米大統領選を前に、保守系シンクタンクを通じて「気候変動で世界は終わらない」と発信していると報じられている。
今月半ば、米イリノイ州の「ハートランド研究所」に加わり、「広告塔」として動画に登場した。
グレタさんの環境破壊の警告は過剰だと批判し、「大勢の若者がパニックを起こしている。彼らを怖がらせるのではなく、環境の現実的な見方が必要」などと主張。
米欧メディアの注目を集めた。
米紙ワシントン・ポストは「気候問題への疑念を示すため、トランプ派が雇った」、独誌シュピーゲルは「気候変動の懐疑派が、欧州で世論作りに乗り出した」と評しているという。
ザイプトさんは高校を卒業し昨年、ユーチューバーに転身。
メルケル独首相の寛容な移民受け入れ策などを批判して、昨年12月にスペインで第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)が開かれた際、米保守系メディアに出演し、グレタさんの主張に真っ向から反論。
同研究所にスカウトされたと報じられている。
グレタさんと同じブロンドの長髪で、英語も堪能のようだ。
同研究所は、地球温暖化対策「パリ協定」に反対し、トランプ政権による脱退表明を歓迎している。
温暖化の問題は政治問題となっており「警鐘派」と「懐疑派」の両陣営が、ブロンドの白人少女を全面に押し出す代理戦争となった。
「気候現実派」を名乗るドイツ人美少女、ナオミ・ザイプトさん(19)が登場、女の子同士の戦いが始まった。
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