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クラシック音楽の幕開けかとも思える、美しいピアノの音色のイントロダクションで始まる本作。それがハードでキレのあるロックに劇的に変化する様は、鳥肌モノのかっこよさ!
まずその音楽を聴いてみて下さい!!
MV視聴⇒「Lights and Sounds」
かっこ良すぎるイントロのギター!
MV視聴⇒「Down On My Head」(非公式動画)
なんとなく癖になるメロディー。
MV視聴⇒「Rough Landing, Holly」
HollyとはヴォーカルのRyanが作り出した想像上の女の人。
MV視聴⇒「Two Weeks From Twenty」(非公式動画)
軍隊に志願し、誇りを捧げた20歳と2週間の若者が戦場で亡くなり、残された恋人・母親が悲しんでいる。
MV視聴⇒「City Of Devils」(非公式動画)
「悪魔の街に僕らは生きる」「学ぶべき相手を見つけるんだ 自分以上に誰かを愛するんだ 感じるよ 街の灯が燃える 地獄で天使を探すのは楽じゃない」 (歌詞より引用)
MV視聴⇒「How I Go」(非公式動画)
映画「Big Fish」にRyanが触発されて作った曲。父親が息子に語りかけている感じの素敵な歌です。
「ある男の話をしよう ご大層な人間じゃない 彼は言った 人生はサーカス 人はみんなちっぽけ」
「僕が出会った女の子の話をしよう その瞬間僕は凍りついた 彼女はすべてを変えたんだ」
「坊や 僕って男は 君が思うような人間じゃない」
「でも 僕が語った物語は ぜんぶ僕の一部さ」 (歌詞より引用)
アルバム「Ocean Avenue」で気に入ったという人にとっては、ちょっと元気がないなーとか、物足りなく感じる方もいるかもしれません。でもそれこそが、彼らのチャレンジだったと言えます。
世界中から星の数ほども輩出されるバンドですが、1stの作品で成功したバンドほど2ndの作品にはジンクスがあるとか、魔物が潜むとか言われるようです。ただガムシャラに自らの存在証明のために走ればよかった1stに対し、その目標が達成されてからの2ndの方向性が難しいのです。
一言にしてしまうなら同じ方向性で行くか、行かないか。
メジャーデビュー当時、「年齢制限のないパンク・ナイトや怪しげなロック・クラブ、学園祭などの学校行事、郊外のVFW・ホールから誰かの家の居間や裏庭まで、場所を問わず1年に200回ものペースで、これまでに何百ものライヴをこなしてきた」という彼ら。
さらにレーベル契約を目的としたセルフプロモーション・ツアーや数々のコンピレーションへの参加などの地道な活動を行い、そしてレーベルとの契約後も「レーベルの規模の関係で今まで全く宣伝活動なしでここまでの名声を手にしてきた。普通はラジオや雑誌などで名前を広げていくところを、ツアーだけでファンを獲得してきたんだ。それだけのファン・ベースを全米に持っているという自負はある(by初代ギタリストのベン・ハーパー)」。
彼らはそれだけ、音楽を通してリスナー、ファンとの直接のつながりを大切に培ってきたということです。日本デビューのツアーでも、ライヴ終了後に吐いてしまうほど全力を尽くして日本のファンに鮮烈な印象を残していったそうで、一体どれだけこの人たちは音楽・ライヴ・ファンに対して誠実なのでしょうか。
そんなファンを大切にする彼らが、あえて期待を裏切ってチャレンジしたのが本作「Lights and Sounds」と言えます。ファンが求めている聴きたい音楽は分かるけど、ミュージシャン・シップというのかロック魂というのか、やっぱりそこに案じていてはいけないと。
だからこのアルバムを聴くときは、YELLOWCARDのそういう心意気を知っていて欲しいと思いました。これが発売になった当時は、やはり「音楽性が変わってしまった」と思って離れて行く人も居たようです。でもこの挑戦の意味は3rdや4thアルバムで理解され、「やっぱりYELLOWCARDはいいな」と戻ってくる人も居ました。
そして冷静にこのアルバムを聴いてみれば、彼らのまた違ったミュージシャンとしての素晴らしさが感じられると思います。曲調は落ち着いてより洗練され、歌詞にも個人的な葛藤だけでなく社会的・政治的なことが絡んで内面の成長がうかがえたり。ボーカルも以前の少年のような爽やかさから、大人びた魅力や艶が感じられたり。ピアノやエレクトリックバイオリンという新しい音も取り入れて、楽器そのものの挑戦もあります。
「Lights and Sounds」はYELLOWCARDが本当にロックなバンドであることを証明した作品です!!
ぜひご試聴ください☆
《トラックリスト》
1.Three Flights Up
-美しいピアノのイントロダクション。
2.Lighs And Sounds
-YELLOWCARD持ち前のかっこよさにヘビーさが加わり、切れ味も増したタイトル曲。
3.Down On My Head
-目覚めたら世界が自分に降りかかってくる。
4.Sure Thing Falling
-確かだったものが全て崩れ去る。
5.City Of Devils
-悪魔の街。そこで天使を見つけるのは簡単じゃない。
6.Rough Landing, Holly
-エレクトリック・バイオリンがにぎやかな、YELLOWCARDらしい弾けた曲。
7.Two Weeks From Twenty
-当時のブッシュ大統領によるイラク侵攻が背景。
8.Waiting Game
-劇的なバイオリンの音色のイントロ。
9.Martin Sheen Or JFK
-前作とは違った、ヘビーさを持ちつつのメロディアスな一曲。
10.Space Travel
-タイトル通り、無重力空間を浮遊するような気だるさを感じさせる曲。
11.Grey
-何もかもが灰色がかって見えるという、退廃的で乾いた空気感。
12.Words, Hands, Hearts
-アメリカとイラクの対立や各地の紛争、混沌とした世界のどこに立てば良いのか。
13.How I Go
-父から息子へおくるハートウォーミングな一曲。
14.Holly Wood Died
-重ためでありながら、カーレースが似合うような疾走感。間奏のギター・サウンドやバイオリンが加わってくるアウトロも、メロディーだけでも聴き応えのあるドラマッチックな曲。
15.3 Flights Down(Bonus Track For Japan)
-国外で一番多くライブをしてきて、またライブをするのが一番楽しみな国は日本。日本が第二の故郷だと言ってくれる彼らの本アルバムでのボーナス曲。
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製薬会社のプラセンタ
☆YELLOWCARD歴代作品
≪インディーズ時代≫
1st EP「The Underdog(ジ・アンダードッグ)」
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発売元:Fueled By Ramen
発売日:2002年07月09日
1st album「One for the Kids(ワン・フォー・ザ・キッズ)」
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発売元:Lobster
発売日:2003年12月09日
≪メジャー≫
1st album「OCEAN AVENUE(オーシャン・アベニュー)」
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発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2003年08月20日
2nd album「LIGHTS AND SOUNDS(ライツ・アンド・サウンズ)(初回生産限定スペシャル・プライス)(CCCD)」
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発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2006年01月18日
3rd album「PAPER WALLS(ペイパー・ウォールズ スペシャル・パッケージ)(DVD付)」
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発売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2007年07月25日
4th album「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス)」
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発売日:2011年04月06日
4th album acoustic version「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES ACOUSTIC(ウェン・ユーアー・スルー・シンキング,セイ・イエス アコースティック)」
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発売日:2011年11月02日
5th album「SOUTHERN AIR(サザン・エアー)」
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発売元:KICK ROCK INVATION/HOPELESS RECORDS
発売日:2012年08月15日
1st album acoustic version「OCEAN AVENUE ACOUSTIC(オーシャン・アヴェニュー・アコースティック)」
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発売元:Kick Rock MUSIC
発売日:2013年08月14日
6th album「Lift A Sail(リフト・ア・セイル)」
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発売元:KICK ROCK INVASION
発売日:2014年10月08日
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
PaleBlue(=SAI)はもう一つの音楽ブログを運営してます!
それは⇒ 『素敵な音楽のご紹介♪』 (リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
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