独立を宣言することに意味がある?
しかし、その代償は重い。
Yahoo!より、
「3時間天下」で終わったカタルーニャ共和国。独立宣言後、自治機能が停止され閣僚は全員解任に
10/30(月) 8:50配信 HARBOR BUSINESS Online
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171030-00153525-hbolz-int
記事より、
10月21日にラホイ首相が閣議で憲法155条の発動を決定したことは、プッチェモン州知事にとって重圧となっていた。彼は二者択一の選択を迫られることになったからだ。
その二択とは、「議会を招集して独立宣言をするか?」か、「州議会を解散して選挙を実施するか?」である・・・
1934年10月にカンパニはカタルーニャの独立を宣言するのであった。カンパニは反逆罪で逮捕され、収監された後、フランスに亡命したが、スペインに送還されて銃殺された。
プッチェモン州知事はカンパニのことが脳裏に焼き付いていたようである。独立宣言をすれば国家の統一を妨げたとして反逆罪で逮捕されることを覚悟せねばならないからだ・・・
ラホイ首相が記者会見に臨んだ。そして、閣議で決定された以下のことを伝えた。
◎ ソラヤ・サエス・サンタアリア副首相がカタルーニャ自治州の暫定州知事に就任。彼女は国家弁護士で、ラホイ首相が野党党首の時から右腕として活躍。優れた参謀役を発揮している。
◎ プッチェモン州知事とジュンケラス副州知事を始め閣僚全員の解任。
◎ 自治州警察はトラペロ警視総監を解任し、スペイン政府内務省の管理下に置く。・・・
など。
独立宣言は反逆罪ということで国としては認めることのできないもの。
それが分かっていて独立宣言をしたものの、暗殺されたくないということ。
それにしてもカタルーニャの独立に確たる戦略があったようには思えない。
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