数ヶ月前になるのですが、映画「君の名は。」を観てきました(^0^)!!
あれは確か9月4日(日)だったかな♪
12月18日現在では、「君の名は。」の国内の興収は209億円となっているようで、さらに中国の興収90億円と合わせると300億円近くにもなるそうで…
これまでの邦画の歴代興収1位の『千と千尋の神隠し』(308億円)にも迫るような大ヒットとなっているようです(@0@)
そこまでじゃなくても、9月に観に行った時点でも、映画館はチケットを買うための人の大行列ができていて、気付けば席も満席!
席が空いていた違う映画館に予約を取って、映画館から映画館へはしごをしてやっと観れた、という状況でした(><;)
価値観が多様化してきたりTV離れが起きているような現代で、これ程、多くの人々から支持を得られる一つの作品が現れるというのも久しぶりと言うか珍しいし、すごい事ですよねぇ!
一言にまとめてしまうなら、私も「感動」したので、観た後に誰かに感想を言ったり、話をしたくなりました。
でも、観ていない人もまだ沢山かもしれないので、ちょっと我慢してました…(><)
ましてやブログで語ってしまったら、多くの観たいのに観ていない方のネタバレにもなってしまうので。。
でも、そろそろ良いかなー?とも思ったり。
あぁでもやっぱりまだ、かな?
そんな訳で、本日はほんの少しの&感想をお話させていただきますm(_ _)m
まだ観られていなくて、前情報を無しに映画をご覧になりたい方は、
ご自身の感性で「君の名は。」を思いっきり楽しんでから、また以下をご覧になっていただければと思います(^^)
私が映画を観る前に得ていた情報は、まず映像がすごく美しいという事♪
これは実際に観てみて、改めて日本の映像技術ってすごいなーと、本当に息を呑むような美しさでした(^_^)
ちょっと調べてみたら、同じように映像が美しいと評判だった「千と千尋の神隠し」の時と同じアニメーターさん?が携わってらっしゃったようで…確かに「千と千尋」を思い出させたり、もしかしたら更にバージョンアップしてるような映像美しでした!
あの美しさは、ちょっと前に話題になった「東京喰種(トーキョーグール)」のアニメも連想させるような感じでした。「東京喰種」は東京という大都会がまず舞台になっていたけど、その「東京」という場所の洗練されてる感と言うか(?_?) そのイメージであるスタイリッシュさとかシャープさ、ビルの小窓のキラメキとかがありありと伝わってくるような繊細さのある美しい映像で…。アクションシーンも多くて迫力もあるけど、繊細さも兼ね備えている!それでその時も、「日本のアニメってすごいなぁ!!」って本当に感動しました。
でも「君の名は。」は最初の方のラブコメ?とか学園ものみたいなお話のトーンだったり、田舎の穏やかな美しい風景とかもあって、けっこう柔らかい印象かも(^_^) それに、血しぶきとか流血のシーンとか無いし…(^^;)
その他に得ていた前情報は、男の子と女の子の心と体が入れ替わってしまうという事。
そしてダブル主人公の一人、瀧君の声の吹き替えが神木隆之介君である事。神木君が、もう一人の主人公である三葉ちゃんと瀧君が入れ替わってしまった時の吹き替えをする時、内股とか女の子っぽいしぐさになってしまったという裏話(≧_≦)
神木君は実写版の映画「るろうに剣心」で瀬田宗次郎を演じた時、佐藤健さんの剣心役並みにハマり役だなーと思って、注目するようになりました。
あと、千と千尋の時は「坊(ぼう)」の吹き替えもやってましたね(^^)
役者さんって本当にすごいなぁ。神木君の内股も、役に入り込んでなりきっちゃってるからの事ですよねぇ。彼の三葉ちゃんin瀧君の吹き替え、すごい上手でしたー◎
それにしても改めて、何がそんなに多くの人々の心を捉え、感動を与えたのだろう?と思います。
時代設定がほぼ現代で、スマホに振り回されてる感があるような日常の描写が共感を呼んだのだろうか(><)??
でも映画を観た方の一言二言の感想をお聴きすると、、自分が感動した点って、ちょっとズレてるのかなーと思ったり。
観る前も観た後も特に公式情報とかしっかりチェックしていないので、あくまで私SAIの独自の視点による…いつも通り、思い込みの激しい感想です(汗)
↓ ↓
まずお話のクライマックスの頃と観終わったすぐの感想は…
「ハッピーエンドで良かったぁーーー(T_T)」
「みんな救われて良かったぁーーー」
「辛い事が多い現代、もう悲劇は要らないよー。。」
そんな感じでした。
彗星があんなに美しい田舎に落ちて、そこで小さな幸せを重ねていた方々が突然亡くなってしまった。
それを、ニュースを読んでいた瀧君と一緒に初めて知った瞬間は、一気に崖の下にでも突き落とされたような衝撃でした。
だって、あんなに高校生の男子・女子がスマホでやり取りして、ただキラキラしてたのに。
いきなり、え、死んじゃってるってどういう事……??
キラキラでトキメキ過ぎなんじゃないかってくらい輝いてる毎日が描写されてきたのは、この悲劇を際立たせるためだったんだろうか…なんて思えてしまう。
そして確かに一緒にやりとりしたはずの証、スマホのSNSの履歴が目の前で不気味に、残酷に消滅していく。
確かに覚えていたはずの記憶も、何も起きていなかったかのように薄れて、消えてしまう。
忘れたくないよ、忘れちゃダメだよ。そんな胸が締め付けられるような焦燥。
でも、神様?は居た。
時を遡って、やり直しのチャンスが与えられた。
それで、RADWIMPSの主題歌のタイトルが『前前前世』であるという意味も、やっと理解できました。
瀧君が気づいて、三葉ちゃんが気づいて、やがて起こる悲劇を回避しようと行動を始める。
それが何枚もの前世じゃないけど、「時の遡り」の“層”と言うのか。今、二人は幾つめの遡りに居るのだろうか?
二人の前世が出会えるのだろうか? 間に合うんだろうか?
もう「頑張って」とか「神様、出会わせて」あげて、みたいな応援したい気分になってきて。
それで三葉ちゃんが近い未来に起こりうる悲劇を知って、村のみんなに「逃げて」って走り回るシーン。
あれは、東日本大震災の時に自分の危険も顧みず地域の人々に避難を呼びかけ続けた自警団とか防災無線の女性の事とかを思い出してしまいました。
彗星が来るんだよ、みんな逃げないと死んじゃうんだよ!って危険が分かっている人が必死で呼びかけても、いつもの日常がずっと続くんだって思っている人々にはなかなか届かない。震災の時も、きっと多くの人が津波であんなに大変な事になるなんて思っていなかった。
ただ彗星が落ちただけで、それまでにあった全てが失われてしまった。当たり前の日常、当たり前の人々の暮らしが一瞬で。それが震災と重なるようで思い出してしまった。
だからギリギリで二人が出会えて、そして最後の方で皆無事だったって分かった時には…
「もう、本当に良かった」
「元気な三葉ちゃんが居る。生きてる。」
それで
「ハッピーエンドで良かったーーー(T_T)」となりました。
また時間があったら、もう1回映画館で観てみたいなぁ。
人気が続いてまだ上映されてるみたいですし(^_^)
本日は、映画と共に人気曲となっているRADWIMPSの『前前前世』の動画を載せさせていただきます♪
↓ ↓
『前前前世 (movie ver.)』 by RADWIMPS
爽やか軽やかな音楽で、映画の世界観にピッタリな歌詞☆
そして映像も面白いですね!
確かに「前世」って言ったら、これくらい時代を遡ってしまうかも(^^;)?!
この『前前前世』は「君の名は。(通常盤)」に収録♪
↓ ↓
新品価格 |
発売元:Universal Music =music=
発売日:2016年08月24日
新海誠監督、そしてスタッフ・関係者の皆様、本当に素晴らしい映画をありがとうございます!
そして、日本のアニメ最高!!
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