飲食業界の「ホワイト度」ランキング 「スタバ」を押さえて1位は...
企業リサーチサイト 「Vorkers」を運営する ヴォーカーズは2017年8月29日、 飲食店業界の 「ホワイト度」ランキングを発表した。「法令順守意識の高さが伺えます」
1位は、 「びっくりドンキー」を展開するアレフだった。 平均残業時間 18.4 時間、 有休消化率61.0%は、 業界平均 (残業 48.0 時間、有休 26.7%) を大きく上回る。 待遇への満足度も 飲食業界の多くが2点台の中、 3.40点を記録した。 ヴォーカーズに寄せられた アレフ社員の口コミを見てみると......。 「近年は法令遵守に力を入れて 整備をしていると感じました。 会社員として今まで放置されていた 労働環境や社内規定を見直す といったことを改めていこう とする取り組みを行っているようです」 (営業販売、男性、アレフ) 「法令遵守の意識が高く、 いい意味でも悪い意味でも 会社の利益よりも先に社会へ還元する という意識を強く感じる。 ただし、その影響もあり、 コストに関しては若干努力不足がうかがえる」 (マーケティング、男性、アレフ) ヴォーカーズが発表したリリースでは、 アレフについて 「必ず年に 2 回 5 連休を取るよう促されるなど、 法令順守意識の高さが伺えます」としている。 ツイッターなどネット上でも、 「びくドン、ホワイトランキング1位で、 あの安さ、美味しさは凄いな!」 「まあ確かにびっくりドンキー利用して 不快な思いしたことないからなぁ」 などと話題になっている。 その他、 スターバックスコーヒー ジャパンが2位、 牛丼チェーン「松屋」の松屋フーズが4位、 カフェチェーン「カフェ・ベローチェ」の シャノアールが7位、 ラーメンチェーン「丸源ラーメン」 の物語コーポレーションが8位、 日本マクドナルドが9位。 馴染み深い飲食チェーンの運営元が、上位に名を連ねた。 3位は、 JR東日本系列の日本エンタプライズだった。 JRの系列企業としては、 ジェイアール東海パッセンジャーズ(5位)、 ジェイアール東日本フードビジネス(6位)も上位に入った。 2015年以降に 「Vorkers」に投稿された飲食業界のレポート 3200件を基にまとめられた。 対象データは、 回答者数10 人超の企業。 集計期間は、2015年1月から2017年7月まで。
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