だが、その有効性はかなり低いと言わざるを得ない。
実際、今回のように震源との距離の関係で起こる誤報というのは、今後も繰り返されるだろう。
十分検証をしていたら、とても間に合わないからだ。
結局、こういう警報というのは、ほとんど役に立たないということは覚えて置かなければならない。
むしろ、大切なのは地震が起きた時に、とっさに何をすべきかということだ。
基本的にはその場にうずくまり、頭を抱えて小さくなるということ。
ベッドや布団のなかにいたら枕などで頭をカバーするというのが基本だ。
そして、木造の住宅やアパートに住んでいる人は、2階で寝るということが実行されているかということを改めて確認してほしい。
地震、水害、さらには土砂災害リスクに対しても2階で寝るということは有効だからだ。
避難しないでも1階では寝ないで、2階で寝る、というのが最も簡単な災害への事前準備なのだ。
ただし、地震の場合はいつどこで起こるかが全く分からない。
常日頃からできる、1階には寝ないで2階でねる。こういうことの普及が重要だ。
ちなみに、ブロック塀や看板などの落下でたまに人が死ぬことがあるが、その危険性についてのリスクは通常はゼロに近い。
本当に大切なのは地震で死ぬ典型的なパターンである木造住宅の1階で寝ていたら、頭の上から2階が落ちてきてしまって、ぺしゃんこになってとならないように、2階で寝るということを普及することだ
Yahoo!より、
東京などで未明に鳴った「緊急地震速報」は誤りだった。一体なぜ?
10/4(木) 12:04配信 ハフポスト日本版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00010001-huffpost-soci
記事より、
・10月4日未明に関東地方に出された緊急地震速報について、気象庁は同日、地震の規模を過大に予測したことによる誤報だったと発表
・地震は4日午前0時15分ごろ発生。震源は千葉県東方沖で深さ30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.6で、千葉県北東部や茨城県南部で震度4を観測
・地震の直前、関東ではスマートフォンや携帯電話などで緊急地震速報を知らせる警報が鳴った。警報は本来、最大震度5弱以上が予測される場合に震度4以上の地域で鳴る仕組み
・今回は震源が実際よりも遠くにあると想定。その結果、マグニチュードも本来より大きい6.7と推定され、警報につながった
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