その場所が遠く思えてしまうのは、思い出が遠く沈んでしまったからかもしれないね。
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
零れた記憶の写真館
2022年01月08日
公衆電話
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
数年前に諸事情で撤去されたそうです。
また行きたかったので撤去の報を聞いた時はとてもショックだったんですが、それもまた、移ろう時間の景色なんだと、今では思います。
「no-title」 2017年04月02日投稿。
ふわふわふわ
あなたのこころに
およいでいきたいの
「no-title」 2017年04月03日投稿。
遠い誰に、想いを届けようか
あぁ、
でも、声は届いても、
ずっとここから出られなくて、
手が届くことはないのかなぁ
なんて世界の光は眩しいんだろう
※ついったに載せたもの再掲
昨日、念願の大和郡山の金魚の公衆電話に行ってきました。
二年半くらい前に教えてもらってから、すごく、すごく、行きたかった場所。
二年半くらい前にいろいろ教えてもらった場所は、その人との繋がりがなくなって、別のものを目当てにしたときにひょっこり顔を出してきて、あぁ、行かないと、ここは自分を待ってくれている気がする、そう、思ったんです。
昨日上げた写メは、ちょっとどころかだいぶぶれてることに今気付き(昨日はこれたことが嬉しすぎてすぐに載せちゃったんですよね/爆)
ふわふわふわふわ、金魚はあの中で、誰に対する想いを届けようとしてるんだろうって。
昨日は郡山城でお城祭りもしていて(桜はそんなに咲いていなかったんですけど)たくさん金魚見たんですけど、今ちょっとネットがないので、もうちょい、お待ちください。
この金魚の公衆電話のカフェはガソリンスタンドを改装しカフェで本気でホットチョコが幸せだったので、絶対絶対また行きたいです。
数年前に諸事情で撤去されたそうです。
また行きたかったので撤去の報を聞いた時はとてもショックだったんですが、それもまた、移ろう時間の景色なんだと、今では思います。
「no-title」 2017年04月02日投稿。
ふわふわふわ
あなたのこころに
およいでいきたいの
「no-title」 2017年04月03日投稿。
遠い誰に、想いを届けようか
あぁ、
でも、声は届いても、
ずっとここから出られなくて、
手が届くことはないのかなぁ
なんて世界の光は眩しいんだろう
※ついったに載せたもの再掲
昨日、念願の大和郡山の金魚の公衆電話に行ってきました。
二年半くらい前に教えてもらってから、すごく、すごく、行きたかった場所。
二年半くらい前にいろいろ教えてもらった場所は、その人との繋がりがなくなって、別のものを目当てにしたときにひょっこり顔を出してきて、あぁ、行かないと、ここは自分を待ってくれている気がする、そう、思ったんです。
昨日上げた写メは、ちょっとどころかだいぶぶれてることに今気付き(昨日はこれたことが嬉しすぎてすぐに載せちゃったんですよね/爆)
ふわふわふわふわ、金魚はあの中で、誰に対する想いを届けようとしてるんだろうって。
昨日は郡山城でお城祭りもしていて(桜はそんなに咲いていなかったんですけど)たくさん金魚見たんですけど、今ちょっとネットがないので、もうちょい、お待ちください。
この金魚の公衆電話のカフェはガソリンスタンドを改装しカフェで本気でホットチョコが幸せだったので、絶対絶対また行きたいです。
世界を漂う奇形たち
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2016年08月29日投稿。
真っ暗闇に溶けてしまった君を
僕はずっと探していたのに
君が見つめるほどに、僕は君を見つめられないんだ
頭ん中の嫌なことが
ぼこぼこ溢れてそのまんま
僕の全てを支配しちゃったんだ
世界にぽたりと墨を零した
君は合間を漂って
世界の色に、染まってしまったんだ、ねぇ、
卵の中に色を忘れてしまったから
その中は
君の色で真っ赤なのだろうか
空ばかり見ている
本当は
目の前の君を見つめたいのに
あわぶくあぶく、ふわふわ揺れて、
いつかぷつんと
君への想いが破裂してしまいそうだ
ふわふわふわ
水面を揺れるその身体は
飛ぶこともできない風船みたい、ねぇ、
あぁ、
誰かの流した悲しみが
きっと君の色を変えてしまったんだ
ねぇ君は、
どうしてそんな、
僕の傷から流れるそれと、同じ色で泳いでいるの?
きみをそのせかいから
すくってあげたかったんだ
けれどきっと
そうしたところで
べつのせかいにきみをとじこめるだけなのに
ねぇ
2016年08月29日投稿。
真っ暗闇に溶けてしまった君を
僕はずっと探していたのに
君が見つめるほどに、僕は君を見つめられないんだ
頭ん中の嫌なことが
ぼこぼこ溢れてそのまんま
僕の全てを支配しちゃったんだ
世界にぽたりと墨を零した
君は合間を漂って
世界の色に、染まってしまったんだ、ねぇ、
卵の中に色を忘れてしまったから
その中は
君の色で真っ赤なのだろうか
空ばかり見ている
本当は
目の前の君を見つめたいのに
あわぶくあぶく、ふわふわ揺れて、
いつかぷつんと
君への想いが破裂してしまいそうだ
ふわふわふわ
水面を揺れるその身体は
飛ぶこともできない風船みたい、ねぇ、
あぁ、
誰かの流した悲しみが
きっと君の色を変えてしまったんだ
ねぇ君は、
どうしてそんな、
僕の傷から流れるそれと、同じ色で泳いでいるの?
きみをそのせかいから
すくってあげたかったんだ
けれどきっと
そうしたところで
べつのせかいにきみをとじこめるだけなのに
ねぇ
盆の踊りと夏の夢
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2016年08月29日投稿。
からん、ころん。
朱色の浴衣に黒の経子を合わせて、少女は縁日出店をすり抜ける。
遠くで盆踊りの謡が聞こえる。
浮わついた気持ちで出店に群がる人達。
ふと、子供の楽しそうな声にちらりと目をやると、金魚掬いに興じる男の子と女の子。
女の子にいいところを見せようとポイ握るも、上手くいかなくて口を尖らせている。
けれども、二人とも、声は楽しそうだった。
兄妹だろうか。
友達。
はたまた、恋仲かもしれないね。
少女はそこから目を逸らす。
そうしてまた、縁日出店の喧騒をすり抜けて、出店も踊りも遠くなって。
すぐそこの小山を登れば小さなお社がある。
少女はごくりと唾を飲んだ。
夜のお社には近付いてはいけないよ。
ふんわり言う声が聞こえる。
昔に聞いたその声は、今でも柔らかく、思い出の中で漂っている。
少女はそっと歩を進める。
小山をゆっくり登っていくと、ちらちらちらり、後ろに盆踊りの灯りが見えた。
すぐそこにあるはずなのに、なんて遠い灯りなんだろう。
少女は悲しくなって目を逸らす。
そして一心に、小山の上のお社を目指した。
そうして登ると、小さな小さなお社に、心ばかりのお供え物、それだけの、暗い暗い場所に出た。
少女がお供え物に手を伸ばす。
子供の好きそうな駄菓子たち。
「神様の物を食べちゃあいけないよ」
不意に、背後から声がする。
びくりと震えた肩に、食べちゃあいけないよ、もう一度、柔らかい声が聞こえる。
振り向くと、どこか懐かしい、知らない少年。少しくすんだポロシャツに、少し擦りきれた短パンを穿いて。手には、姿に不似合いな提灯を持って。
だあれ?
少女が震える声で尋ねる。
それには答えないで、少年は少女に提灯を手渡した。
「ここは暗いから、灯りを手放しちゃあいけないよ」
何故だろう、その優しい声に、少女は素直に頷いた。
提灯に描かれた金魚が揺れる。
「おいで、帰ろう?」
少年がそっと手を引いた。
ほんのり温かいその手をぎゅっと握ると、少しだけ、少年は悲しそうに笑った。
てくてく夜道を歩いていく。
真っ直ぐな小道を歩いていくと、次第に灯りが戻ってくる。
ふわふわ揺れる金魚達が、ふわふわ足下を照らしている。
真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいく。
どこに行くのか分からない。
そもそも道は真っ直ぐだっけ?
下ることもなく、真っ直ぐ真っ直ぐ、進んでいって。
それでも、その手の温もりを手放せなくて、疑問符が頭に浮かぶ度に、その手をぎゅっぎゅと握りしめた。
金魚がゆらゆら泳いでいる。
顔のすぐそばを掠めていく。
色鮮やかな金魚達。
ふわふわゆらゆら泳いでく。
その合間を真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいくと、気が付くと、見覚えのあるお社が目に入る。
するりと手がほどける。
しっかり握っていたはずなのに。
周りを泳いでいた金魚が一匹、提灯の中にするりと戻る。
「ゆっくりゆっくり下りるんだよ。振り返っちゃいけない、僕はもう、君と一緒にいられないんだ」
そうやって悲しそうに笑って、少年はそっと背中を押した。
一度だけ、振り返る。
ふわふわ漂っていた金魚がお社の中に消えていく。
悲しそうに笑っていた少年は、既にそこにはいなかった。
少女はどうしようもなく悲しくなって、ゆっくりゆっくり、小山を下りた。
ふわふわゆらゆら泳いでいた提灯の中の金魚も動くことを止めて。
気が付くと、また、縁日出店に戻ってきていた。
ゆっくりゆっくりその喧騒に戻っていくと、先ほど金魚掬いをしていた二人が、嬉しそうに金魚の入った袋を持っていた。
少女はゆっくり出店を辿って、盆踊りへと戻っていく。
踊り続ける人達の向こうに、いないはずの、君がいた気がした。
2016年08月29日投稿。
からん、ころん。
朱色の浴衣に黒の経子を合わせて、少女は縁日出店をすり抜ける。
遠くで盆踊りの謡が聞こえる。
浮わついた気持ちで出店に群がる人達。
ふと、子供の楽しそうな声にちらりと目をやると、金魚掬いに興じる男の子と女の子。
女の子にいいところを見せようとポイ握るも、上手くいかなくて口を尖らせている。
けれども、二人とも、声は楽しそうだった。
兄妹だろうか。
友達。
はたまた、恋仲かもしれないね。
少女はそこから目を逸らす。
そうしてまた、縁日出店の喧騒をすり抜けて、出店も踊りも遠くなって。
すぐそこの小山を登れば小さなお社がある。
少女はごくりと唾を飲んだ。
夜のお社には近付いてはいけないよ。
ふんわり言う声が聞こえる。
昔に聞いたその声は、今でも柔らかく、思い出の中で漂っている。
少女はそっと歩を進める。
小山をゆっくり登っていくと、ちらちらちらり、後ろに盆踊りの灯りが見えた。
すぐそこにあるはずなのに、なんて遠い灯りなんだろう。
少女は悲しくなって目を逸らす。
そして一心に、小山の上のお社を目指した。
そうして登ると、小さな小さなお社に、心ばかりのお供え物、それだけの、暗い暗い場所に出た。
少女がお供え物に手を伸ばす。
子供の好きそうな駄菓子たち。
「神様の物を食べちゃあいけないよ」
不意に、背後から声がする。
びくりと震えた肩に、食べちゃあいけないよ、もう一度、柔らかい声が聞こえる。
振り向くと、どこか懐かしい、知らない少年。少しくすんだポロシャツに、少し擦りきれた短パンを穿いて。手には、姿に不似合いな提灯を持って。
だあれ?
少女が震える声で尋ねる。
それには答えないで、少年は少女に提灯を手渡した。
「ここは暗いから、灯りを手放しちゃあいけないよ」
何故だろう、その優しい声に、少女は素直に頷いた。
提灯に描かれた金魚が揺れる。
「おいで、帰ろう?」
少年がそっと手を引いた。
ほんのり温かいその手をぎゅっと握ると、少しだけ、少年は悲しそうに笑った。
てくてく夜道を歩いていく。
真っ直ぐな小道を歩いていくと、次第に灯りが戻ってくる。
ふわふわ揺れる金魚達が、ふわふわ足下を照らしている。
真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいく。
どこに行くのか分からない。
そもそも道は真っ直ぐだっけ?
下ることもなく、真っ直ぐ真っ直ぐ、進んでいって。
それでも、その手の温もりを手放せなくて、疑問符が頭に浮かぶ度に、その手をぎゅっぎゅと握りしめた。
金魚がゆらゆら泳いでいる。
顔のすぐそばを掠めていく。
色鮮やかな金魚達。
ふわふわゆらゆら泳いでく。
その合間を真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいくと、気が付くと、見覚えのあるお社が目に入る。
するりと手がほどける。
しっかり握っていたはずなのに。
周りを泳いでいた金魚が一匹、提灯の中にするりと戻る。
「ゆっくりゆっくり下りるんだよ。振り返っちゃいけない、僕はもう、君と一緒にいられないんだ」
そうやって悲しそうに笑って、少年はそっと背中を押した。
一度だけ、振り返る。
ふわふわ漂っていた金魚がお社の中に消えていく。
悲しそうに笑っていた少年は、既にそこにはいなかった。
少女はどうしようもなく悲しくなって、ゆっくりゆっくり、小山を下りた。
ふわふわゆらゆら泳いでいた提灯の中の金魚も動くことを止めて。
気が付くと、また、縁日出店に戻ってきていた。
ゆっくりゆっくりその喧騒に戻っていくと、先ほど金魚掬いをしていた二人が、嬉しそうに金魚の入った袋を持っていた。
少女はゆっくり出店を辿って、盆踊りへと戻っていく。
踊り続ける人達の向こうに、いないはずの、君がいた気がした。
2022年01月06日
金魚養画場に行ってきました
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2016年05月27日投稿。
「美愛」
いなくなってしまった後で
思い出したりしないで
ここにいるから
ねぇ、
忘れないで
「ケロリン百済」
逃げる
この世界から
零れ落ちてしまわないように
逃げる
逃げる
宛もないのに、ねぇ、
「初出荷」
どこにもいけない袋の中で
君の前から消えてみせるから
答えを掬いに
夜市で僕を探してみてよ
「雫」
空から滴るのは
世界が落とした命の群れ
初めて存在を知ったのは数年前。
たまたまどうしても東京に来たくなって東京に行ってきたのですが、そのタイミングでちょうど開催しており、運命だ!行かなきゃ!と、行ってきました金魚養画場。
深堀さんの作品は、生きて、そこに在る、そんな感じが、すごく、すごく、感動しました。
感動した、というか、ただただ見るのがわくわくする、そんな感じ。
水溜まりに息をするそれが、次はどんなだろう、次はどんなだろう、って、わくわくする感じ。
写真を撮ってもよいとのことで撮ってきたのですが、全然このわくわくが伝わる写真が撮れなくて。やっぱり生で見てほしいです!
その中でも、詠みたくなったいくつかを抜粋して詩にしてみました。
作品で一番気に入ったのは初出荷です。たくさんたくさん存在しているのに、ふと、横から見ると消えるんです。
まだ平面的であるからこそ、ふと、出荷されて何もいなくなった金魚の袋だけがそこに残る、そんな印象を受けました。
詠みたい、と、一番最初に思ったのは、ケロリン百済です。
手桶から流れ落ちていく世界から零れてしまわないように零れてしまわないように、そんな、そんな金魚達が、詠んでみたくて。
言葉や稚拙な写真では伝わらないと思うので、是非、足を運んでみてください!
2016年05月27日投稿。
「美愛」
いなくなってしまった後で
思い出したりしないで
ここにいるから
ねぇ、
忘れないで
「ケロリン百済」
逃げる
この世界から
零れ落ちてしまわないように
逃げる
逃げる
宛もないのに、ねぇ、
「初出荷」
どこにもいけない袋の中で
君の前から消えてみせるから
答えを掬いに
夜市で僕を探してみてよ
「雫」
空から滴るのは
世界が落とした命の群れ
初めて存在を知ったのは数年前。
たまたまどうしても東京に来たくなって東京に行ってきたのですが、そのタイミングでちょうど開催しており、運命だ!行かなきゃ!と、行ってきました金魚養画場。
深堀さんの作品は、生きて、そこに在る、そんな感じが、すごく、すごく、感動しました。
感動した、というか、ただただ見るのがわくわくする、そんな感じ。
水溜まりに息をするそれが、次はどんなだろう、次はどんなだろう、って、わくわくする感じ。
写真を撮ってもよいとのことで撮ってきたのですが、全然このわくわくが伝わる写真が撮れなくて。やっぱり生で見てほしいです!
その中でも、詠みたくなったいくつかを抜粋して詩にしてみました。
作品で一番気に入ったのは初出荷です。たくさんたくさん存在しているのに、ふと、横から見ると消えるんです。
まだ平面的であるからこそ、ふと、出荷されて何もいなくなった金魚の袋だけがそこに残る、そんな印象を受けました。
詠みたい、と、一番最初に思ったのは、ケロリン百済です。
手桶から流れ落ちていく世界から零れてしまわないように零れてしまわないように、そんな、そんな金魚達が、詠んでみたくて。
言葉や稚拙な写真では伝わらないと思うので、是非、足を運んでみてください!
2022年01月02日
2021年12月25日
あーとあくありうむ@二条城
「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2014年12月15日投稿。
お久しぶりですさまにゃんこです。
二条城のアートアクアリウムに行ってきました。
最終日だからかなかなかの人混み。でも入ったら広くてゆったり見ることができました。城というのがまたいいですね。
というわけで。
写メを載せるついでに、いつぞや書いた半魚さんにお喋りしてもらおうかと思います。
下に設定載せます。写メとお喋りはこの後連投します。
すごい綺麗だったので、写メ楽しんでもらえると嬉しいです。
※いつぞや書いた 「鴉に恋した半魚の話」 と 設定メモ
りり(鯉々)
鮒の半魚。鯉ではない。
普段は滝の裏に引きこもりしているが、実はちょっと高等な妖怪。たまに人に化けて人里とか行ったりするかもしれない。
髪は茶髪ぐらいがいいなぁ、と、今更な話をしてみる。描いてもらったイラストは白抜きなので、これで黒髪設定でした、とか言う勇気はありません(爆)
鯉に鯉するお年頃なので、人に化けて着物を着るなら赤かもしれない。
恋はしてない(何)
コウ(鴻)
酔狂で妖怪と交流してる道具売り。古物屋の女主人で、紐男と同棲しているらしい。紐男と同棲していることは、コウ的には秘密にしている。
あの人、や、名前を出すなどするので恋人がいるのは窺えるが、一緒に住んでるとか、どんな姿をしているかなどは、出会って数年、りりはその話を聞いたことがない。
コウは長い黒髪を雑に結い上げているが、前髪はだらりと垂らしたまま。りりの推測だと、緑の瞳は日の本じゃ珍しいから、隠しているのだということになっている。でもたぶんただのお洒落だと思う。
好きな道具は万年筆。割とハイカラ。和物の桐の筆箱にいくつかコレクションしている。使うのは、いつも同じやつ。紐男に貰ったものだろうとりりは推測している。
好きな着物の色は山吹。普段は浅黄の着物を着ているが、好きな着物の色は山吹。重要なことなので二回言いました。
ユキ
紐男。詳しいことは不明だが、よくコウが名前を出す。
コウ曰く、茶掠りの着物が似合う色男らしいが、たまに聞く話から推測するにどう考えても紐。
色のついた鮒を見る半魚の話
2014年12月15日投稿。
お久しぶりですさまにゃんこです。
二条城のアートアクアリウムに行ってきました。
最終日だからかなかなかの人混み。でも入ったら広くてゆったり見ることができました。城というのがまたいいですね。
というわけで。
写メを載せるついでに、いつぞや書いた半魚さんにお喋りしてもらおうかと思います。
下に設定載せます。写メとお喋りはこの後連投します。
すごい綺麗だったので、写メ楽しんでもらえると嬉しいです。
※いつぞや書いた 「鴉に恋した半魚の話」 と 設定メモ
りり(鯉々)
鮒の半魚。鯉ではない。
普段は滝の裏に引きこもりしているが、実はちょっと高等な妖怪。たまに人に化けて人里とか行ったりするかもしれない。
髪は茶髪ぐらいがいいなぁ、と、今更な話をしてみる。描いてもらったイラストは白抜きなので、これで黒髪設定でした、とか言う勇気はありません(爆)
鯉に鯉するお年頃なので、人に化けて着物を着るなら赤かもしれない。
恋はしてない(何)
コウ(鴻)
酔狂で妖怪と交流してる道具売り。古物屋の女主人で、紐男と同棲しているらしい。紐男と同棲していることは、コウ的には秘密にしている。
あの人、や、名前を出すなどするので恋人がいるのは窺えるが、一緒に住んでるとか、どんな姿をしているかなどは、出会って数年、りりはその話を聞いたことがない。
コウは長い黒髪を雑に結い上げているが、前髪はだらりと垂らしたまま。りりの推測だと、緑の瞳は日の本じゃ珍しいから、隠しているのだということになっている。でもたぶんただのお洒落だと思う。
好きな道具は万年筆。割とハイカラ。和物の桐の筆箱にいくつかコレクションしている。使うのは、いつも同じやつ。紐男に貰ったものだろうとりりは推測している。
好きな着物の色は山吹。普段は浅黄の着物を着ているが、好きな着物の色は山吹。重要なことなので二回言いました。
ユキ
紐男。詳しいことは不明だが、よくコウが名前を出す。
コウ曰く、茶掠りの着物が似合う色男らしいが、たまに聞く話から推測するにどう考えても紐。
色のついた鮒を見る半魚の話