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posted by fanblog

2018年07月08日

僕のワンダフル・ライフ(2017)



一匹と一人は、固い絆で結ばれていく—。
ベイリー」の最愛の人は、自分の命を救ってくれた少年 イーサン。しかし、犬の寿命は人間よりもうんと短い。ベイリーは旅立ち、生まれ変わりを繰り返す。しかし、何度生まれ変わっても、彼のイーサンへの愛は 不死身 だった…!
 犬の 一匹称視点で描く””ダフルな転生物語。

 筆者もトイプードルを飼っているので、涙腺が破壊された
 作中では、ゴールデン・レトリバー、シェパード、コーギー、セント・バーナードと順に生まれ変わっていく。犬好きにはたまらない、号泣必至の映画ではないだろうか。

 最初のイーサン一家は、ベイリーに対してとても慈愛に満ちており、ベイリーにしてもイーサン一家へ無償の愛をくれている。平穏無事な毎日。一般的なワンダフルライフ、犬生。
 ところが生まれ変わってカルロスとの犬生では、警察犬として際立った仕事ぶりを見せる。孤高のカルロスを宥め元気づける。そして銃撃によって命を落とす。
 更に生まれ変わってマヤの元へ。マヤの食べたい食べ物をピタリと当て、食べ放題の犬生。マヤとの犬生では、ベイリーにも想い人が出来る。お互いの飼い犬をきっかけにマヤは幸せな家庭を築き、ベイリーは静かに息を引き取る。
 最後に生まれ変わったのは、うら寂しい犬生である。餌を貰うだけで、ただ家の庭で寝そべるだけの寥々たる犬生。

 人間の人生に多様な生き方があるのと同様に、犬生にも様々なワンダフルライフが存在する。どの犬生にも共通しているのは「 飼い主にプラスに働きかける」ということ。 人間は飼い犬を選べるけど、犬は飼い主を選べない 。何度も生まれ変わりながらも、ベイリーはイーサンのことを慕っていた。

 捨てられたベイリーは、イーサンの元へ赴く。イーサンは一度ベイリーを預けるものの、やっぱりベイリーを家族に迎え入れてくれた。飼育放棄された犬や、ペットショップなどで売れなかった犬は、殺処分される運命にある。目を逸らしてはいけない現実である。 全ての犬が、ベイリーのように幸せになれたらなれたらどれだけ嬉しいことだろう。再びイーサンの家族となったベイリーは、自分がベイリーだと気づいて貰う為に、神業を披露する。この神業は、幼きイーサンとベイリーが編み出したものであった。ベイリーはイーサンの背中を土台にし、空高く飛び上がる。
ペタペタと肉球で足跡をつけながら歩んできた犬生は、全てイーサンの元に辿り着く為のものだった。

 俳優、女優犬たちの演技力もまた一驚である。イーサン役ブライス・ゲイサーは、ベイリーを演じたゴールデン・レトリバーのトリップと「友達になった」と語っている。イーサンの母、エリザベス役のジュリエット・ライランスは「 撮影後、盗もうかと 」と答えており、制作陣の犬への愛が伺える。
 また、それぞれの出演者も実生活で犬を飼っているようで、各々素晴らしい犬生を送っているだろう。

 ちなみに筆者が飼っているトイプードルがこちら
IMG_6270.JPG
筆者も、ワンダフルな犬生を送ってもらうために、頑張りたい

 ※こちらの作品もU-NEXTで配信しています。


posted by muvitizu at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ペット
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