土は焼くときの温度や土の成分の違いで、いくつか違うものになります。土器、陶器、磁器のちがいです。これはちょうど古い時代では土器が生産され、時代を経るにつれて、焼く技術が進歩したり取り入れられたりして、陶器や磁器となったこともあります。
また作り方(成形)にもいろいろあります。主なものにひもづくりと板づくりがあります。このほかにもろくろを使ってかたちをつくることもあります。ひもづくりは円盤状にした陶土の上に、ひも状にした陶土をどべ(陶土を水で溶いたもの)をつけながら、積んでいきます。その後指で陶土を押さえて必要なかたちに成形していきます。
板づくりは、のし棒でうすくのばした陶土の板を必要な形にへらで切ります。それをどべで接着しながら組み立てていきます。
できた作品はしばらく乾燥させます。その後釉薬や専用の絵の具で色をのせることがあります。焼くときには窯を用いて高温で焼きます。焼くことによって思いもしなかった模様や味わいが生まれることがあります。
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