています。

フロイドローズFRX搭載ギター

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『Floyd Rose FRX（フロイド・ローズFRX）』、レスポールなどチューン・O・マティック&ストップ・テールピース仕様ギターに取り付け可能なトレモロシステムが発売されている件。

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