だが、死を招く凶器は実は木造家屋自体。
もっと正確に言えば木造住宅の2階だ。
1階寝ていて2階がアタマの上から墜ちてくる。
これが人が命を失う原因なのだ。
地震の場合はすでに警察庁の調査で圧死のパターン、2階が安全だと調査がまとまって公表されている。
北海道の厚真町などのケースも同様に分析を期待したい。
北海道新聞電子版より、
厚真の犠牲者8割窒息死 土砂崩れ、逃げる間なく
09/11 12:57 , 09/11 13:54 更新
https://www.google.co.jp/amp/s/www.hokkaido-np.co.jp/sp/amp/article/227107
記事より、
胆振管内厚真町で6日未明、道内で初めて最大震度7が観測された胆振東部地震で、大規模な土砂崩れが起きた同町内で死亡した36人のうち、約8割が胸部圧迫などによる窒息死だったことが11日、捜査関係者への取材で分かった。残る約2割は、全身を強く打つなどの外傷が死因だった。全員が倒壊した自宅や付近の土砂の中から見つかっており、道警は逃げる間もなく土砂崩れに巻き込まれたとみて調べている。同町では11日、自衛隊や地元建設業者が中心となり、本格的な復旧作業に入った。
同町で亡くなったのは16〜95歳で、吉野地区19人、富里、幌里、幌内の3地区が各4人、高丘と朝日の両地区が各2人、桜丘地区1人の計36人。捜査関係者によると、大半が寝間着姿で、地震発生時は就寝中だった人が多いとみられる。
大変示唆に富む記事。
まず、死ぬのは就寝中であること。
逃げる間などないこと。地震での木造住宅の被害は数秒で大崩壊する。
挟まれて死ぬこと。何に挟まれるかと言えば木造住宅だ。
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