ベガルタ仙台 対 清水エスパルス






同じ442で噛み合わせようとしたものの、プレスをかけられなかったなというのが正直な印象です。


一つの要因としては乾を捕まえきれなかったかなと。
ディフェンスラインと中盤の2ラインの間に立ち位置をとり、ボールを引き出す。そこにボランチが食い付けば空いたスペースを使われる。

少しずつ立ち位置をずらされて、逆サイドへ展開されるなど清水としてはやりたい攻撃ができたのではないかなと。


相手選手達を捕まえきれず、細かいパスで剥がされる。
次第に意識が後ろにいきファーストディフェンダーが決まらずにどんどん回される。かなり苦しい、ベガルタとしては面白くない試合だったのかなと。


しかし、それでも負けなかった。相手のミスに救われた場面もあったものの1失点でしのげたこと。これは今後に間違いなく繋がると思いました。


一つの隙を突いて得点できたこと。内容はまだまだなのは間違いないけれども、進歩しているのを感じられる試合だったのかなと。


ただ、開幕からここまでの試合で気になることが一つ。清水や町田、金沢などポゼッションが得意なチームが相手の時には立ち上がりに受けてしまうこと。そして、受けてしまった相手に対してはことごとく勝てていないこと。

逆に、甲府戦や群馬戦など自分達が勢いを持って入れた試合には負けていないこと。

立ち上がり押し込まれた時にどう押し戻して勝ち切るのか。はっきりとした課題がわかってきたなと思います。


逆に言えば勢いを持って入れれば押し切れるだけの力はすでに持っているということ。今のところは立ち上がりで全て決まっているのかなと。


そして、ここまでで収穫があるとすれば様々なフォーメーションを使いながら可変式を導入し、柔軟性を高めていること。
これも一つベガルタスタイルとしていくのかなと個人的には思います。




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