保険料を納める期間は、20歳から60歳まで40年間だが、厚生年金の場合は、70歳まで加入できる。
よく間違えている人が多いのが、60歳から70歳の間であればいつでも年金を受け取りことができるが、一般的には、年金の受給は65歳から。
65歳以前に受け取ることを「繰上げ受給」といい、65歳以降に受け取ることを「繰下げ受給」と言われている。
繰上げ受給をすると年金受給額は年6%の減額になり、60歳で受け取ると30%の減額になってしまう。
しかもこの金額が一生涯続く。
繰下げ受給をすると年8.4%の増額になり、70歳で受け取ると42%の増額になり、こちらもこの金額が一生涯続く。
年金制度とは、残念なことに「自分の支払った分が戻ってくる」という制度ではない。
現役で働いている人が支払った年金保険料は、現在の高齢者が受け取っていて、仮に、自分が高齢者になって年金を受け取るようになれば、そのお金は、その下の世代の年金保険料が原資になるという仕組みになっている。
現役で働いている人が、高齢者に仕送りをしているというイメージだ。
これを賦課(ふか)方式と呼ぶ。
それに対して企業年金とか、自分で積み立てたお金を自分で受け取るので積立方式と呼んでいる。
「年金はあてにならないから、年金を払わない」「本当は払いたくない」と考える人も実際にいるが、私もその気持ちはわかる。
政府は、「年金がゼロと言うことはあり得ません」というが、年金保険料を上げて、支給を少しずつ減らし、受給年齢を引き上げる。
なので、年金がゼロになると言うことはない。
政府は、「年金安心100年プラン」と言っていたが、見てのとおりだ。
また、自分が支払った額より少ない金額ではないかと心配している人も多いが、これは何歳まで生きるかということになってしまう。
つまり、ギャンブルだ。
長生きをすれば自分で支払った額よりも多く受け取ることができるが、早死にをしてしまうと支払った金額よりも少ない。
つまり、長生きをすればするほどお金は必要になるが、早死にをすると、自分には、お金は必要ではない。
保険の制度とは相互扶助の考えでできていて、早死にする人は長生きする人の手助けをすることになり、長生きする人はそのおかげでリスクに対応できる。
これが年金の正体と言われている。
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