〇〇が辛い時に冷え性さんが飲む薬。。
ほんとにツラい時には漢方外来や冷え性外来などの医療機関に行く事をおすすめしますが
→ 東京23区内の冷え性関連の医療機関まとめ記事
市販の薬でどうにかしたい方もいらっしゃると思います。
そこで、ドラッグストアなどで買える漢方薬にはどんな物があるのかまとめてみました。
あ 行〜 た 行
胃風湯
(いふうとう)
体力中等度以下で、顔色悪くて食欲なく、疲れやすいものの次の諸症:急・慢性胃腸炎、冷えによる下痢 胃風湯を探す
温経湯
(うんけいとう)
体力中等度以下で、手足がほてり、唇がかわくものの次の諸症:月経不順、月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害、不眠、神経症、湿疹・皮膚炎、足腰の冷え、しもやけ、手あれ(手の湿疹・皮膚炎) 温経湯を探す
越婢加朮附湯
(えっぴかじゅつぶとう)
体力中等度以上で、冷えがあって、むくみがあり、のどが渇き、汗が出て、ときに尿量が減少するものの次の諸症:むくみ、関節のはれや痛み、筋肉痛、湿疹・皮膚炎、夜尿症、目のかゆみ・痛み
延年半夏湯
(えんねんはんげとう)
体力中等度で、みぞおちに抵抗感があって、肩がこり、足が冷えるものの次の諸症:慢性胃炎、胃痛、食欲不振 延年半夏湯を探す
黄耆建中湯
(おうぎけんちゅうとう)
体力虚弱で、疲労しやすいものの次の諸症:虚弱体質、病後の衰弱、ねあせ、湿疹、皮膚のただれ、腹痛、冷え症 黄耆建中湯を探す
黄連阿膠湯
(おうれんあきょうとう)
体力中等度以下で、冷えやすくのぼせ気味で胸苦しく不眠の傾向のあるものの次の諸症:鼻血、不眠症、かさかさした湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ 黄連阿膠湯を探す
解急蜀椒湯
(かいきゅうしょくしょうとう)
体力中等度以下で、腹部が冷えて痛み、あるいは腹が張って、ときに嘔吐を伴うものの次の諸症:冷え腹、急性胃腸炎、腹痛
加味逍遙散
(かみしょうようさん)
体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの次の諸症:冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症 加味逍遙散を探す
加味逍遙散加川?地黄
(かみしょうようさんかせんきゅうじおう)
体力中等度以下で、皮膚があれてかさかさし、ときに色つやが悪く、胃腸障害はなく、肩がこり、疲れやすく精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときにかゆみ、便秘の傾向のあるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎、しみ、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症 加味逍遙散加川弓地黄を探す
甘草乾姜湯
(かんぞうかんきょうとう)
体力虚弱で、手足が冷え、薄い唾液が口に溜まるものの次の諸症:頻尿、尿もれ、唾液分泌過多、鼻炎、しゃっくり、めまい
?帰膠艾湯
(きゅうききょうがいとう)
体力中等度以下で、冷え性で、出血傾向があり胃腸障害のないものの次の諸症:痔出血、貧血、月経異常・月経過多・不正出血、皮下出血 ?帰膠艾湯を探す
桂姜棗草黄辛附湯
(けいきょうそうそうおうしんぶとう)
体力中等度以下で、さむけを訴えるものの次の諸症:感冒、気管支炎、関節のはれや痛み、水様性鼻汁を伴う鼻炎、神経痛、腰痛、冷え症
桂枝加朮附湯
(けいしかじゅつぶとう)
体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの次の諸症:関節痛、神経痛 桂枝加朮附湯を探す
桂枝加苓朮附湯
(けいしかりょうじゅつぶとう)
体力虚弱で、手足が冷えてこわばり、尿量が少なく、ときに動悸、めまい、筋肉のぴくつきがあるものの次の諸症:関節痛、神経痛 桂枝加苓朮附湯を探す
桂枝二越婢一湯加朮附
(けいしにえっぴいっとうかじゅつぶ)
体力中等度以下で、冷えがあって、のどが渇き、汗が出て、ときに尿量が減少するものの次の諸症:関節のはれや痛み、筋肉痛、腰痛、頭痛
桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹、皮膚炎 桂枝茯苓丸を探す
甲字湯
(こうじとう)
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症注、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ 甲字湯を探す
五積散
(ごしゃくさん)
体力中等度又はやや虚弱で、冷えがあるものの次の諸症:胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒 五積散を探す
牛車腎気丸
(ごしゃじんきがん)
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り) 牛車腎気丸を探す
呉茱萸湯
(ごしゅゆとう)
体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの次の諸症:頭痛、頭痛に伴うはきけ・嘔吐、しゃっくり 呉茱萸湯を探す
柴胡桂枝乾姜湯
(さいこけいしかんきょうとう)
体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の乾きがあるものの次の諸症:更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎 柴胡桂枝乾姜湯を探す
柴芍六君子湯
(さいしゃくりっくんしとう)
体力中等度以下で、神経質であり、胃腸が弱くみぞおちがつかえ、食欲不振、腹痛、貧血、冷え症の傾向のあるものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐、神経性胃炎 柴芍六君子湯を探す
四逆加人参湯
(しぎゃくかにんじんとう)
体力虚弱あるいは体力が消耗し、貧血気味で手足が冷えるものの次の諸症:感冒、急・慢性胃腸炎、下痢、はきけ
四逆湯
(しぎゃくとう)
体力虚弱あるいは体力が消耗し、手足が冷えるものの次の諸症:感冒、急・慢性胃腸炎、下痢、はきけ 四逆湯を探す
芍薬甘草附子湯
(しゃくやくかんぞうふしとう)
体力中等度以下で、冷えを伴うものの次の諸症:こむらがえり、筋肉のけいれん、胃痛、腹痛、腰痛、神経痛 芍薬甘草附子湯を探す
十全大補湯
(じゅうぜんたいほとう)
体力虚弱なものの次の諸症:病後・術後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血 十全大補湯を探す
四物湯
(しもつとう)
体力虚弱で,冷え症で皮膚が乾燥,色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの次の諸症:月経不順,月経異常,更年期障害,血の道症,冷え症,しもやけ,しみ,貧血,産後あるいは流産後の疲労回復 四物湯を探す
真武湯
(しんぶとう)
体力虚弱で、冷えがあって、疲労倦怠感があり、ときに下痢、腹痛、めまいがあるものの次の諸症:下痢、急・慢性胃腸炎、胃腸虚弱、めまい、動悸、感冒、むくみ、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ 真武湯を探す
当帰飲子
(とうきいんし)
体力中等度以下で、冷え性で、皮膚が乾燥するものの次の諸症:湿疹・皮膚炎(分泌物のすくないもの)、かゆみ 当帰飲子を探す
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:冷え症、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛 当帰四逆加呉茱萸生姜湯を探す
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り 当帰芍薬散を探す
当帰芍薬散加黄耆釣藤
(とうきしゃくやくさんかおうぎ)
体力虚弱で血圧が高く、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重) 当帰芍薬散加黄耆釣藤を探す
当帰芍薬散加人参
(とうきしゃくやくさんかにんじん)
体力虚弱で胃腸が弱く、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り 当帰芍薬散加人参を探す
当帰芍薬散加附子
(とうきしゃくやくさんかぶし)
体力虚弱で、冷えが強く、貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などがあるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り
備 考
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のこと。
日本漢方生薬製剤協会に加盟している会社がそれぞれの商品名をつけ製造販売しています。
冷え症向けの薬と言っても体質や症状、体力などが様々なので 自分に合った薬を服用する事が大切です。
医師、薬剤師に相談しましょう。
インターネットで国から 認可されている薬を検索 したり、 医薬品の添付文書情報を検索 できます。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)や全国の薬剤師会には くすりの相談窓口 がありますし、服用前に漢方薬を セルフチェック できるサイトもあるので活用してみて下さい。
続きは 後編 で♪
▽参考URL▽
●国立医薬品食品衛生研究所 生薬部
漢方セルフメディケーション「 服用前のセルフチェック 」
●独立行政法人医薬品医療機器総合機構「 承認情報 」
▽出典元▽
厚生労働省ホームページ「 一般用漢方製剤製造販売承認基準について 」(平成29年3月28日付け薬生発0328第1号)
ブログランキングに参加しています。
ポチっとご協力頂けると嬉しいです☆
にほんブログ村