今回フジミ1/48P-51マスタングで塗装をするところは内装と脚の部品であるが、 チマチマと細かいながらも楽しい作業の一つが計器類である。
計器の針やネジ類がシンプルながらもモールドされていて、塗っていて楽しいのである。 塗り進めていくと、計器らしく見えてくるからだ。
慎重に進めているつもりでもやはりはみ出るところはチラホラと出てくるが、 それを差し引いても楽しいものは楽しい。
ただ 今回の作例は汚す手間がいらないために所々塗料の禿げたやれた感じを出せないので、 却ってゴマカシが効かず、 タッチアップをなるべくしないように慎重に進める必要があった。
真っ黒なインパネに銀がよく映えてなかなかの機械感を楽しめてイイ。
↓細かいところには
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また民間型のマスタングは内装がグレーになっていることが多い。
使用する色は一口にグレーといってもあまり詳しいことは知らないので、 写真を見てなるべく近い色にするといった感じである。
汚しの手間はいらないので普通に塗り分ければ終わってしまう。 ただここもごまかすことができないのでそこだけは気を付けたい。
シートベルトは溶きパテをベルト状にシートの背もたれに盛り付け、 フィニッシングペーパーで成型してベルト部を黒く塗り、 バックルを塗装で再現する。
シートベルトの再現は紙などで行った作品を見かけたこともあったが、 この方法は故黒須義人氏から教わった方法である。
この方法でトライをはじめてからいまだにうまくバックルがうまく塗れないが、 教わったころから多少はうまくなっているだろうか?この作業を行うたびにいつも考えている。
黒須氏、この方法を教えていただいて本当にありがとうございました
後席は、 今回はフジミのキットの構造上キャノピーを完成直前にイモ付けする予定なので、 塗装のあとでマスキングテープをはがすときにテープの粘着力で外れたり壊れたりしないように、 胴体の基礎工作を行って塗装が済んだ後、 風防イモ付けの直前に後からチョコンと後席のスペースに接着する予定である。
後席の基部からして底板にイモ付けする構造なので、強度を考えて少しでも確実に進めたい。
サムライの字にするまでの工作は、このキットの年代を考えれば旧オオタキのキットと変わらないだろうから、 後は部品の合いをチェックして進めれば大過なく完成までもってこれるかもしれない。
このあとはパテを盛り付けて機体をジックリとペーパー掛けする作業が楽しみになってきたちゃーべんであった。
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タグ: フジミ