Istituti Fisioterapici Ospitalieriでは248人の医療従事者に対してファイザー製ワクチンが2回投与されたため、研究チームは2回目の投与から7日後の抗体反応を調査したが、その結果、WHOの基準でBMIが30以上の「肥満」の人は、健康体の人に比べて抗体の量が約半分しか検出されなかったようなのだ。
発表された論文には「さらなる研究が必要ですが、研究がより大規模なデータによって実証された場合、肥満の人には追加のワクチンを投与するといった新たな戦略が必要になってくるでしょう」と記されていた。
またノースカロライナ大学チャペルヒル校のバリー・ポプキン氏らが行った研究では、肥満の人は新型コロナウイルスのワクチンで入院するリスクが健康な人に比べて113%で、死亡リスクは48%増加することも明らかになっている。
デューク大学のスコット・ネイディッチ氏らが行った研究では、インフルエンザワクチンも肥満の人には効果が薄いとのことだった。
参考にしてほしい。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image