糖質制限を始めて2日目。
低血糖状態だったせいだと思うのだが、実はほとんど記憶がない。飛んでしまっている。
糖質恐るべし。
お腹はいっぱいのはずなのに、糖質が入って来ないことに反応してしまっている。
そうなのだ。
糖質制限を始めて戸惑ったことのひとつが「満腹感がわからない」ことだった。
今まで47年間、「満腹」=「血糖値の上昇」だったため、
血糖値が上がらないのにお腹がいっぱいという感覚が理解できなかったのだ。
しかし2か月ほど経つと、ようやくわかるようになった。
何事も「習うより慣れろ」というのは真実のようだ。
それはともかく、何か「糖質制限の教科書」的なものが欲しくなってきた私は、
江部康二医師の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」をアマゾンに注文した。
読んで、すべてが腑に落ちた。
血糖値を上げるのは「糖」であること。
だから「カロリー制限」をしてもカロリーの6割を炭水化物で摂る今の食事療法では空腹感が募るばかりで効果がほとんど出ないこと。
糖を制限し、カロリーはしっかり摂ること。
また、糖尿病というのは高血糖に対応するために膵臓から絶えずインスリンを出し続けた結果、膵臓が過労死してしまった状態だということ。
知らないことばかりだった。
もっと早く知る努力をするべきだったのに・・・。
後悔の念が押し寄せる。
しかし、過去を悔やんでも何も解決しない。
私はこの悔しさをバネにして、糖質制限に取り組むことに決めた。
これが糖質制限を始めるまでのいきさつである。
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