衆議院が解散 石破内閣は戦後最短、発足わずか8日後で解散 石破茂首相は最低賃金の全国1500円への引き上げを目指す


衆院選へ15日に公示、27日に投開票が行われる予定だ。
石破茂総理による新政権誕生からわずか8日という戦後最短での解散で総選挙に向かい、国民の信を問うこととなった。
石破茂首相は1日の記者会見で20年代に最低賃金の全国1500円への引き上げを目指すのが目標だ。
公明は公約で「5年以内の最低賃金1500円達成」を掲げ、立民も「最低賃金1500円以上」としている。
働く人の所得を増やし、消費を刺激して経済を強める狙いのようだ。
しかし、自民や公明の主張のように2020年代に達成するには、年平均で89円という大きな額の引き上げが必要で、企業の人件費の急激な膨張につながり、体力が弱い中小の製造業が集中する関西の経済にはかなり厳しい。
中小の倒産や経営悪化が広がれば、働く多くの人の暮らしも苦境に追い込まれそうだ。
1日から適用が始まった令和6年度の最低賃金(時給)は全国平均で1055円。
全国平均を2020年代(5年以内)に1500円まで上げるには年平均の引き上げ額が、過去最高だった令和6年度の51円を大きく上回る必要があり、専門家は「無理な目標」(第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミスト)と指摘している。
人件費増が中小の経営の打撃となれば、倒産による失業などの影響はありそうだ。
ファン
検索
<< 2024年10月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さがらさんの画像
さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー

2024年10月09日

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: