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2022年05月30日
ごほうびごはん/こもとも子/ネタバレなし +お知らせ
こんにちは!
本日は、こもとも子さんの「ごほうびごはん」(週刊漫画TIMES)を紹介します。
現在15巻まで出ていて、昨年はドラマ化もされた作品です。
(放送当時は知らなくてあとから知りました;)
出典:「ごほうびごはん」コミックス1巻より
★あらすじ
主人公は社会人1年目の池田咲子(いけだ さきこ)。
多忙な会社員ライフだが、週に1度はおいしいものを食べようというポリシーで頑張っている。
外食であったり自炊したりと方法はまちまち。
第1話では、レストランのショーウィンドウで見たエビカレーがおいしそうで忘れられず、自分で作ってみることにした。
★ネタバレなし感想
グルメ漫画も好きです。お腹が空いているときに読むと飯テロくらいますが、それもまた幸せ。
忙しいと適当に食事を済ましてしまいがちですが、あえて丁寧に食事と向き合う咲子の生き方は素敵だと思います。
例えば1話のエビカレー、私なら仕事終わりにカレーを1から作る気がしません 。しかもエビカレーって、エビの処理まで無理無理!咲子のエビカレーへの執念おそるべし。
この漫画は咲子だけでなく、会社の同僚や上司、実家の家族など、他の登場人物も食を堪能しています。ジャンルもさまざまで、スイーツやパン、なんちゃってグルメまであり、読んでいて試したくなるレシピがたくさんあるのが楽しいです。
また、おいしそうな食事だけでなく、1話ごとのストーリーそのものも楽しめます。
グルメ漫画なので、ハラハラドキドキするような場面はありませんが、じわっと優しい気持ちになったりくすっと笑えたりする描写があり、疲れた心に良い感じに沁みます。
忙しい人ほど読んでほしい漫画です!
★お知らせ
4月より月・水・金と週3回更新してきましたが、手持ちのネタが少なくなってきたことと、多忙になったことが重なったため、6月より毎週月曜日の週1更新へ変更します。
無理矢理書けないことはないですが、本当に読んで良かった!勧めたい!と思った漫画(または小説)しか載せたくないので、ネタを探さなきゃ!と思って読むのは違うと思うのです。
もし定期的にこのブログを読んでくださる方がいらっしゃったら申し訳ありません;
というわけで次回は6/6(月)になります。
よろしくお願いいたします
本日は、こもとも子さんの「ごほうびごはん」(週刊漫画TIMES)を紹介します。
現在15巻まで出ていて、昨年はドラマ化もされた作品です。
(放送当時は知らなくてあとから知りました;)
出典:「ごほうびごはん」コミックス1巻より
★あらすじ
主人公は社会人1年目の池田咲子(いけだ さきこ)。
多忙な会社員ライフだが、週に1度はおいしいものを食べようというポリシーで頑張っている。
外食であったり自炊したりと方法はまちまち。
第1話では、レストランのショーウィンドウで見たエビカレーがおいしそうで忘れられず、自分で作ってみることにした。
★ネタバレなし感想
グルメ漫画も好きです。お腹が空いているときに読むと飯テロくらいますが、それもまた幸せ。
忙しいと適当に食事を済ましてしまいがちですが、あえて丁寧に食事と向き合う咲子の生き方は素敵だと思います。
例えば1話のエビカレー、私なら仕事終わりにカレーを1から作る気がしません 。しかもエビカレーって、エビの処理まで無理無理!咲子のエビカレーへの執念おそるべし。
この漫画は咲子だけでなく、会社の同僚や上司、実家の家族など、他の登場人物も食を堪能しています。ジャンルもさまざまで、スイーツやパン、なんちゃってグルメまであり、読んでいて試したくなるレシピがたくさんあるのが楽しいです。
また、おいしそうな食事だけでなく、1話ごとのストーリーそのものも楽しめます。
グルメ漫画なので、ハラハラドキドキするような場面はありませんが、じわっと優しい気持ちになったりくすっと笑えたりする描写があり、疲れた心に良い感じに沁みます。
忙しい人ほど読んでほしい漫画です!
★お知らせ
4月より月・水・金と週3回更新してきましたが、手持ちのネタが少なくなってきたことと、多忙になったことが重なったため、6月より毎週月曜日の週1更新へ変更します。
無理矢理書けないことはないですが、本当に読んで良かった!勧めたい!と思った漫画(または小説)しか載せたくないので、ネタを探さなきゃ!と思って読むのは違うと思うのです。
もし定期的にこのブログを読んでくださる方がいらっしゃったら申し訳ありません;
というわけで次回は6/6(月)になります。
よろしくお願いいたします
2022年05月27日
【小説】夏への扉/ロバート・A・ハインライン/途中からネタバレあり
こんにちは!
本日は小説回です。
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」というSF小説を紹介します。
このブログで海外の物語を取り上げるのは初めてです。
筆者は、1907年から1988年まで生きたアメリカの作家で、この「夏への扉」は日本では1958年に出版されました。
そんな約60年前の作品ですが、日本では昨年実写映画化もされて話題になりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出典:「夏への扉」より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★あらすじ
1970年、主人公のダニエルは冷凍睡眠<コールドスリープ>によって30年間眠りにつき、2001年に目覚める。
しかし、予想外のトラブルにみまわれ、過去をやり直したいと思う。
そんな中、タイムマシンが実は存在していることを知り、タイムマシンを発明した教授を発見し、そそのかし、再び1970年へ戻る。
再び戻った過去で、ダニエルを未来を変えるための行動を起こす。
★ネタバレなし感想
元祖、タイムスリップものという印象。
バックトゥザフューチャーを思い浮かべました。(「東京卍リベンジャーズ」の記事を書いたときにも書いたかも)
私、タイムスリップものが好きなのかもしれません。
でも、ただ過去や未来に行って物見遊山するんじゃなくてそこで四苦八苦するのにグッときます。ダニエルも、そりゃあもう大変な目にあいます。何が大変だったかは読んでください。笑
あと、昔の人が想像する未来を味わえたのが面白かったです。
昔の人が想像する未来といえば、空を飛ぶ車とか、気軽な宇宙旅行とか、思い浮かべますよね。そんな感じで、空を飛ぶ車こそ出てきませんが「なるほどね!」と思える発想が良かったです。
2001年は今より20年も過去ですが、1900年代半ばの人から見たらとてつもない未来なんだろうなと思います。今でいうと2070年くらい?空を飛ぶ車はなさそうですが、IT関係なら今よりもすごいことになっていそうです。
話はずれましたが、今で言うペッパー君みたいなロボットとか出てくるのですが、そういう「昔の、未来の発明」には興味深いものがあります。あ、ルンバみたいなのもあります。
話全体としては、SFものであるのは大前提ですが、恋愛要素や日本人好みの勧善懲悪な要素もあり、多方面から楽しめる作品でした!
★以下、ネタバレあり感想
1回未来へ行くところまでは想像できたけれど、過去へ戻ってまた未来に行くところには驚いた。
1度目の2001年ではピートもいなく、リッキィも行方不明で、ダニエルかわいそうすぎた。。ベルに注射打たれた時なんてこの世の終わりかと思ったよ。それを過去に戻って着実に良い方向へ直すところが痛快だった。頑張ってた……!
そもそも、過去へ戻るために教授に近づくところ、挑発するところ、なんて勇気があるんだろ。一歩間違えば正反対の時代に飛ばされてたかもしれないのに。そうなったら戻る手段もないからそこでおしまいになってたね。
賭けに出たダニエル、かっこいいよ!笑
最終的にはピートも側にいるし、リッキィとは結婚できてめでたしめでたしでよかった。
一つ言うなら主人公ロ●コンか!?
1970年では子どもだった相手と結婚…っていうのがちょっと個人的には残念ポイントだけど、ダニエルもリッキィも幸せならそれでいいですよ。
映画も気になるけど時代も国も違うらしいから、同じタイトルの違う映画だと思ってみたほうがいいのかな。ちょっと気になる。
では良い週末を!
本日は小説回です。
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」というSF小説を紹介します。
このブログで海外の物語を取り上げるのは初めてです。
筆者は、1907年から1988年まで生きたアメリカの作家で、この「夏への扉」は日本では1958年に出版されました。
そんな約60年前の作品ですが、日本では昨年実写映画化もされて話題になりました。
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出典:「夏への扉」より
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★あらすじ
1970年、主人公のダニエルは冷凍睡眠<コールドスリープ>によって30年間眠りにつき、2001年に目覚める。
しかし、予想外のトラブルにみまわれ、過去をやり直したいと思う。
そんな中、タイムマシンが実は存在していることを知り、タイムマシンを発明した教授を発見し、そそのかし、再び1970年へ戻る。
再び戻った過去で、ダニエルを未来を変えるための行動を起こす。
★ネタバレなし感想
元祖、タイムスリップものという印象。
バックトゥザフューチャーを思い浮かべました。(「東京卍リベンジャーズ」の記事を書いたときにも書いたかも)
私、タイムスリップものが好きなのかもしれません。
でも、ただ過去や未来に行って物見遊山するんじゃなくてそこで四苦八苦するのにグッときます。ダニエルも、そりゃあもう大変な目にあいます。何が大変だったかは読んでください。笑
あと、昔の人が想像する未来を味わえたのが面白かったです。
昔の人が想像する未来といえば、空を飛ぶ車とか、気軽な宇宙旅行とか、思い浮かべますよね。そんな感じで、空を飛ぶ車こそ出てきませんが「なるほどね!」と思える発想が良かったです。
2001年は今より20年も過去ですが、1900年代半ばの人から見たらとてつもない未来なんだろうなと思います。今でいうと2070年くらい?空を飛ぶ車はなさそうですが、IT関係なら今よりもすごいことになっていそうです。
話はずれましたが、今で言うペッパー君みたいなロボットとか出てくるのですが、そういう「昔の、未来の発明」には興味深いものがあります。あ、ルンバみたいなのもあります。
話全体としては、SFものであるのは大前提ですが、恋愛要素や日本人好みの勧善懲悪な要素もあり、多方面から楽しめる作品でした!
★以下、ネタバレあり感想
1回未来へ行くところまでは想像できたけれど、過去へ戻ってまた未来に行くところには驚いた。
1度目の2001年ではピートもいなく、リッキィも行方不明で、ダニエルかわいそうすぎた。。ベルに注射打たれた時なんてこの世の終わりかと思ったよ。それを過去に戻って着実に良い方向へ直すところが痛快だった。頑張ってた……!
そもそも、過去へ戻るために教授に近づくところ、挑発するところ、なんて勇気があるんだろ。一歩間違えば正反対の時代に飛ばされてたかもしれないのに。そうなったら戻る手段もないからそこでおしまいになってたね。
賭けに出たダニエル、かっこいいよ!笑
最終的にはピートも側にいるし、リッキィとは結婚できてめでたしめでたしでよかった。
一つ言うなら主人公ロ●コンか!?
1970年では子どもだった相手と結婚…っていうのがちょっと個人的には残念ポイントだけど、ダニエルもリッキィも幸せならそれでいいですよ。
映画も気になるけど時代も国も違うらしいから、同じタイトルの違う映画だと思ってみたほうがいいのかな。ちょっと気になる。
では良い週末を!
2022年05月25日
ミステリと言う勿れ/田村由美/10巻までのネタバレあり
こんにちは!
本日はネタバレあり編です。
★ネタバレあり感想
まず、最初の事件は、まさかの問い詰めてきた警察官(藪さん)が犯人だったことに衝撃。
そこは盲点だったし驚かされた。
この最初の事件で、これからも関わりのある池本さん、風呂光さん、青砥さんに出会うんだよね〜
10巻まで読んでみて、普通の大学生はこんなちょくちょく警察官と会わないんじゃ……と思うけどそこはつっこまないでおこう。
でもちょくちょく会う関係(結果的に)になったからこそ整くんは青砥刑事の娘の命を救うことになったよね。
あの誘拐事件は、命の天秤がグラグラするのは怖かったし、犯人はサイコパスな感じがして怖かったけどとりあえず娘ちゃん助かって良かった。
でも何人も誘拐させて、プレハブ倉庫に入れて、オンライン会議してって、あんな大掛かりなことしなくてもいいのにね。笑
大変だろうに。
青砥刑事はこの事件のあと泣いてて、好感度爆上がりした。元々嫌いじゃなかったけど。
そしてこの漫画で重要なキーワード、星座。
ガロくんと一見つながりがなさそうな人も星座モチーフのアイテム持ってるの不思議。
完結するまでには明かされるのかな?かなり謎だから気になってる。
あと、タイトルの、ミステリ「と言う勿れ」。
事件の1つ1つに実際生きている(または生きていた)人間が関わっていて、それぞれにドラマがあるから「ミステリー」と一括りにしちゃいけないってことなのかな。
本人たちからしたら必死なんだから。
整くんも結果的に事件を解決していってるから、一見「謎解き」をしているように見えるけど、別に面白がってやっているわけじゃなく(命かかってることもあるし)、目の前の疑問を淡々と考えていってるだけなんだよね。
という解釈だけど実際どうなんだろうか。
そういえば、ドラマでは風呂光がやたらと推されてたね。ドラマで改変はよくあるからなー、と思って見てたけど、あまりに推されすぎて途中でドラマは離脱しちゃった。
女優さんが嫌いなわけじゃないし、風呂光も好きだけどね!なんかね。
…変な終わり方になりましたがそんな感想でした。
ではまた金曜日に
本日はネタバレあり編です。
★ネタバレあり感想
まず、最初の事件は、まさかの問い詰めてきた警察官(藪さん)が犯人だったことに衝撃。
そこは盲点だったし驚かされた。
この最初の事件で、これからも関わりのある池本さん、風呂光さん、青砥さんに出会うんだよね〜
10巻まで読んでみて、普通の大学生はこんなちょくちょく警察官と会わないんじゃ……と思うけどそこはつっこまないでおこう。
でもちょくちょく会う関係(結果的に)になったからこそ整くんは青砥刑事の娘の命を救うことになったよね。
あの誘拐事件は、命の天秤がグラグラするのは怖かったし、犯人はサイコパスな感じがして怖かったけどとりあえず娘ちゃん助かって良かった。
でも何人も誘拐させて、プレハブ倉庫に入れて、オンライン会議してって、あんな大掛かりなことしなくてもいいのにね。笑
大変だろうに。
青砥刑事はこの事件のあと泣いてて、好感度爆上がりした。元々嫌いじゃなかったけど。
そしてこの漫画で重要なキーワード、星座。
ガロくんと一見つながりがなさそうな人も星座モチーフのアイテム持ってるの不思議。
完結するまでには明かされるのかな?かなり謎だから気になってる。
あと、タイトルの、ミステリ「と言う勿れ」。
事件の1つ1つに実際生きている(または生きていた)人間が関わっていて、それぞれにドラマがあるから「ミステリー」と一括りにしちゃいけないってことなのかな。
本人たちからしたら必死なんだから。
整くんも結果的に事件を解決していってるから、一見「謎解き」をしているように見えるけど、別に面白がってやっているわけじゃなく(命かかってることもあるし)、目の前の疑問を淡々と考えていってるだけなんだよね。
という解釈だけど実際どうなんだろうか。
そういえば、ドラマでは風呂光がやたらと推されてたね。ドラマで改変はよくあるからなー、と思って見てたけど、あまりに推されすぎて途中でドラマは離脱しちゃった。
女優さんが嫌いなわけじゃないし、風呂光も好きだけどね!なんかね。
…変な終わり方になりましたがそんな感想でした。
ではまた金曜日に
2022年05月23日
ミステリと言う勿れ/田村由美/ネタバレなし
こんにちは!
本日は、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」(月刊flowers)を紹介します。
こちら、今年1月に菅田将暉さん主演でドラマ化もされており、人気作品の1つとなっております。
鬼滅の刃、呪術廻戦、東京卍リベンジャーズと、少年・青年漫画がよく話題になっていますが、このミステリと言う勿れは女性向け漫画雑誌に掲載されており、良い意味で新鮮です。
カテゴリとしては女性向けですが、性別問わず楽しめる作品です。
出典:「ミステリと言う勿れ」
★あらすじ
主人公はカレー作りが趣味の大学生・久能 整(くのう ととのう)。
ある日、整がカレーを作っている最中、警察が部屋を訪ねてきて、この近くで殺人事件があったので話を聞かせてほしいという。
被害者は整と同じ大学に通っており、高校も一緒だった。
警察に連れていかれて話をしているうちに、その殺人事件には目撃情報もあったとのことで、整が容疑者の候補になっていることがわかる。
整は事件のあった時間は家にいて、もちろん殺してなどいないので反論するが……。
★ネタバレなし感想
整くん、変わってるけど冷静!頭いい!が最初に読んだときの感想です。
普通警察に連れていかれたら怖くて冷静ではいられない気がしますが、淡々と自分の意見を言っていて、肝が据わってるなと思いました。
この事件以外にも、かわいそうなことに、整くんはさまざまな事件に巻き込まれます。
でも、そこでも持前の冷静さと頭の良さで事件を解決に導いていきます。
人がなかなか気が付かないことに注目していて、その注目したことが実はとても重大なことだということが多々ありました。
ただの大学生であることがもったいないですね。探偵になれそう。
また、「僕は常々思っているのですが」というのは整くんがよく言うセリフで、このセリフに続くのは事件に直接関係のない話が多いのですが、ハッとさせられたり考えさせられたりします。
それは漫画の中で整くんの話している相手だけでなく、読者である私も。
本当にこの「常々思っている」のは作者さんだったりして。
整くんを通じて、作者さんが常々思っていることを発信しているんだとしたら興味深いです。
他の注目ポイントは絵柄ですかね。おそらくデジタルで描かれていると思われますが、どことなくふわふわっとしたタッチが特徴的です。
でもここぞというときはCGみたいに立体感な質感が描いてあって引き込まれます。
それでは今日はこのへんで。
10巻まで読んだので、水曜日は10巻までのネタバレあり感想を書きます!
本日は、田村由美さんの「ミステリと言う勿れ」(月刊flowers)を紹介します。
こちら、今年1月に菅田将暉さん主演でドラマ化もされており、人気作品の1つとなっております。
鬼滅の刃、呪術廻戦、東京卍リベンジャーズと、少年・青年漫画がよく話題になっていますが、このミステリと言う勿れは女性向け漫画雑誌に掲載されており、良い意味で新鮮です。
カテゴリとしては女性向けですが、性別問わず楽しめる作品です。
出典:「ミステリと言う勿れ」
★あらすじ
主人公はカレー作りが趣味の大学生・久能 整(くのう ととのう)。
ある日、整がカレーを作っている最中、警察が部屋を訪ねてきて、この近くで殺人事件があったので話を聞かせてほしいという。
被害者は整と同じ大学に通っており、高校も一緒だった。
警察に連れていかれて話をしているうちに、その殺人事件には目撃情報もあったとのことで、整が容疑者の候補になっていることがわかる。
整は事件のあった時間は家にいて、もちろん殺してなどいないので反論するが……。
★ネタバレなし感想
整くん、変わってるけど冷静!頭いい!が最初に読んだときの感想です。
普通警察に連れていかれたら怖くて冷静ではいられない気がしますが、淡々と自分の意見を言っていて、肝が据わってるなと思いました。
この事件以外にも、かわいそうなことに、整くんはさまざまな事件に巻き込まれます。
でも、そこでも持前の冷静さと頭の良さで事件を解決に導いていきます。
人がなかなか気が付かないことに注目していて、その注目したことが実はとても重大なことだということが多々ありました。
ただの大学生であることがもったいないですね。探偵になれそう。
また、「僕は常々思っているのですが」というのは整くんがよく言うセリフで、このセリフに続くのは事件に直接関係のない話が多いのですが、ハッとさせられたり考えさせられたりします。
それは漫画の中で整くんの話している相手だけでなく、読者である私も。
本当にこの「常々思っている」のは作者さんだったりして。
整くんを通じて、作者さんが常々思っていることを発信しているんだとしたら興味深いです。
他の注目ポイントは絵柄ですかね。おそらくデジタルで描かれていると思われますが、どことなくふわふわっとしたタッチが特徴的です。
でもここぞというときはCGみたいに立体感な質感が描いてあって引き込まれます。
それでは今日はこのへんで。
10巻まで読んだので、水曜日は10巻までのネタバレあり感想を書きます!
2022年05月20日
ゴリラ女子高生/大友しゅうま/38話までのネタバレあり
こんにちは!
本日は ネタバレあり編です。
ネタバレあり編を書くにあたって今までの話ザザッと改めて読み直したんだけど、毎話面白い。
基本1話完結だけど、つながってる部分もあるよね。
第5話で、桜井君がゴリの似顔絵を描く場面で「小学生の頃動物図鑑の模写とか得意」って言ってて、それどんな特技なの?っていうかゴリのことやっぱりゴリラだと認識してるの?って1週目は思ってたけど、これが35話へ繋がる伏線(?)だとは気づかなかった。
また、第22話、桜井君の「もう誰とも恋なんてしない」というセリフ。過去に一体何が?まぁこの漫画のことだから、変な理由なんだろうけど……と思ってたらこれも35話で回収されたね。
団体割引目的で女子大勢連れて動物に行き、動物を模写してるときに銅像が倒れて女子たちがピンチになった、っていう理由。
銅像がいきなり倒れるなんてそんなことある?っていう気持ちはグッとこらえて、なるほどなーと思うことに全力を注いだよ。
他に好きなエピソードは、ゴリと桜井君が相合傘をするところ。
相合傘といえば、少女漫画であるドキドキエピソード。
女子を気遣って、男子の肩が半分雨に濡れちゃうやつ。
でも、この漫画ではゴリが大きすぎるので、桜井君は肩どころか頭から全部雨にかかってる。
まぁゴリと並んだらそうなるよね。
それだけでも面白いのに、横並びの相合傘だと桜井君が濡れるからという理由で、縦の相合傘。
縦の……。
ゴリが傘をさした桜井君を肩車しての、縦の相合傘。
どういうこと!?
こんな相合傘の漫画初めて見たよ。ときめきどっかいった。
この漫画はゴリ、桜井君、萌ちゃんがメインだけど、萌ちゃんの兄・剣や、クラスメイトのエドも好き。
剣はラグビー命!ぜひゴリをラグビー部へ!なキャラだったのにいつの間にかゴリのこと好きになってるし、厨二病のエドもいつの間にかゴリのこと好きになってるし、ゴリ、モテモテじゃん!
そしてゴリの母はおそらくガチゴリラ、父は桜井君似のイケメンっていう設定にもおどろき。
どうやって出会ったの?やっぱ「おもしれー女」って思ったのかな?
毎週木曜日に更新されてて昨日更新された38話もこれまた面白かった。
アクション映画かよってなった。
というわけでこれからもゴリラ女子高生を応援してます!
本日は ネタバレあり編です。
ネタバレあり編を書くにあたって今までの話ザザッと改めて読み直したんだけど、毎話面白い。
基本1話完結だけど、つながってる部分もあるよね。
第5話で、桜井君がゴリの似顔絵を描く場面で「小学生の頃動物図鑑の模写とか得意」って言ってて、それどんな特技なの?っていうかゴリのことやっぱりゴリラだと認識してるの?って1週目は思ってたけど、これが35話へ繋がる伏線(?)だとは気づかなかった。
また、第22話、桜井君の「もう誰とも恋なんてしない」というセリフ。過去に一体何が?まぁこの漫画のことだから、変な理由なんだろうけど……と思ってたらこれも35話で回収されたね。
団体割引目的で女子大勢連れて動物に行き、動物を模写してるときに銅像が倒れて女子たちがピンチになった、っていう理由。
銅像がいきなり倒れるなんてそんなことある?っていう気持ちはグッとこらえて、なるほどなーと思うことに全力を注いだよ。
他に好きなエピソードは、ゴリと桜井君が相合傘をするところ。
相合傘といえば、少女漫画であるドキドキエピソード。
女子を気遣って、男子の肩が半分雨に濡れちゃうやつ。
でも、この漫画ではゴリが大きすぎるので、桜井君は肩どころか頭から全部雨にかかってる。
まぁゴリと並んだらそうなるよね。
それだけでも面白いのに、横並びの相合傘だと桜井君が濡れるからという理由で、縦の相合傘。
縦の……。
ゴリが傘をさした桜井君を肩車しての、縦の相合傘。
どういうこと!?
こんな相合傘の漫画初めて見たよ。ときめきどっかいった。
この漫画はゴリ、桜井君、萌ちゃんがメインだけど、萌ちゃんの兄・剣や、クラスメイトのエドも好き。
剣はラグビー命!ぜひゴリをラグビー部へ!なキャラだったのにいつの間にかゴリのこと好きになってるし、厨二病のエドもいつの間にかゴリのこと好きになってるし、ゴリ、モテモテじゃん!
そしてゴリの母はおそらくガチゴリラ、父は桜井君似のイケメンっていう設定にもおどろき。
どうやって出会ったの?やっぱ「おもしれー女」って思ったのかな?
毎週木曜日に更新されてて昨日更新された38話もこれまた面白かった。
アクション映画かよってなった。
というわけでこれからもゴリラ女子高生を応援してます!
2022年05月18日
ゴリラ女子高生/大友しゅうま/ネタバレなし
こんにちは!
本日は、大友しゅうまさんの「ゴリラ女子高生」(少年ジャンプ+)を紹介します。
月曜日の記事で、「ジャンプ+」でインディーズ枠で連載されているとお伝えしたのがこの作品です。
ゴリラ女子高生。
なんかもう、画面上に「ゴリラ」って文字を打つだけで違和感を感じます。
普段ゴリラって会話で使わないし。
★あらすじ
主人公は普通の女子高生、五里うらら(以下、ゴリ)。ゴリラ。
クラスメイト(普通に人間)たちと毎日楽しく過ごしている。
1話では、ライバルであり親友の萌が2人でインスタに載せる写真を撮ろうと言ってくる。
萌がゴリと写真を撮りたがるのは、ゴリの顔の大きさによって、自分の顔が小さく見えるから。ゴリはその作戦を知っているので、萌より後ろに立つ。だんだんどちらが後ろをとるかの攻防戦は激しくなり、ついには窓ガラスを突き破って校舎から飛び出してしまう。
★ネタバレなし感想
基本的に1話完結のギャグ漫画なので、ネタバレあり、なしと分けるかどうか迷いました。
が、同じくジャンプ+のギャグ漫画「姫様“拷問”の時間です」を紹介したときも分けたので、同じく分けます。
この漫画にはツッコミどころがありすぎます。
まず、大前提として、なぜ1人(1匹?)だけゴリラ?
普通に話すし制服も着ていて、流行り物も知っている。ゴリラであること以外は「普通のどこにでもいる女子高生」。
でもクラスメイトは彼女をゴリラとして見ておらず、普通に「クラスメイト」として扱っています。
ゴリ本人も、ゴリラだという意識で生活はしていません。
そのシュールさが面白いです。
ほかには、あらすじでも紹介した萌ちゃんと、ゴリの好きな人・桜井君にもツッコミどころがあります。
萌ちゃんは人間だけど、ゴリと対等に渡り合えるハイパーフィジカル能力の持ち主です。
ゴリラと対等な能力の女子高生なんて聞いたことありませんでした。
「可愛い女子高生」という見た目とのギャップにもっていかれます。
そして桜井君。桜井君は少女漫画にはありがちなモテる男の子の要素を詰め込んだ人で、ゴリだけでなく萌ちゃんも桜井君のことが好きです。
桜井君は初登場シーンからゴリの怪力によって物理的な被害を受けるのですが、少女漫画のお約束、「おもしれー女」という独白で済ませます。
いや、おもしれーじゃ済まないよ、と思いながら読みました。
ゴリ、萌ちゃん、桜井君が主なキャラクターですが、ほかにも愉快で強烈な仲間が登場してくるので読んでいて飽きません。
この漫画はいうまでもなくギャグ漫画ですが、時々「あれ?バトル漫画?」「あれ?恋愛漫画?」と錯覚しそうになる描写もあり、バトル場面なんて、ハンター×ハンターを彷彿とさせられます。
もちろんそのバトル場面もツッコミどころが絶えないんですがね。
こんなに面白いのにインディーズなんてもったいない!
毎週木曜日に連載されているので、気になった方は読んでみてください↓
https://shonenjumpplus.com/search?q=%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F
本日は、大友しゅうまさんの「ゴリラ女子高生」(少年ジャンプ+)を紹介します。
月曜日の記事で、「ジャンプ+」でインディーズ枠で連載されているとお伝えしたのがこの作品です。
ゴリラ女子高生。
なんかもう、画面上に「ゴリラ」って文字を打つだけで違和感を感じます。
普段ゴリラって会話で使わないし。
★あらすじ
主人公は普通の女子高生、五里うらら(以下、ゴリ)。ゴリラ。
クラスメイト(普通に人間)たちと毎日楽しく過ごしている。
1話では、ライバルであり親友の萌が2人でインスタに載せる写真を撮ろうと言ってくる。
萌がゴリと写真を撮りたがるのは、ゴリの顔の大きさによって、自分の顔が小さく見えるから。ゴリはその作戦を知っているので、萌より後ろに立つ。だんだんどちらが後ろをとるかの攻防戦は激しくなり、ついには窓ガラスを突き破って校舎から飛び出してしまう。
★ネタバレなし感想
基本的に1話完結のギャグ漫画なので、ネタバレあり、なしと分けるかどうか迷いました。
が、同じくジャンプ+のギャグ漫画「姫様“拷問”の時間です」を紹介したときも分けたので、同じく分けます。
この漫画にはツッコミどころがありすぎます。
まず、大前提として、なぜ1人(1匹?)だけゴリラ?
普通に話すし制服も着ていて、流行り物も知っている。ゴリラであること以外は「普通のどこにでもいる女子高生」。
でもクラスメイトは彼女をゴリラとして見ておらず、普通に「クラスメイト」として扱っています。
ゴリ本人も、ゴリラだという意識で生活はしていません。
そのシュールさが面白いです。
ほかには、あらすじでも紹介した萌ちゃんと、ゴリの好きな人・桜井君にもツッコミどころがあります。
萌ちゃんは人間だけど、ゴリと対等に渡り合えるハイパーフィジカル能力の持ち主です。
ゴリラと対等な能力の女子高生なんて聞いたことありませんでした。
「可愛い女子高生」という見た目とのギャップにもっていかれます。
そして桜井君。桜井君は少女漫画にはありがちなモテる男の子の要素を詰め込んだ人で、ゴリだけでなく萌ちゃんも桜井君のことが好きです。
桜井君は初登場シーンからゴリの怪力によって物理的な被害を受けるのですが、少女漫画のお約束、「おもしれー女」という独白で済ませます。
いや、おもしれーじゃ済まないよ、と思いながら読みました。
ゴリ、萌ちゃん、桜井君が主なキャラクターですが、ほかにも愉快で強烈な仲間が登場してくるので読んでいて飽きません。
この漫画はいうまでもなくギャグ漫画ですが、時々「あれ?バトル漫画?」「あれ?恋愛漫画?」と錯覚しそうになる描写もあり、バトル場面なんて、ハンター×ハンターを彷彿とさせられます。
もちろんそのバトル場面もツッコミどころが絶えないんですがね。
こんなに面白いのにインディーズなんてもったいない!
毎週木曜日に連載されているので、気になった方は読んでみてください↓
https://shonenjumpplus.com/search?q=%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F
2022年05月16日
漫画家への道あれこれ
こんにちは!
今日はいつもの漫画紹介スタイルではなく、最近の漫画本出版(&デジタルでの発売)への道のりについて思うことをダラダラと書いていきます。
とはいえ出版関係者でもなんでもないただの素人です。
ただ単純に「思うこと」だけなので、あまり役に立たない記事だということを先にお伝えしておきます
昔は漫画家志望の人は、描いた漫画を出版社へ持って行ったり、漫画雑誌が募集しているコンテストに応募したりして道を開いていくパターンが主流でした。
だから才能がある人でもなかなかデビューできず、漫画家になれるのはほんの一握りの人でした。
もちろん自費で出版するという選択肢もありますが、赤字のリスクもあるので簡単にはできないことです。
それに対して今は、上記のパターンも継続しつつ、SNSやブログへの掲載が元で、人気が出て書籍化!というパターンをよく目にします。
内容は体験談やエッセイが多いように感じます。
特別な画材を持っていなくても、デジタルで作画することで誰にでも漫画を描きやすくなったことと、SNSが浸透したこと、この2つのおかげですね。
また漫画投稿サイトや、出版社が運営しているアプリへ投稿するいう方法もあります。
例えば、少年ジャンプが運営している「ジャンプルーキー!」という漫画投稿アプリでは、連載争奪ランキングで毎月1位になった作品が、同じくジャンプのアプリ「ジャンプ+」にてインディーズ枠で連載することができます。
(調べればちゃんとした統計があると思いますが)このように、昔に比べて漫画の作品数がかなり多い世の中になったのではないでしょうか。
誰でも漫画を描いて発信できる時代になったのはもちろん素晴らしいことです。でもその分ライバルも増え、どう生き残るかも課題になり、漫画家さんたちは大変だろうなと想像しています。
読み手(私)にとっては、以前では出会えなかったであろう素敵な作品にたくさん出会うことができてありがたいですけどね。
この流れで、次回は「ジャンプ+」のインディーズ枠で連載されている人気作品を紹介したいと思います。
また水曜日に!
今日はいつもの漫画紹介スタイルではなく、最近の漫画本出版(&デジタルでの発売)への道のりについて思うことをダラダラと書いていきます。
とはいえ出版関係者でもなんでもないただの素人です。
ただ単純に「思うこと」だけなので、あまり役に立たない記事だということを先にお伝えしておきます
昔は漫画家志望の人は、描いた漫画を出版社へ持って行ったり、漫画雑誌が募集しているコンテストに応募したりして道を開いていくパターンが主流でした。
だから才能がある人でもなかなかデビューできず、漫画家になれるのはほんの一握りの人でした。
もちろん自費で出版するという選択肢もありますが、赤字のリスクもあるので簡単にはできないことです。
それに対して今は、上記のパターンも継続しつつ、SNSやブログへの掲載が元で、人気が出て書籍化!というパターンをよく目にします。
内容は体験談やエッセイが多いように感じます。
特別な画材を持っていなくても、デジタルで作画することで誰にでも漫画を描きやすくなったことと、SNSが浸透したこと、この2つのおかげですね。
また漫画投稿サイトや、出版社が運営しているアプリへ投稿するいう方法もあります。
例えば、少年ジャンプが運営している「ジャンプルーキー!」という漫画投稿アプリでは、連載争奪ランキングで毎月1位になった作品が、同じくジャンプのアプリ「ジャンプ+」にてインディーズ枠で連載することができます。
(調べればちゃんとした統計があると思いますが)このように、昔に比べて漫画の作品数がかなり多い世の中になったのではないでしょうか。
誰でも漫画を描いて発信できる時代になったのはもちろん素晴らしいことです。でもその分ライバルも増え、どう生き残るかも課題になり、漫画家さんたちは大変だろうなと想像しています。
読み手(私)にとっては、以前では出会えなかったであろう素敵な作品にたくさん出会うことができてありがたいですけどね。
この流れで、次回は「ジャンプ+」のインディーズ枠で連載されている人気作品を紹介したいと思います。
また水曜日に!
タグ: 漫画
2022年05月13日
東京卍リベンジャーズ/和久井健/22〜25巻までのネタバレあり
こんにちは!
本日は和久井健さんの「東京卍リベンジャーズ」(週刊少年マガジン)の22〜25巻を紹介します。(なかなか最新刊まで追いつけない;)
★あらすじ、ネタバレなしはこちらから
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/53/0?1652318779
★21巻までのネタバレありはこちらから
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/54/0?1652318779
★以下、 ネタバレあり感想
21巻までも濃かったけど、その後の4巻も濃かった……。
21巻の巻末の予告ページには、武道が結婚式場にいる絵が載ってたから、未来へ戻ってまさかのすぐヒナと結婚!?って思ってたけどぱーちんの結婚式だったんだね。でも武道とヒナも結婚間近ってことを知ってびっくり。
ぱーちんの結婚式ではドラケン、三ツ谷、千冬など過去の未来(ややこしい)で死んでしまった人が生きてて感無量。
ナオト、そしてヒナも。
やっとヒナ生還ルートきた!長かったよ〜そりゃあ武道も嬉し泣きするよね。
でも次の問題はマイキー。
もうなんでだよ!あの結婚式にマイキーさえいたら、色々あったけどハッピーエンド♪でいいじゃん。
いや、わかってたよ?完結してない時点でそれで終わるわけないのはわかってたんだけど、早くみんな幸せになってほしくて辛い。
結局マイキーは闇堕ちしてることがわかり、なんだかんだで武道は闇堕ちマイキーと再会するも撃たれる。
……嘘でしょ。
で、マイキーと手を繋いだ武道はまた過去は戻るわけだけど、この過去も情報量が多いこと多いこと。
未来でマイキーと一緒にいる明石武臣、このときはまだいい人そう(?)なのになぁ。
あと三途八千代。この人東卍のときからいたなんて。これからのキーマンだね。
そして瓦城千咒。あぁ名前覚えるの大変。
この3人が兄妹っていうのにはびっくり。
それからそれから、一番びっくりしたのは、
ドラケンが、ね……。
ショックすぎる。最初の方の巻で刺されて生死を彷徨ったり、未来では死刑囚になったり殺されたり忙しい人だったけど、ほんとに死ぬなんて。
これで終わりなの?もう出てこないの?また武道がこれより過去に戻って救出しれないかな。じゃないと気が済まない。
武道といえば、ナオトとの握手以外に、マイキーとの握手で過去で戻ること、さらには25巻ではエレベーターのボタンなど人じゃないもので近い未来が見えること、いう新しい能力が発動してる。
この能力はなんだろうね?いい意味で役に立っていってほしいけど。
そんな波瀾万丈な22〜25巻でした。
ドラケン……(ロス)
本日は和久井健さんの「東京卍リベンジャーズ」(週刊少年マガジン)の22〜25巻を紹介します。(なかなか最新刊まで追いつけない;)
★あらすじ、ネタバレなしはこちらから
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/53/0?1652318779
★21巻までのネタバレありはこちらから
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/54/0?1652318779
★以下、 ネタバレあり感想
21巻までも濃かったけど、その後の4巻も濃かった……。
21巻の巻末の予告ページには、武道が結婚式場にいる絵が載ってたから、未来へ戻ってまさかのすぐヒナと結婚!?って思ってたけどぱーちんの結婚式だったんだね。でも武道とヒナも結婚間近ってことを知ってびっくり。
ぱーちんの結婚式ではドラケン、三ツ谷、千冬など過去の未来(ややこしい)で死んでしまった人が生きてて感無量。
ナオト、そしてヒナも。
やっとヒナ生還ルートきた!長かったよ〜そりゃあ武道も嬉し泣きするよね。
でも次の問題はマイキー。
もうなんでだよ!あの結婚式にマイキーさえいたら、色々あったけどハッピーエンド♪でいいじゃん。
いや、わかってたよ?完結してない時点でそれで終わるわけないのはわかってたんだけど、早くみんな幸せになってほしくて辛い。
結局マイキーは闇堕ちしてることがわかり、なんだかんだで武道は闇堕ちマイキーと再会するも撃たれる。
……嘘でしょ。
で、マイキーと手を繋いだ武道はまた過去は戻るわけだけど、この過去も情報量が多いこと多いこと。
未来でマイキーと一緒にいる明石武臣、このときはまだいい人そう(?)なのになぁ。
あと三途八千代。この人東卍のときからいたなんて。これからのキーマンだね。
そして瓦城千咒。あぁ名前覚えるの大変。
この3人が兄妹っていうのにはびっくり。
それからそれから、一番びっくりしたのは、
ドラケンが、ね……。
ショックすぎる。最初の方の巻で刺されて生死を彷徨ったり、未来では死刑囚になったり殺されたり忙しい人だったけど、ほんとに死ぬなんて。
これで終わりなの?もう出てこないの?また武道がこれより過去に戻って救出しれないかな。じゃないと気が済まない。
武道といえば、ナオトとの握手以外に、マイキーとの握手で過去で戻ること、さらには25巻ではエレベーターのボタンなど人じゃないもので近い未来が見えること、いう新しい能力が発動してる。
この能力はなんだろうね?いい意味で役に立っていってほしいけど。
そんな波瀾万丈な22〜25巻でした。
ドラケン……(ロス)
2022年05月11日
SANDA/板垣巴留/1巻までのネタバレあり
こんにちは!
本日は ネタバレあり編です。
まず、ネタバレなし編で触れた、読者にばらまかれたたくさんの謎について。
・大黒愛護学園という存在
数少ない子どもを守っている学園。
そこの学園長は本当は92歳だが、致死量寸前のヒアルロン酸やコラーゲンを顔に注入し、見た目は若さを保っている。
それでも手だけは92歳のしわしわの手、というアンバランスさ。
外見だけでなく、若さこそが正義だと言わんばかりの発言も気になる。
闇が深そ〜〜〜
・赤衣の特捜隊
学園長がサンタを見つけて連絡していた相手。サンタに好意的ではなさそうだということだけなんとなくわかった。
そして「冬村隊長」という名前。冬村の親かな?だから冬村は三田の正体を見抜いていたって思うとしっくりくるけど、いったいどんな組織なんだろう。
・赤い服を着るとサンタクロースになる
これはわからんでもない。サンタだし。でも今までよく「赤が嫌い」という理由だけで赤い服を着ずに済んだなと思う。
・ぷちっこグミを食べると子どもの姿に戻る
なんでだ!?いかにも子どもが好きな食べ物だから?これはあとで理由とかわかるのかな?
・火に強い
サンタは煙突から入るから、火に弱かったら仕事にならないもんね。
・ソリが足から生える
これも謎……。トナカイがいないときでも雪道を滑れるようにってこと?
・子どもに嘘をつかれると周囲のものが落ちる
プレゼントを配るときの試金石だということが本編で触れててなるほどと思った。でも嘘をつかれるのは辛いよー
というのが主な謎たち。2巻以降もこの特性を生かして活躍するのかな?そして学園および学園長、赤衣の特捜隊の謎が解けるのが楽しみ!
あと、小野ね!1巻のラストに急に出てきたけど、どこにいたの!?
そしてこれは余談だけど、ほんのりBEASTARSのかほりがした!
動物は出てこないし、私がBEASTARSに引っ張られてるだけなのかもしれないけど、全寮制の学園って設定が懐かしい。
三田の部屋の雰囲気&仲間たちが、レゴシの部屋のワンワンたちを彷彿とさせる。(作者は全寮制の学校が好きなのかな?笑 ハリーポッターとかね。全寮制の学校って聞いて真っ先に思い浮かぶのはやっぱりハリーポッター。)
でもレゴシを連想させるのは、三田よりも冬村って感じかな。突拍子もない行動をするところが特に。
違う作品だから比べるのはよくないかもしれないけど、同じ作者だからどうしても比べちゃうね。
ではまた続き読んだら感想書きます!これからの展開に期待
本日は ネタバレあり編です。
まず、ネタバレなし編で触れた、読者にばらまかれたたくさんの謎について。
・大黒愛護学園という存在
数少ない子どもを守っている学園。
そこの学園長は本当は92歳だが、致死量寸前のヒアルロン酸やコラーゲンを顔に注入し、見た目は若さを保っている。
それでも手だけは92歳のしわしわの手、というアンバランスさ。
外見だけでなく、若さこそが正義だと言わんばかりの発言も気になる。
闇が深そ〜〜〜
・赤衣の特捜隊
学園長がサンタを見つけて連絡していた相手。サンタに好意的ではなさそうだということだけなんとなくわかった。
そして「冬村隊長」という名前。冬村の親かな?だから冬村は三田の正体を見抜いていたって思うとしっくりくるけど、いったいどんな組織なんだろう。
・赤い服を着るとサンタクロースになる
これはわからんでもない。サンタだし。でも今までよく「赤が嫌い」という理由だけで赤い服を着ずに済んだなと思う。
・ぷちっこグミを食べると子どもの姿に戻る
なんでだ!?いかにも子どもが好きな食べ物だから?これはあとで理由とかわかるのかな?
・火に強い
サンタは煙突から入るから、火に弱かったら仕事にならないもんね。
・ソリが足から生える
これも謎……。トナカイがいないときでも雪道を滑れるようにってこと?
・子どもに嘘をつかれると周囲のものが落ちる
プレゼントを配るときの試金石だということが本編で触れててなるほどと思った。でも嘘をつかれるのは辛いよー
というのが主な謎たち。2巻以降もこの特性を生かして活躍するのかな?そして学園および学園長、赤衣の特捜隊の謎が解けるのが楽しみ!
あと、小野ね!1巻のラストに急に出てきたけど、どこにいたの!?
そしてこれは余談だけど、ほんのりBEASTARSのかほりがした!
動物は出てこないし、私がBEASTARSに引っ張られてるだけなのかもしれないけど、全寮制の学園って設定が懐かしい。
三田の部屋の雰囲気&仲間たちが、レゴシの部屋のワンワンたちを彷彿とさせる。(作者は全寮制の学校が好きなのかな?笑 ハリーポッターとかね。全寮制の学校って聞いて真っ先に思い浮かぶのはやっぱりハリーポッター。)
でもレゴシを連想させるのは、三田よりも冬村って感じかな。突拍子もない行動をするところが特に。
違う作品だから比べるのはよくないかもしれないけど、同じ作者だからどうしても比べちゃうね。
ではまた続き読んだら感想書きます!これからの展開に期待
2022年05月09日
SANDA/板垣巴留/ネタバレなし
こんにちは!
ゴールデンウィーク明け、お久しぶりの投稿となります。
本日は、板垣巴留さんの「SANDA」(少年チャンピオン)の紹介です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、板垣巴留さんはこのブログでも2作品紹介した、「BEASTERS」や「BEAST COMPLEX」の作者です。
既に紹介した2作品は動物の世界の物語でしたが、こちらはヒト科の物語でございます!
2021年末に1巻が発売され、現在3巻まで出ている、まだ新しい作品ですね。
出典:「SANDA」コミックス1巻より
★あらすじ
舞台は2080年、超少子化が進んだ日本。
三田一重(さんだ かずしげ)と冬村四織(ふゆむら しおり)は中学生で2人で学級委員をしている。
ある日、三田は、包丁を持った冬村に「今日中に絶対あんたを殺す」を迫られる。
わけがわからない三田は、冬村は自分のことを好きでこんなことをするのかとも考えるが、それは誤解で、本当に三田は冬村に包丁で刺されてしまう。
しかし、それは三田が「サンタクロースの末裔」であることを知っている冬村の策で、刺すことはサンタクロースの姿になる条件の1つだった。これにより、中学生の姿だった三田は背の高い中年男性へと変身した。
冬村の目的は、サンタクロースになった三田に、行方不明になっている友達・小野を見つけてほしいとのことだった。
★ネタバレなし感想
まず、板垣巴留さん(以下敬称略)が動物じゃなくて人間描いてるー−!!ってだけでも十分衝撃的でした。
よく考えたら世の中の漫画の大半は人間が主人公なので、全然おかしなことではありません。
が!板垣巴留に限ってはイレギュラーに感じてしまう不思議……。
でもここで驚いていたらあとが持たないということを、読み始めてすぐ気がつきました。
なんで包丁持って追いかけてるの!?
サンタクロースの末裔!?SANDAってそういうこと!?
っていうかほんとに刺した!?
姿変わった!?サンタクロースぅ!?
という、衝撃の連続でした。
サンタクロースの姿になった三田は、サンタの本能からか、子ども(ここでは冬村)の笑顔を見たいから、小野を探したいという冬村の願いに協力することになります。
うん。固定概念にあったサンタのイメージがガラガラと音を立てて崩れ去っていきました。
そしてあまり書きすぎるとネタバレになりそうなのでこのへんにしておきますが、他にも読者にたくさんの謎をばらまいて1巻は終わりました。←水曜日のネタバレあり編でまた詳しく書きます
この謎たちがどう回収されていくのかが今後気になります。
世界観も独特で、クリスマスという行事が「あった」、12月に雪が降るなんて珍しい、など、現実とはかけ離れたものが多くあります。
そして何より、子どもの人口が少ない。数少ない子どもを保護するために、学校は寮生活で、寝食まで管理されているという徹底ぶり。現実でも少子化は進んでいますが、さらに進んだ先、という印象です。
「BEASTARS」の動物の世界観のときもですが、こちらも世界観の設定が細かくて見入ります。
では今日はこのへんで。水曜日は1巻のネタバレあり編です!
ゴールデンウィーク明け、お久しぶりの投稿となります。
本日は、板垣巴留さんの「SANDA」(少年チャンピオン)の紹介です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、板垣巴留さんはこのブログでも2作品紹介した、「BEASTERS」や「BEAST COMPLEX」の作者です。
既に紹介した2作品は動物の世界の物語でしたが、こちらはヒト科の物語でございます!
2021年末に1巻が発売され、現在3巻まで出ている、まだ新しい作品ですね。
出典:「SANDA」コミックス1巻より
★あらすじ
舞台は2080年、超少子化が進んだ日本。
三田一重(さんだ かずしげ)と冬村四織(ふゆむら しおり)は中学生で2人で学級委員をしている。
ある日、三田は、包丁を持った冬村に「今日中に絶対あんたを殺す」を迫られる。
わけがわからない三田は、冬村は自分のことを好きでこんなことをするのかとも考えるが、それは誤解で、本当に三田は冬村に包丁で刺されてしまう。
しかし、それは三田が「サンタクロースの末裔」であることを知っている冬村の策で、刺すことはサンタクロースの姿になる条件の1つだった。これにより、中学生の姿だった三田は背の高い中年男性へと変身した。
冬村の目的は、サンタクロースになった三田に、行方不明になっている友達・小野を見つけてほしいとのことだった。
★ネタバレなし感想
まず、板垣巴留さん(以下敬称略)が動物じゃなくて人間描いてるー−!!ってだけでも十分衝撃的でした。
よく考えたら世の中の漫画の大半は人間が主人公なので、全然おかしなことではありません。
が!板垣巴留に限ってはイレギュラーに感じてしまう不思議……。
でもここで驚いていたらあとが持たないということを、読み始めてすぐ気がつきました。
なんで包丁持って追いかけてるの!?
サンタクロースの末裔!?SANDAってそういうこと!?
っていうかほんとに刺した!?
姿変わった!?サンタクロースぅ!?
という、衝撃の連続でした。
サンタクロースの姿になった三田は、サンタの本能からか、子ども(ここでは冬村)の笑顔を見たいから、小野を探したいという冬村の願いに協力することになります。
うん。固定概念にあったサンタのイメージがガラガラと音を立てて崩れ去っていきました。
そしてあまり書きすぎるとネタバレになりそうなのでこのへんにしておきますが、他にも読者にたくさんの謎をばらまいて1巻は終わりました。←水曜日のネタバレあり編でまた詳しく書きます
この謎たちがどう回収されていくのかが今後気になります。
世界観も独特で、クリスマスという行事が「あった」、12月に雪が降るなんて珍しい、など、現実とはかけ離れたものが多くあります。
そして何より、子どもの人口が少ない。数少ない子どもを保護するために、学校は寮生活で、寝食まで管理されているという徹底ぶり。現実でも少子化は進んでいますが、さらに進んだ先、という印象です。
「BEASTARS」の動物の世界観のときもですが、こちらも世界観の設定が細かくて見入ります。
では今日はこのへんで。水曜日は1巻のネタバレあり編です!