病院のように設備が様々あり、設備の配管がひとつでもやられたら使えない施設が沢山でてくるというものは、単に耐震診断の結果、建物が大地震でも大丈夫だけでは、全然病院としては機能しない可能性がある。
そういう意味ではトータルに考えるにはBCPということになる。
耐震性もある、ない、と100か0かに分けてしまいがちだが、耐震性がないというのは不適切な表現だ。
耐震性が低いか高いかの濃淡なのである。
さらに病院の場合は、耐震性が高くて、設備も地震時対応がされているということが求められ、それができない場合にはテントを張って屋外でできることまではする、そうした割り切りも必要なのだ。
最初に、整理をしておけばいざというときに、ここまではできる、ということが分かる。
次第に対応できる内容を増やしていけばいいのだ。
Yahooより。
災害拠点病院、BCPを義務化 厚労省、熊本教訓に
西日本新聞 4/13(木) 10:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00010005-nishinpc-soci
記事より、
例えば「震度6弱以上で職員参集」だけでは、交通の遮断時には対応できない。BCPでは「近隣に職員を住まわせる」「自転車など移動手段の確保」といった具体策が必要になる。
医薬品やガス、酸素などの備蓄やライフラインの確保、病棟の安全性評価の仕組みなども必要で、計画の項目は多岐にわたる。厚労省は、策定のための研修会開催を検討している・・・
ということで、非常に多様なのだ。
研修会を開く、分かりやすい入門マニュアルを作ることは必須だ。
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