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2022年01月31日
源氏物語/紫式部/ネタバレなし
今回は源氏物語です。え、いきなり何?って思われた方すみません。たまに小説も紹介しますって書いたけど漫画、漫画、漫画……ときていきなり源氏物語って異様なのは自覚してます。
でも小説っていうのは間違っていないし、もしこの記事を読んでくださる人がいるなら心の中でめっちゃお礼言いますね!笑
いつもと違いすぎるので、いつもの「★あらすじ★ネタバレなし感想」という書き方ではないです。
ではでは本題。
このタイトルを知らない日本人はおそらくいないと言っても過言ではありません。
でも、おおまかな認識としては「平安時代に紫式部が書いた、光源氏が主人公の物語」という人が多いのではないでしょうか。登場人物も多いし、話も長いし、ちゃんと最後まで話を知るのはちょっと大変かと思います。
私の登場人物への認知度は下記のようでした。
桐壺、桐壺の更衣…知ってる!
藤壺の女御、紫の上…知ってる!
頭中将、柏木…聞いたことある!
薫、匂宮…聞いたこと…あ…る…かも
浮舟…誰ぇ!?
序盤はなんとなくわかるけど、後半、特に源氏の子孫の話までいくと「子孫って!?」って感じでした。
学生時代、古典の授業で触れただけなのでこの程度の認識です。それから大人になっても、特に源氏物語のことを考えたりはしませんでした(そりゃそうか)
ところが2021年の年末、オリラジ中田さんのYouTubeチャンネル、「中田敦彦のYouTube大学」で源氏物語の解説動画( https://youtu.be/YYq2Gyp7c1M )をたまたま見てすごく面白くて、ダイジェスト解説本を読んでみようと思い立ちました。さすがに古文は読めないし、現代語訳でも解説なしには読めないので。
動画について軽く説明すると、中田さんが時代背景を交えながら、源氏物語をまるでその場で見てきたかのように解説してくれます。それが数分に1回は笑えて、1話だけ……と思って見たら全部見ていたっていう。
中田さんいわく、源氏物語は「ロイヤル、パニック、サクセス、ラブストーリー」で、「島耕作、花より男子、半沢直樹、バチェラー」を混ぜたような話だそうです。
動画+本で、その表現はめちゃくちゃしっくりしました。
ロイヤル→平安貴族要素
パニック→若い頃の源氏は色々やらかす要素
サクセス→政治的要素
ラブストーリー→そのまま、恋愛要素
源氏物語シリーズの動画、何本かあるのでぜひ見てみてください。(回し者じゃないです。一応。)
で、脱線しましたが。
源氏物語をちゃんと知ると、源氏がチャラチャラするだけの話じゃなくて(実際チャラチャラはする)、当時は一夫多妻制だからそういう価値観なんだろうし、関係持った相手とはそれっきりじゃなくて後々面倒を見たり子どもを育てたりと筋は通してるんだなと思えました。
意外と良いやつじゃん!的な。
あと、平安貴族の暮らし、シンプルに面白いです。
方違え(こっちの方角は今日は縁起が悪いから、いったん別の方角へ行ってから目的地に行く)とか、お妃を決めるために絵合わせ(どっちが素敵な絵を持っているか)とか、ある意味新鮮ですよね。
そして作者の紫式部、手書きで、筆で、よくこんな長編書けたなって尊敬しますよ。長さだけじゃないです。伏線回収するところや、読者に想像を委ねるところなど、今でも創作物に使われている技法があって、1000年前からあったんだ!!って驚きがありました。創作物の祖なんじゃないかと。
いつもの記事に比べてだいぶ長くなったので今日はここで区切ります。
次回は源氏物語のあらすじと、さきほど触れたダイジェスト本の紹介をします。
でも小説っていうのは間違っていないし、もしこの記事を読んでくださる人がいるなら心の中でめっちゃお礼言いますね!笑
いつもと違いすぎるので、いつもの「★あらすじ★ネタバレなし感想」という書き方ではないです。
ではでは本題。
このタイトルを知らない日本人はおそらくいないと言っても過言ではありません。
でも、おおまかな認識としては「平安時代に紫式部が書いた、光源氏が主人公の物語」という人が多いのではないでしょうか。登場人物も多いし、話も長いし、ちゃんと最後まで話を知るのはちょっと大変かと思います。
私の登場人物への認知度は下記のようでした。
桐壺、桐壺の更衣…知ってる!
藤壺の女御、紫の上…知ってる!
頭中将、柏木…聞いたことある!
薫、匂宮…聞いたこと…あ…る…かも
浮舟…誰ぇ!?
序盤はなんとなくわかるけど、後半、特に源氏の子孫の話までいくと「子孫って!?」って感じでした。
学生時代、古典の授業で触れただけなのでこの程度の認識です。それから大人になっても、特に源氏物語のことを考えたりはしませんでした(そりゃそうか)
ところが2021年の年末、オリラジ中田さんのYouTubeチャンネル、「中田敦彦のYouTube大学」で源氏物語の解説動画( https://youtu.be/YYq2Gyp7c1M )をたまたま見てすごく面白くて、ダイジェスト解説本を読んでみようと思い立ちました。さすがに古文は読めないし、現代語訳でも解説なしには読めないので。
動画について軽く説明すると、中田さんが時代背景を交えながら、源氏物語をまるでその場で見てきたかのように解説してくれます。それが数分に1回は笑えて、1話だけ……と思って見たら全部見ていたっていう。
中田さんいわく、源氏物語は「ロイヤル、パニック、サクセス、ラブストーリー」で、「島耕作、花より男子、半沢直樹、バチェラー」を混ぜたような話だそうです。
動画+本で、その表現はめちゃくちゃしっくりしました。
ロイヤル→平安貴族要素
パニック→若い頃の源氏は色々やらかす要素
サクセス→政治的要素
ラブストーリー→そのまま、恋愛要素
源氏物語シリーズの動画、何本かあるのでぜひ見てみてください。(回し者じゃないです。一応。)
で、脱線しましたが。
源氏物語をちゃんと知ると、源氏がチャラチャラするだけの話じゃなくて(実際チャラチャラはする)、当時は一夫多妻制だからそういう価値観なんだろうし、関係持った相手とはそれっきりじゃなくて後々面倒を見たり子どもを育てたりと筋は通してるんだなと思えました。
意外と良いやつじゃん!的な。
あと、平安貴族の暮らし、シンプルに面白いです。
方違え(こっちの方角は今日は縁起が悪いから、いったん別の方角へ行ってから目的地に行く)とか、お妃を決めるために絵合わせ(どっちが素敵な絵を持っているか)とか、ある意味新鮮ですよね。
そして作者の紫式部、手書きで、筆で、よくこんな長編書けたなって尊敬しますよ。長さだけじゃないです。伏線回収するところや、読者に想像を委ねるところなど、今でも創作物に使われている技法があって、1000年前からあったんだ!!って驚きがありました。創作物の祖なんじゃないかと。
いつもの記事に比べてだいぶ長くなったので今日はここで区切ります。
次回は源氏物語のあらすじと、さきほど触れたダイジェスト本の紹介をします。
2022年01月29日
珈琲いかがでしょう/コナリミサト/完結までのネタバレあり
というわけで自由に書けるネタバレあり編です!
たこさぁああん
たこさんはただの珈琲好きなホームレスのおじさんだと思っていたら、自分の力では奥さん(厳密には奥さんじゃないけど)の病気を治せないから自ら身をひいたっていう辛いエピソードがあったんだね。その気持ちを考えると切なすぎる。
でも、ホームレスになったあとも、奥さんから教わった淹れ方で珈琲を淹れて、毎日を楽しく過ごそうとする生き方は素敵だな。亡くなる前に奥さんにもう一度会わせてあげたかった。
青山さんはそんなお世話になったたこさんの骨を持って、奥さんを探すために移動珈琲屋になったわけだけど。
移動珈琲屋になるためには「組」を抜けないといけない。それはぼっちゃんを裏切ることになる。から指を切って落とし前をつけた。
なんて壮絶なの……
青山さんの手袋にはそんな意味があったのかとしんみりした。
最後は無事奥さんに会えて、色々と丸く収まってじんわりした気持ちで本を閉じることができて良かった
そういう意味では、ざっくりと感想を言うなら「ほっこりした話」とまとめるのも間違ってはないかな?
その他感想。
・私もたまご珈琲を作ってみたくてマネしたけど失敗した!たまご感出過ぎた……
・「キラキラ珈琲」に出てきたレイさんが、「だめになった珈琲」で今度はメイン登場人物になってるの好き。というか個人的に前の話に出てきた登場人物が次の話で主人公になる系の話が好き!笑
・コピルアク飲んでみたい
そういえばドラマも良かった。中村倫也さん、めっちゃ青山さんだった!
ドラマオリジナル話も違和感なく入り込めたし、原作と違う部分も受け入れられた。漫画の実写化ってあんまり良いイメージないけどこれは好きだったな
たこさぁああん
たこさんはただの珈琲好きなホームレスのおじさんだと思っていたら、自分の力では奥さん(厳密には奥さんじゃないけど)の病気を治せないから自ら身をひいたっていう辛いエピソードがあったんだね。その気持ちを考えると切なすぎる。
でも、ホームレスになったあとも、奥さんから教わった淹れ方で珈琲を淹れて、毎日を楽しく過ごそうとする生き方は素敵だな。亡くなる前に奥さんにもう一度会わせてあげたかった。
青山さんはそんなお世話になったたこさんの骨を持って、奥さんを探すために移動珈琲屋になったわけだけど。
移動珈琲屋になるためには「組」を抜けないといけない。それはぼっちゃんを裏切ることになる。から指を切って落とし前をつけた。
なんて壮絶なの……
青山さんの手袋にはそんな意味があったのかとしんみりした。
最後は無事奥さんに会えて、色々と丸く収まってじんわりした気持ちで本を閉じることができて良かった
そういう意味では、ざっくりと感想を言うなら「ほっこりした話」とまとめるのも間違ってはないかな?
その他感想。
・私もたまご珈琲を作ってみたくてマネしたけど失敗した!たまご感出過ぎた……
・「キラキラ珈琲」に出てきたレイさんが、「だめになった珈琲」で今度はメイン登場人物になってるの好き。というか個人的に前の話に出てきた登場人物が次の話で主人公になる系の話が好き!笑
・コピルアク飲んでみたい
そういえばドラマも良かった。中村倫也さん、めっちゃ青山さんだった!
ドラマオリジナル話も違和感なく入り込めたし、原作と違う部分も受け入れられた。漫画の実写化ってあんまり良いイメージないけどこれは好きだったな
2022年01月28日
珈琲いかがでしょう/コナリミサト/ネタバレなし
2年ぶりの漫画紹介、第一弾はコナリミサトさんの「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデン)です。2021年に中村倫也さん主演でドラマにもなりました。
★あらすじ
移動珈琲屋の主人公、青山一(あおやま はじめ)は行く先々で(本人の意図はあったりなかったり)珈琲を通して出会った人の悩みを解決したり考え方に影響を与えたりしていく。
そんな青山には知られざる過去があり、珈琲屋になろうと思ったのも、ある出来事がきっかけだった。
★ネタバレなし感想
騙されました。もちろんいい意味で!
1話目の終盤までは、これは珈琲っていう温かい飲み物=心も温まるほっこり系の話かな?と思って読んでいた私。
が、1話の最後の方で「まるでフツーの珈琲販売員」というセリフが出てきて、「え、フツーの珈琲販売員じゃないの?」と気になりだし、話が進むにつれて、「青山さん!一体何があったの!?」と思わずにいられなくなりました。
コナリミサトさんの他の作品「凪のお暇」(これもいつか感想書きたい)を読んだときもそうでしたが、イラストがポップでゆるい!効果音もポップで面白い!のに内容エグ!ってなりました。
人の心のモヤモヤした部分の描写が緻密です。
一見ポップでほっこりさせられる漫画(実際にほっこりもする)ですが、それだけじゃないのが魅力です。ぜひいろんな人に騙されてほしいと思ってます。
★あらすじ
移動珈琲屋の主人公、青山一(あおやま はじめ)は行く先々で(本人の意図はあったりなかったり)珈琲を通して出会った人の悩みを解決したり考え方に影響を与えたりしていく。
そんな青山には知られざる過去があり、珈琲屋になろうと思ったのも、ある出来事がきっかけだった。
★ネタバレなし感想
騙されました。もちろんいい意味で!
1話目の終盤までは、これは珈琲っていう温かい飲み物=心も温まるほっこり系の話かな?と思って読んでいた私。
が、1話の最後の方で「まるでフツーの珈琲販売員」というセリフが出てきて、「え、フツーの珈琲販売員じゃないの?」と気になりだし、話が進むにつれて、「青山さん!一体何があったの!?」と思わずにいられなくなりました。
コナリミサトさんの他の作品「凪のお暇」(これもいつか感想書きたい)を読んだときもそうでしたが、イラストがポップでゆるい!効果音もポップで面白い!のに内容エグ!ってなりました。
人の心のモヤモヤした部分の描写が緻密です。
一見ポップでほっこりさせられる漫画(実際にほっこりもする)ですが、それだけじゃないのが魅力です。ぜひいろんな人に騙されてほしいと思ってます。
2022年01月27日
2年ぶりに。
2年以上放置してました。最後の記事、2019年の12月で、まだコロナ前。
この時はまだ日本が、というか世界が大変なことになるなんて思ってなかった……ひたすら懐かしく思います。
で、本題。
このブログ、ネタ切れ&忙しさでずっと放置しつつも存在は頭の片隅にありました。
面白い漫画に出会うたびに感想書きたくはなっていたもののまぁいっか、、、な状態で2年。
もう消そうかなと思って久しぶりにログインしたら、微妙に閲覧されてる。なぜ!?
自分の記事を読み返すも、1記事あたりの文章量が少なすぎるし大したことも書いてないけど、本当〜に微妙に閲覧されてる。
というわけで復活します!
とはいえ完全に自己満だけれども。
そしてもう1点。漫画オンリーのブログのつもりで始めましたが漫画8:小説2くらいでたまに小説も紹介しようかと。
というのもここ2年で紹介したい小説にたくさん出会ったからなんですが。
またよろしくお願いします。(誰に!?)
この時はまだ日本が、というか世界が大変なことになるなんて思ってなかった……ひたすら懐かしく思います。
で、本題。
このブログ、ネタ切れ&忙しさでずっと放置しつつも存在は頭の片隅にありました。
面白い漫画に出会うたびに感想書きたくはなっていたもののまぁいっか、、、な状態で2年。
もう消そうかなと思って久しぶりにログインしたら、微妙に閲覧されてる。なぜ!?
自分の記事を読み返すも、1記事あたりの文章量が少なすぎるし大したことも書いてないけど、本当〜に微妙に閲覧されてる。
というわけで復活します!
とはいえ完全に自己満だけれども。
そしてもう1点。漫画オンリーのブログのつもりで始めましたが漫画8:小説2くらいでたまに小説も紹介しようかと。
というのもここ2年で紹介したい小説にたくさん出会ったからなんですが。
またよろしくお願いします。(誰に!?)