しかし、もともとは、テレビ制作者も政治が絵になるとは思っていないだろう。
本来、国の統治などというものは、面倒で、嫌がられることを決める、真面目くさったものである。
政権が安定すると、やることなすこと批判をする。安定成長期に入った時点で、そうそう先送りにできないため、あまり夢のある話は無いため、批判も容易だ。
さらに、それを政権がまともに受けて何かしようとするが、所詮、夢のある話は無く妥協の産物であり、それは批判を正面から受けたほうがましなのではないかというぐらいだ。
議員は格好をつけたいものだから、在任期間中に先送りをしてバラマキのみに勤しむ。
ねたが尽きて、ぼろが出そうになったら政界再編と称してごまかす。
今はちょうど消費税を上げるためだけの政権だったということを歴史に残そうとする内閣、民主党という構図。こうでなければ、政治がニュースになることは無い。
世の中を安定させたいのであれば、何をしてもよい話はないのだから、まあそれを受け止めて、それでもそこそこの生活ができれば幸せではないか、というコンセンサスを作ることだと思うが、面白おかしくに走ってしまうのが視聴率の質を問わない数だけの理屈なのだろう。
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