糖質制限を始めて、よくお世話になっている。
まず、餃子の皮。
餃子の皮にちょうどいい直径の大根を用意する。
輪切りで薄切りにして、ざるに並べ、塩を振りかけて20分〜30分放置しておく。
水分が抜けて柔らかくなったら、塩を水で洗い流し、キッチンペーパーに挟んで優しく押し、水分を切って餃子のタネを包む。
ひだを寄せるのはさすがに無理なので、単に2つ折りにするだけで良い。
焦げやすいので弱火で焼く。
これは本当においしい。
もはや小麦粉で作った餃子を欲しなくなる。
同じ要領で、生春巻きを作ってしまおう。
生春巻きにするには「桂剥き」にする必要がある。
やり方がわからない方はYouTubeなどの動画で確認して頂きたい。
面倒に感じる方もおられるだろうが、生春巻きの皮を戻す作業もかなり面倒なうえ、失敗するとぐちゃぐちゃになってしまって包むこともできなくなってしまうので、大根の方が手間がない。
桂剥きして長方形の薄切りができたら、上記の要領で水分を抜き、水洗いし水を切る。
そこにすきな野菜やゆでエビなどを中に入れて巻く。
見た目は非常に美しいが、お箸で食べるほどには形態が安定しないので、手づかみで食べよう。
少量のスイートチリソースを添えると本当においしい。
クックパッドなどに手作りのスイートチリソースのレシピもあるので、砂糖を甘味料に替えて作れば糖質を気にせず食べることができる。
また、意外な使い方としてはラザニア麺の代わりに使える。
餃子の皮の要領で大根を用意し、
ミートソース、大根、ホワイトソースを2回繰り返して層を作り、1番上にチーズをたっぷり載せてオーブンへ。予熱なし200℃で30分ほどを目安に焼く。黄金色においしそうな焼き色がついたら出来上がり。
ミートソースは糖質が100gあたり10.1g、ホワイトソースは糖質が100gあたり9.5g。食べる量は考えなければならないが、ラザニア麺を大根で代用することで、食べられるメニューになる。
他には、麺の代用ということで、薄切りにした大根をさらに細切りにして、冬の時期は鍋にしょっちゅう入れていた。最初から入れておくと味がよく染みて、最後に食べる頃にはとてもおいしくなっている。これからの時期にはさっと茹でて冷まし、冷やし中華にもおいしいと思う。
このように考えると、 油揚げ に続く「小麦粉で作った生地の代わり」になる食材である。
今後はデザートにも使えないか研究していきたい。
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