ワニがゾンビ状態になるという謎を追っていました。
ワニは死ぬとあお向けになるのだそうですが、
あるアメリカの池で、
ワニがあお向けで発見されたにもかかわらず、
また生き返ったり、またその後死亡したりという
不気味な現象が頻発していたそうです。
当初は毒を疑い、
水質検査なども行ったそうですが、
毒は検出されませんでした。
そして調べを進めていくと、
ワニの脳に異常が確認されたのです。
ワニはビタミン不足により
脳の一部が破壊されていたのだそうです。
その池は生活排水のせいで藻類が大繁殖し、
今までいた魚が激減し、
それまでほぼいなかった別の魚が増殖しました。
そしてその新たな魚は
ビタミンを破壊する酵素を持っていたため、
それを主食として食べるようになったワニが
ビタミン不足で脳に病変が出るようになったとのことでした。
学者も「まさかワニがビタミン不足になるなんて・・・」と
語っていました。
ビタミン不足が脳にダメージを与えるという事実を
目の当たりにして、
改めて「食」の大切さを実感しました。
意外に思われる方もおられるかもしれませんが、
肉にもビタミンが豊富に含まれています。
豚肉にはビタミンB1とビタミンB6が含まれています。
B1は糖質の代謝に必要です。
不足すると、
昔たくさんの死亡者を出した脚気(かっけ)になります。
また、B6は免疫・皮膚・粘膜を健康に保つために必要です。
牛肉にはビタミンB6とビタミンB12が多く含まれています。
B12は神経障害にかかわるビタミンです。
また不足した場合、
「エースをねらえ!」の宗像コーチが患った悪性貧血をも
引き起こすことがあるので、しっかり摂りたい栄養素です。
鶏肉にはビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群とは、
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ナイアシン
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミンB12
・葉酸
のことで、これらの栄養素は複合的に働きます。
B群はエネルギーの産生や代謝に関わるので、
大変重要な栄養素です。
野菜も大切なビタミン補給元ですが、
肉もしっかり食べていきましょう!
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