全米10位を記録したという前アルバム「Southern Air」から約2年ぶりのリリースということらしい。もうそんなに経つのかー。
今年はワンオクも出ちゃったアメリカ最大のロックフェスWarped Tour 2014にも全ての公演をメインステージで出演だったらしく、YELLOWCARDはもう常連組みなんだろうなぁ。本国でも長く、深く愛されていて、本当にすごいや☆
嬉しすぎて、思わずたくさん記念撮影♪ ↓↓
まず、左の写真が今回の予約しておいた全セット内容!
「アルバム」と、…あれ、どういう特典だったかな(><;)とりあえず特典の「キーホルダー」、
そしてタワレコさんのオンラインショップで予約していたので「タワーレコードオリジナル特典:“ALTERNATIVE PRESS(オルタナティヴ・プレス) JAPAN”」!!
注目すべきは⇒⇒⇒アルバムの右下の紫色のシール⇒ 「2015年 来日決定!!」
「来日ー!!」。。。「来日ー!!」(T_T)
ツイッターとかフェイスブックはちょくちょくチェックしてたけど、この情報は初めて聞いたー!!
もうテンション マックスー (ToT)!!!!!
そして右側が、「キーホルダー」の拡大写真。。
アルバムのジャケットと同じ、優しい感じの色使いの絵。月と船が描かれてるなー。
空飛ぶ船なのかな。周りを包んでいるのは、柔らかい雲なのかもしれない。
※裏と表は同じ絵です。
次の写真は、ジャケットの表と裏。
その帯の言葉によれば
“日本においてもこれまでサマーソニック、フジロックフェスの出演を初め、Linkin Parkの来日ツアーサポートを務めるなど、絶大な人気を誇る。”
“2012年8月にリリースした8枚目のフルアルバム「Southern Air」〜日本でもリリースと共に行った渋谷AXでの来日公演も大盛況に終わり、続く2013年には6年ぶりとなるフジロックフェスに堂々のカムバックを果たした。”
“9枚目のアルバムとなる本作は、そんな彼らの音楽的キャパシティの広さに圧倒させられる素晴らしい傑作に仕上がった。ネクストレベルへと進化を遂げたYC(=イエローカード)がここに!”
あぁ、やばいなー。フェス系は行けなかったのばっかりだけど、でも彼らの音楽の歴史と共に色々と走馬灯みたいに思い出すなぁ(T−T)
私の人生がどん底だった、20歳で出会ったんだったなぁ。本当に引っ張りあげてもらったし、ずっと支えてもらって来たよ。ありがとうって何回言っても足りない。
YELLOECARDも苦労人だよな…。創始メンバーのBen Harper(ベン・ハーパー)が「音楽的、かつ性格的な相違が原因」で脱退とか。それって、グループとしては致命傷かもしれないとか、すごく悲しかったなぁ。
その後には、Ryanが「センスがいい」って言ってたPete Mosely(ピート・モズリー)も脱退しちゃうし…。
ヴォーカルのRyanだって、年間300本のライヴとかで頑張りすぎて、喉に腫瘍(ポリープ?)が出来て手術したこともあった。歌うために生まれてきたようなRyanが心配だった。大好きなRyanの歌声がもう聴けなくなっちゃうんじゃないかって怖かった。
YELLOWCARDにいつも明るい空気を吹き込んでくれる、ヴァイオリニストのSean(ショーン)も首の手術したりして、その傷跡もまだ痛々しいし…。
今回のアルバムでは、チームの凄腕ドラマーのLPも脱退しちゃってる。
私がバンドに挑戦しようとして上手くいかなかった時、応援してくれてたバンドマンが
「バンドって結婚みたいなもんだよ。」って言ってた。
それって何か、就職活動でも言われてたことだなーとか思ったり。
「我慢」とか「許し」とか、何かそんなものも伴うって聞いたりした。
それは、四六時中一緒に居るけど元は他人同士、折り合わない事だって沢山出てくるんだろうな。
それを受け入れられるかどうか、そういう困難でも一緒に乗り越えたいと思える相手か。
YELLOWCARDのメンバーの出入りが激しいのは、やっぱりファンとしては複雑な気持ちだったというのが正直なところ。
でもそれでも、やっぱり「ずっと続けてきてくれてありがとう」という気持ちだな。それは間違いない。
大変な事も沢山あったけど、辞めないで来てくれてありがとう。
葛藤は沢山あったんだろうけど、それでもYELLOWCARDの音楽が大好き。
それも変わらない正直な気持ち。
そしてこれが、CDのディスクの写真と…右にYELLOWCARDの現メンバーが書いてある。
やっぱりLPはもう、居ないんだ…。
LPの新しい門出は祝いたい気持ちだったけど、やっぱり寂しいな。悲しいくらい寂しい。
でも帰って来てとは言わない。
LPはもう新しい道を歩んでるはずだから。そこでまた輝いて欲しい。
そして最後に「タワーレコードオリジナル特典:“ALTERNATIVE PRESS JAPAN”」の表紙(左)とYELLOWCARDの記事(右)。
フリーマガジンということで、一枚の紙が折りたたんであるライトな感じの記事。
YELLOWCARDの先輩のNEW FOUND OF GLORYとか計6つの洋楽バンドについて。彼らがどんなバンド(のアルバム)に影響を受けたか、について載っている。
ココまで長々とブログを書きつつ、YELLOWCARDの“今”が詰まっている「LIFT A SAIL」を聴いている。
最初はニュー・アルバムをフラゲできて嬉しかったのに、今は何か寂しくて悲しい気分になってしまった。
全体的な印象は…“色の振れ幅”としては7thアルバムの「When You're Through Thinking, Say Yes」に近いものがあるかもしれない。それはイメージが似ているとかじゃなく、あくまで“色の振れ幅”。
アルバム全体に何か一貫した色合いがあって、“フォ・カマイユ”的な感じ?(※“フォ・カマイユ”という言葉については the Hiatusの記事 でちょっと説明してます)
一曲一曲で聴くのも良いけど、アルバムを丸ごと聴くほうが良い感じがする。
そんな、柔らかな色の変化の…YELLOWCARDが音で描き出す50分くらいの「旅」に同行するような。それは船旅?
1stトラックの『Convocaiton』というインスゥルメンタルが奏でる色、弦楽器が奏でる響きのイメージが根底に流れ続けるような??
音楽のジャンルの事は良く分からないけど、YELLOWCARDはよく「エモーショナル」とか「エモ」の要素があるとか言われる。
今回のアルバムはいつも「エモーショナル」な彼らが、それに磨きがかかってるようで…
本当に切なくて、寂しげで、何でだろうな。彼ららしくアグレシッヴなサウンドも含まれてるし明るいフレーズとかもあるのに。
自分の気持ちが、フィルターをかけちゃってるのかな。
メジャーデビュー1stアルバム「Ocean Avenue」の『Back Home』にあった“郷愁”に近いような??そうでもないか、、もっと悲しげな感じがする。
そして「パンク・ロック」バンドと言われることもあったけど。今回は、あんまり「疾走感」なイメージじゃないな。
いつもの、爆発で元気な感じじゃない。サウンド・メイキング??が新しい感じなのかなぁ…。
今までのYELLOWCARDって「ライヴで再現できる」こととか「生々しさ?」とかを大事にしてて、あんまり機械音的な質感は無かったと思う。
今回はちょっと現代風な?シンセサイザー風な?「シャンシャン」した音もけっこう聞こえる。そこが新しい。
それからRyanの歌声がすごく引き立てられていて…「歌」が音楽の中心にある気がする。
あとピアノもRyanとSeanが演奏してる部分があって、でも『Gifts And Curses』みたいに力がある感じではなくて。
そして「歌詞」がヤバイなぁ。(←国内盤には和訳がついてます◎)
本当にRyanの歌詞って、何でいつもこんなにすんなり入ってくるんだろう。
価値観とかって、国境を越えても理解できることもあるんだなぁってRyanの歌詞に出会った時に思った。
それは生活スタイルとか生活水準が近い場合に起こりうるのかな。
国は違っても、例えば大体が普通に学校に通えて、食べるものもそんなの困らなくて、スーパーとかコンビ二みたいのがあったりして。それなりに平和な毎日を暮らしている。そうすると、民族とかが違っても似た価値観が生まれるのかもしれない。
でもそう気付いた時、また希望をもらった。
ほぼ人間不信だった自分が、また人を信じられるかもしれないって思えた。
最初は人間全部が嫌いだった。自分って単純だから、もうダメだって思ったらとことん堕ちて行って。
「人は裏切るんだ。信じられない。信じたら危険だ。」⇒「人間なんてこの世に存在してる価値が無い。存在してたら害だ。滅んじゃえばいいんだ。」位の事を思ってた。
それでもどん底のギリギリのところで、「こんな自分変えないとダメだ。」という思いもあった。
どうしたら人を受け入れられるようになるんだろう、信じられるようになるんだろうってずっと苦しんでた。
それでYELLOWCARDの音楽に出会って、単純に…何も目的とかも無くただ聞いてみて。
そしてRyanの歌詞に出会って、遠いアメリカで、こんな素敵な人もいるんだなぁって。深く知ってる訳でもないのに思った。
歌声って誤魔化せないと思う。その人の「誠実さ」って、声に出てしまうと思う。
Ryanの歌声のまっすぐさ、透明さ…誠実さ。それと「歌詞」が本当にマッチしていて、「信じられる人も居るかもしれない」って思えた。
その後にちょっと段階はあったけど。「本音と建前を使い分ける日本人が嫌いだ」って。自分はよく「バカ正直」って言われて、それは今思うと単純過ぎて相手の気持ちを汲み取れないだけなんだけど。
でもその頃は、日本人みんなが言ってる事と思ってる事が違って、ウソツキだと思っていた。
その点アメリカ人とかは主語をちゃんと言うし、「本音と建前」は無くて正直だから、日本人より信じられると思った。
でも実際は、自分を変えるために大学生の時に挑戦した英会話で学んだのは、アメリカ人だって「婉曲表現」というのはちゃんと持ってるという事だった。それにイエス、ノーをはっきり言わない「maybe」とかもある。
一番苦手な「人と話す」という事に挑戦して、色々勉強になったなぁ。
話の方向が分からなくなってきたけど…一つ言えるのは、このアルバムはYELLOWCARDの新しい魅力が詰まった、マストバイな作品だ!という事。
相変わらずYoutubeで沢山の音源が気前良くフリーで聴けるようになってる。まだ発売日前日のはずなのに。
これって、公式の動画なのかな?公式でアルバムをフルで聴けちゃうって…いいのだろうか(><;) ↓↓
「アルバムをフルで聴ける動画」⇒記事の最後の方の 【追記】 をご覧下さい
※50分近くととても長いので、気になるところを聴いてみて下さい(人任せですみません(汗))。アルバムまとめて聴かないといけない気がするのです(>_<)
今回はRyanの歌声の透明感が引き立っているような曲が多いですが、タイトル・トラックの『Lift A Sail』なんか本当にオススメです!(31:37スタート♪)
その前の曲『The Deepest Well』(27:39スタート♪)もいいなぁ。イントロとか「これがYELLOWCARDのかっこ良さだよ!!」って感じがする☆コーラスが聴き慣れない声(いつもはSeanとかなので)だと思ったら、別バンドさんがフィーチャーされてたのか(o_o)
本当にYELLOWCARDはオープンだなぁ。収益より、いい音楽を届けたいって思いの方が強いのかな。
ファン(本国とか)がライヴの映像とかアップしてもずっと残ってるみたいだし??
今回もまたレーベルを移籍したみたい。その理由は分からないけど、彼らは自分たちが納得できる音楽をリリースする為にいつもレーベルと闘ってるし、納得いかないなら移籍してる。
本物のアーティストだ!かっこいい!!
2015年の来日公演、ぜひ行きたいな☆
YELLOWCARDの最新アルバム「LIFT A SAIL」 ↓↓
新品価格 |
※歌詞の和訳をご覧になりたい方は、必ず「国内盤」にしましょう!「輸入盤」だと価格が少し安いですが、和訳はついていません。
そしてYELLOWCARDの場合は、日本だけへのボーナストラックがあることも多々♪今回もトラック14は日本だけ!
(日本びいきなんて、相思相愛!←妄想ですみません)
《トラックリスト》
1. Convocation
2. Transmission Home
3. Crash the Gates
4. Make Me So
5. One Bedroom
6. Fragile and Dear
7. Illuminate
8. Madrid
9. The Deepest Well (feat. Matty Mullins of Memphis May Fire)
10. Lift a Sail
11. MSK
12. My Mountain
13. California
14. In Time ←日本のみ☆
【追記】
2014年10月18日
最初に載せていた「アルバムをフルで聴ける動画」が聴けなくなってしまったので、現在YELLOWCARDによって公式にアップされている『Crash the Gates』を載せます(^_^) ↓↓
【さらに追記】
2014年11月29日
美しくて切ない名曲『Lift a Sail』(タイトル・トラック)も公式にアップされていたので、ぜひぜひお聴き下さい ↓↓
【もっと追記】
2014年12月4日
『The Deepest Well』もぜひぜひ聴いて下さい!こちらは長年のYellowcardファンも納得の(?)アグレッシヴさ!!
元気な一面をみられると、やっぱり安心します。
いつも歌詞を作り、バンドのメイン・ムードメーカー的存在のRyan(Gt.&Vo.)は最近(と言っても結構前??)、結婚したようです。
でも、それなのに…
新婚さんの彼なのにハッピー全開じゃなくビターな感じに仕上がった最新アルバム「Lift A Sail」。
mixiで得た情報なのですが…(情熱的なYellowcardファンの方から教えて頂きました。本当に貴重な情報をありがとうございます!)
Ryanの奥様(ロシア人)がプロのスケートボーダーのようで…。
彼女が練習中に背中を強打してしまい、足の感覚が麻痺したり体も不自由になってしまっているようです。
そして今もロシアでリハビリを頑張っているところのようです。
そんな、一番幸せであるべきような時になぜ…。
Ryan…辛すぎるよ。
今回のアルバムはバンドをずっと支えてくれていたLPの脱退という大きな事件もあったけど、そんなRyanの悲しい事件も大きく影響している作品なのかもしれません。
なんか全体を通して、泣きたくなるような感じがするもん…。。
いや、そんなお話を聞いてしまったから、余計そう思えるだけかもしれないけど。
Ryanはいつもリアルな感情を歌に、音楽にしてきたから
こんな時に、いつもみたいに元気でアグレッシヴでいられるわけないよね。
Ryanは「歌は自分の人生の記録」とか「歌で、その時の自分を振り返ったり思い出したり出来る」みたいな話をしてたから
今は辛いけど、それも人生の一ページとして
彼ならきっと…それでも進んでくれるんじゃないか。そんな気がする。
そう思いたい。
こんな時に、頑張れなんて言えない。きっと、既に充分頑張ってる。
でも、Ryanと奥様にどうかお幸せな素敵な未来がやって来ますように。
それだけはお祈りさせて頂きます。
☆YELLOWCARD歴代作品
≪インディーズ時代≫
1st EP「The Underdog(ジ・アンダードッグ)」
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発売元:Fueled By Ramen
発売日:2002年07月09日
1st album「One for the Kids(ワン・フォー・ザ・キッズ)」
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発売元:Lobster
発売日:2003年12月09日
≪メジャー≫
1st album「OCEAN AVENUE(オーシャン・アベニュー)」
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発売日:2003年08月20日
2nd album「LIGHTS AND SOUNDS(ライツ・アンド・サウンズ)(初回生産限定スペシャル・プライス)(CCCD)」
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発売日:2006年01月18日
3rd album「PAPER WALLS(ペイパー・ウォールズ スペシャル・パッケージ)(DVD付)」
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4th album「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス)」
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4th album acoustic version「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES ACOUSTIC(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス アコースティック)」
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発売日:2011年11月02日
5th album「SOUTHERN AIR(サザン・エアー)」
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1st album acoustic version「OCEAN AVENUE ACOUSTIC(オーシャン・アヴェニュー・アコースティック)」
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発売日:2013年08月14日
6th album「Lift A Sail(リフト・ア・セイル)」
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
PaleBlue(=SAI)はもう一つの音楽ブログを運営してます!
それは⇒ 『素敵な音楽のご紹介♪』 (リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
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