どうしようもない人が身を寄せるところであり、ホテルを取ろうとか全く考えられないような人が行くところが避難所だ。
まして、持家で、地震で倒れていない(ひびくらいは入っているかもしれないが)家に帰れないというのは全くの誤解だろう。
ではどうすればいいかという知恵がないのが現状。いや、知恵はあるけれども共有されていないのだ。
地震で家の中で死ぬのは、ほとんどの場合、1階に寝ているときなのだ。
実際に、熊本地震の場合でも人が死ぬのは、
・古い木造住宅や木造アパート
・2階建ての建物
・1階で就寝中
ほぼこれに尽きるのだ。
これを知れば、地震というものにどう付き合っていけばいいかわかるはず。
2階に寝れば安全はかなりの確率で確保できますよ、というメッセージが必要だ。
もちろん、個別具体には様々な違いがあり、一概にこうは言えないという意見があるのもわかる。
だが、避難所という、
・プライバシー0
・雑魚寝
・配食で同じもの(無料だけれど)
というような劣悪な環境に長く過ごすことは、寿命を縮めることになる。
それであれば、多少のリスクはあっても自宅の木造住宅に帰宅して、寝るときいは2階ということを守って生活するほうがよほど気分がよいというものだ。
Yahoo!より、
<北海道地震>余震続き「帰れない」 1590人が避難生活
9/12(水) 11:02配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000041-mai-soci
記事より、
・北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震から6日が経過した12日、道内では1590人が避難生活を送っている。震源から離れた札幌市東区では震度6弱を記録し、商業施設が建ち並ぶ市街地の道路が大きく陥没した。区体育館には87人(11日午後10時現在)が避難するが、余震が続き「帰りたいが帰れない」との声
・植原裕子さん(63)は住んでいたアパートの外壁がはがれて落下し、体育館に避難した。多くの犠牲者が出た厚真(あつま)町や、液状化被害が大きい札幌市清田区ばかりが注目されていると感じ、「ここも経験にない強い揺れだった」と言う。家の中に落ちてきたものが散乱して、手を付けられない状態だ。「自宅に戻りたい気持ちが強いが、またあの揺れが来るのではと思うと動けない」
・体育館に避難し、飼い犬と一緒に夜は車中泊を繰り返している女性(48)は、自宅の部屋の壁に大きなひびが入り、片づけに帰るたびに枝が折れるような音がする
・スマートフォンが手放せないが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のデマや心ない書き込みに心を痛める。「先日も『近く強い地震がくる』という話が出回り、自衛隊の名前が使われて信頼できる情報だと思い込んでしまった。神経過敏になってしまう
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