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2023年06月04日

風邪、引きました

季節の変わりめ


最近日本では台風直撃中で天気が全く良くないと聞きました。
私の地元も近くの川が溢れ出そうになって警報も出ていると聞きました。

そんな中、みなさんいかがお過ごしですか?

私は雨が大嫌いです。なるべく外に出たくない。なんてたって天然パーマなので水と湿気に弱いんです。

幸い日本のように強い雨は最近降ってないんですが6月に入り雨期に突入しました。
カンボジアには季節が雨期と乾季しかありません。

つまり、6月は季節の変わり目なんですよ。

気をつけてはいた。いたんですが、ちょうど地元が洪水警報出て、親の出張が取りやめになったと報告を受けいた時に私は声の発生が取りやめ(?)になっておりました。

朝起きたら声が出ないんです。

喉が痛い!!声出ない!!

どうすればいいか分からず、朝から試行錯誤していたら昼頃にはなんとか出るようになりました。
って言っても、ガラガラ声ですが(苦笑)

ただ声出すのも、何か飲み込むのも喉が痛すぎる。

そう私、タイトルのもあるように 「風邪、引きました」

次の日も治らず困っていたら、同級生がレモン水を飲むといいと言ってライムを渡してくれました。 (カンボジアにはレモンが基本手に入らないので、ライムのことをレモンと呼んでいます)

作り方は超簡単!

〜ほっとレモン水〜
砂糖:大さじ1
カボス:1個
お湯:適量 (少なければ足していきます)

以上。
あとは思いっきり混ぜまくれ。喉にすごく効くし、美味しいので、大満足。

それから、重たいものは食べにくいのでフルーツが私の必需品です。
なるべく喉に負担のかからない優しい食べ物を。ただ食堂の料理はスパイシー系が多いので喉が痛い!
ということで、動きたがらない足を動かして下町で買い物してきました。

友達と話してて笑っても喉が痛いので私1人で笑我慢大会実施中です。早く辞退したいところ。

それではまた!

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2023年03月15日

舞台観劇 ショウ・マスト・ゴー・オン

あらすじ


劇場の舞台裏で起こるノンストップコメディ
舞台で使うはずの美術がない?!
先行き不安の舞台裏
そこにやっていたのは、泥酔している主演俳優
スタッフも揃わないし、演出家はまさかの迷子らしい
時間が経つにつれてトラブルは増えるばかり
劇は中止?いや、幕は下ろすな!ショウは続けなければ!

ーーーーー 「ショウ・マスト・ゴー・オン」公式ページ プロモーションビデオ参照( https://www.siscompany.com/produce/lineup/showmust/


感想


なんと出演者の新型コロナウイルス感染により公演中止されていたんですが、上演開始された一発目でした。
なので、 鈴木京香さんの代役を三谷幸喜さんが務めることになった公演を観に行きました。

主役が三谷幸喜さんというなんだか異様な光景のようにも思えてしまいましたが、めちゃめちゃ楽しかったです。
実際に、舞台内容が現実にも起こっているような感覚で、実際の舞台裏でスタッフさん達が必死にフォローをしているんじゃないかと思うとほっこりしました。

舞台会場は、 パブリックシアター
本当は11月にも一度観劇予定だったのですが、思ったよりも忙しくて断念。
その時の主演は鈴木京香さんだったので、観ておけば良かったな、と少し後悔です。

世の中なんてうまくいかないことだらけ。
ピンチをチャンスに変えることができるのは自分次第。
ハプニングだらけの舞台が繰り広げられていましたが、そのわちゃわちゃでさえ面白かったです。
なんだか 「がんばれ!」と応援したくなってしまうような奮闘劇でした。

いつもは美術や照明などの演出について上演中気にしてみてしまうものなんですが、今回は舞台が舞台裏ということもあり、純粋に楽しんでいました。
表舞台で裏の世界を楽しめたような感覚で、大袈裟に描かれているかもしれませんが、じっと観客は椅子に座りながら観ているだけの間に、裏ではたくさんの人が動いているんだなと改めて実感しました。

私にはまだまだ知らない世界があるみたいです。

そして、舞台後に報道番組を見ていたら三谷幸喜さんを発見!
さっきまで目の前にいた人がもうテレビの中なんて不思議な感覚でした。


今年はこれで見納めになります。
素敵な一年になりました。

2023年大学の寮に戻る予定なので、観に行けるかは分かりませんが、旅行は時間が開けば楽しみたいと思います。



2023年03月14日

舞台観劇 クランク・イン!

あらすじ


1人の新人女優・堀晴美が亡くなった
監督の別荘の湖で溺れて死んでいた
彼女の死は事故なのか、それとも殺されたのか
謎が残されたまま、映画の製作陣はクランクインを迎えた
映画の完成のためには動き出さなければいけない状況下の撮影だったため、監督・並之木顕之(眞島秀和)の殺気立った緊張感に満ちた指揮ぶりは常軌を逸していると言っても良かったろう
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの主演女優・羽田ゆずる(秋山菜津子)にも容赦ないダメ出しが飛ぶ
そんな中、プロデューサーの紹介でそれなりの役に抜擢された女優・ジュン(吉高由里子)が徐々に存在感が増してくる
撮影のために世間から隔絶された場所で、主演女優、マネージャー(富山えり子)、ベテラン女優(伊勢志摩)、若手女優(石橋穂乃香)、それぞれの思惑と、監督への愛憎が次第に彼を追い詰めていく
堀晴美が殺されたとしたら、誰が殺したのか
混沌としていく撮影現場が、やがて悲劇的な結末を迎えることとなる
彼らに待ち受けているものとは

ーーーーー 「クランク・イン!」公式ページ 参照( https://mo-plays.com/crank-in/


感想


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今回の舞台会場は、 ウィンクあいち。キャパ自体大きいものではありませんが、ビルの中に併設していることもあり、ご飯を食べながら、上演まで時間を潰すことが出来ました。


1回観劇するだけでは、もの足りない、というのか、 難解な憎悪劇という印象でした。
ストーリーが分かりそうで分からない、微妙なラインを常に走行しているような。
何度も読みこんだり、何度も舞台を観劇すれば内容を深く理解ができるのかも知れませんが、1回だけの私には、この舞台に対しては正直これと言って感想が出てきませんでした…。
なので、話の内容というよりは他で感じた感想を述べようかなと思います。

まずは、役者さんひとりひとりの演技が凄かったです。
あの独特な緊迫感と言いますか、どんどんヒステリックになっていく様はやっぱり素人には真似できない演技でしたし、何ヶ月も前から稽古を重ね、物語に対して深い理解があるからこそできる、表現力は脱帽してしまいました。
ただ今回は、役者さん達とともに物語を歩むことが出来ずに共感面も少なくてとても残念でした。

それともう一つ感心したことといえば、舞台の使い方です。
今回舞台セットが6(?)分割されていて、面白かったです。こんだけたくさんに分割されている舞台セットは見たことがなかったのですが、これはこれで面白かったです。

通常、映像作品でもそうですが、同じ時間に自分以外の誰かが何をやっているのかは知ることは難しいことですし、それを一つの画面や場所に映し出すことも難しいので、場面を切り替えた上で、「一方その頃ーー」と表現したりします。

私がこうやって舞台を観ているときに、地球の裏側にいる人は何をしているんでしょうか?
私が舞台観劇に勤しんでる頃、誰かは違う何かに勤しんでるかもしれません。

とまあ、こんなふうに、自分以外の人のことを知れる機会なんて大してないのが現実です。

ただ今回は、ひとつの舞台上でそれを映し出してくれてたので、すごく印象に残りました。

楽屋外で誰かが言い合いをしている、
その頃別の楽屋ではそれを覗き見ているひとがいる。
またまた別の楽屋では、静かに寝ている人がいる。

普通のことなのに新しい演出を観れた気がします。

千秋楽ということもあり、最後の挨拶も1人ずつ聞けて良かったです!
何より吉高由里子さんが綺麗すぎてびびりました。



2023年03月13日

舞台観劇 カラフル 配信

あらすじ


一度死んだはずの「ぼく」の魂がホームステイ!?
天使が「ぼく」に向かって「おめでとうございます、抽選に当たりました」と言ってくる
「前世での過ちを償う」ために下界で誰かの体に乗り移って「修行」を行わなければないらしい
天使はこれを「ホームステイ」と呼んでいる
一度は辞退を申し出たが、結局「ぼく」の魂は「小林真」という中学3年生の少年に乗り移り、「修行」が始まることとなるーー

ーーーーー  「朗読劇 カラフル」公式ページ参照( http://colorful.otonapro.com/

感想


今回は 配信で観劇しました。
私の大好きな 森絵都さんの作品である『カラフル』
そしてこれは私のバイブルといっても過言ではありません。中学生の時は、自分で脚本して文化祭にて上演。それくらい思い入れのある作品なんです。
初めてこの本を読んだときは衝撃を受けました。思春期真っ只中で色々壁にぶち当たってしまい、たくさん悩んでいた時期にとても支えになった本でもありました。感情移入をしすぎて泣いたのを覚えています。

そして今回はそれを朗読劇にて上演という情報を受け、どうしても会場で見たかったのですが、予定が合わず断念せざるを得なかったので、配信で我慢することにしました(涙)

小学生の時に、 「注文の多い料理店」で朗読劇をしましたが、朗読劇というものの正解がよくわからないので、いまいちどんなふうに仕上がるのか想像できませんでした。

台本を読みながらというのはとて新鮮なもので、ただセリフを読むだけの素人劇とは全然違い、言葉一つ一つに気持ちが込められているのが伝わって、本を読んだ時と同様に泣いてしまっていました。

人生とは思っている以上に『カラフル』なんだと改めて気付かされました。
当時、「小林真」と自分を重ね合わせ、彼とともに新しい発見をし、成長をした作品でもありました。
人生疲れてしまうことなんて多々あります。そうゆうときに大事なことを忘れがちです。それを思い出させてくれるのが『カラフル』
改めて素敵な作品に出会えたなと感謝な気持ちでいっぱいになりました。

そして、あの時からたくさん成長したはずなのに今でも新たな発見と共感がありました。

素敵な作品をありがとうございました。この一言に尽きます。




2023年03月12日

舞台観劇 PERSONA5 #4 final

あらすじ


自身に課せられた更生のため、そして悪しき欲望から人々を救うため
「心の怪盗」となった主人公は、腐った大人たちをどう改心させるのか!?
ペルソナと呼ばれる力を駆使して、歪み満ちた世界を立て直そうと奮闘する、怪盗団の彼らの世直し劇
最後に待ち構えているものとは一体…

ーーーーー  「P5 the Stage #4 final」公式ページ参照( https://p5-the-stage.jp/intro.html


感想


会場は Zepp Yokohama
ただ会場内にパイプ椅子が並べられているだけだったので、座席に高低差もなく、背の低い私は前の座る人たちの頭の間から覗き見る形でした。
だからと言って、舞台上が高低差をつけたセットだったので、足元以外は別段観にくいわけでもありませんでした。

今回私は、ペルソナシリーズ初参戦でした。
初演から#3に至っては予習することもなく、舞台観劇をしにきてしまったわけです。
そして、ゲームなどもあまりするタイプではないので、あまり内容把握をしてない状態でしたが、正直な感想としてはとても楽しむことが出来ました。

では、なぜこの舞台を観に行ったのか、
ただ単純に2.5次元という世界観が気になったのです。
今年に入り、何度か舞台観劇はしてるのに、なかなか2.5次元の舞台に参戦する機会が少なかったため、気になっていて、色々調べていたら、 猪野広樹さんがでている舞台を見つけたんです。(私が以前観た2.5次元舞台「マギ」のアリババ役だった俳優さんです。) ←ちなみにマギに関するブログは3月4日にアップロードしているので気になった方は合わせて読んでいただけると嬉しいです♪

アニメを全部見てから舞台を見たかったんですが、色々忙しくしていたため、途中で断念。
そこが少し心残りだったのですが、全然問題なく観劇できました。

何よりもアニメから飛び出してきたような世界観は不思議なもので、その世界観を違和感なく再現できるのはめちゃめちゃ難しいのでは、と思ってしまうものなんですが、それをさらっとこなす役者さんはやっぱかっこいいですよね。

歌、演技、アクション。たまにあるアドリブ。
舞台でしか表現できないものがあって、観に行けて良かったなと心から思えました。

あ、あと2.5次元の舞台に参戦すると必ず感じるのですが、グッズが簡単に買えない!!
今回もパンフレット一冊買うのにめちゃくちゃ並びました。
舞台上演前に並んでましたが、開始時間が来てしまい断念。休憩中も挑戦しましたが、ここでも間に合わず断念。
結局観劇後にも販売されていたのでそこで買いました。
他の舞台に比べてグッズの種類もたくさんあるので、なくなる前にみなさん買い求めてるのを見る、アイドルのライブ会場を思い出します。
オタクの推しに対する想いはどこも一緒だなと、懐かしくも思えました。

さあさあ、また明日から、3次元の世界に戻って生活しなければなりません。
横浜CATより夜行バスに乗車です。行きは方向音痴を発揮してしょまったため、帰りは迷わず行きたいですね!



2023年03月11日

舞台観劇 パラダイス

あらすじ


舞台は東京、新宿
表層的には豊かに見える平和ボケしたこの街で、虚無感を抱え、底辺を生きる「はみ出しもの」の人間たちの不毛な戦いと裏切り、束の間の栄枯盛衰の物語
高齢者を狙った詐欺グループのリーダーの男は、ある日、懇意にしているヤクザの一人に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる
断ることもできず、グループの腹心らと言われるがままに手を広げていく
老人たちの身も心もズタボロにした彼らに待ち受ける運命とは

ーーーーー   https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/22_paradise.html  参照


感想


本日の会場は、今年2回目の シアターコクーン

なんだか物語の内容と同様に虚無感を覚えてしまいました。
彼らがなんでメリットもないことをしているのか全く理解できませんでしたが、観劇後には、彼らの感じていた虚無感を知ることができたので、少し同情してしまう部分がありました。
世の中についていけず、疎外感を覚え、そして何も刺激のない人生に退屈ささえ感じ、刺激を求めてしまう。
気づいた時には、取り返しのつかないとこまで来てしまっているのがオチなんです。

ただ、これが彼らの感じている虚無感なのかと知ることができて不思議な気持ちにもなれました。
人生楽しくないんだろうな、と思ってしまいます。

これを舞台を通して伝えるってすごいなとも思いました。

舞台上でもただシーンが流れていっているような感じでした。
なんの代わり映えのしない毎日があるだけ。
彼らが生きる日々を生々しく感じることさえできました。

表面上はどんなに平和に見えたとしても、裏を覗けば全然違う結果が待っているのかもしれない。
ただ世の中にはそれを見て見ぬふりをする人ばかりなんです。
裏と表の世界での歪みを巧みに描かれていて、振り返ってみればとても面白い作品だったのですが、上演中はとてもそう感じられませんでした。

彼らだけが知ってしまっている世界。

私が自主的にその世界を知る前に、舞台から、そして第三者の目線から知ることができて良かったです。

彼らに待っている結末が誰も幸せになれないことを知りました。
彼らが求める刺激が取り返しのつかないものになることを知りました。
平和ボケしているくらいがちょうど良いことを知りました。
求めすぎるのはいきすぎると傲慢さを極めることを知りました。

正直、上演中の記憶は少ないです。
ただこの舞台からこんだけのことを知れました。

もう一回観たいかと尋ねられたら、 迷わず、Noというでしょう。
ただ観て良かったと思います。

そして明日は横浜でまた違った舞台を観劇予定なので、移動開始です。




2023年03月10日

舞台観劇 閃光ばなし

あらすじ


時代は昭和、葛飾区
終戦から18年経った高度成長時代
父親から受け継いだ小さな自転車屋を営む佐竹是政(安田章大)は、自分たちの暮らす街を分断する巨大な用水路の存在に悩ませれていた
客足は減り、生活するのもやっと
綺麗事だけじゃ生きていけない厳しい現実
無鉄砲な妹・政子(黒木華)とともに後先考えずに権力に立ち向かっていく兄妹の姿は、ドロ臭く、強引で、悪知恵が働き、とてもヒーローとは言い難いが、実に痛快で清々しい
二人を取り巻く曲者揃いの市井の人々の思惑が交差して衝突する
二人は権力に打ち勝つことができるのか


感想


今回は姉の誕生日ということで、行きたいとは普段言っているものの行けてなかったみたいなので、舞台チケットをプレゼントすることにしました。
それとちゃっかり自分の分も応募しました。

今回の舞台会場は ブリリアホール
舞台の前に私は新宿で友達とご飯を食べに行っていたのですが、帰ってきて財布をなくしたことに気づきまして、お店に電話して取りに行くことに。(見つかって良かった。)
そんなこんなで私のせいで時間ギリギリになり、駅について、会場について、そしてA席だったので、一番上の階まで猛ダッシュ。10月だというのに汗だくです。

誕生日プレゼントだというのに私のせいで申し訳ないことをしました(汗)

席としてはとても観やすいわけではなかったですが、会場を調べた時に酷評が多かった音響面に関しては、私的には全然問題なしでした。
やっぱり、座席や会場の作りにおいては時々問題視されてしまう音響部分。
セリフが聞こえづらい、なんて舞台において致命的です。
そこがクリアしていて、なおかつ上から舞台全体の観劇。バミリ位置なども確認できて、私的には満足でした。

そしてなんと言っても舞台の役者さんの人数。今まで一番多いような気がします。
なので乱闘場面などは大人数だからこその味のあるシーンとなっていました。

そうした細かい部分からも物語の壮大さを感じました。
高度経済成長と国はいうけど、みんながみんな、豊かなわけじゃない。暮らしに満足しているわけじゃない。
そんな 昭和の貧困格差がテーマでした。

時代を歩めばもちろん街は変わっていく。
そして今日も今日とて政治家は 『みんな』のためにっていうけど、

…本当に?

『みんな』って誰のこと?
『みんな』ってなに?


誰もが簡単に言葉にする 『みんな』

あまりその真意は考えたことなかったけど、観劇後は、なんだか都合のいい言葉に思えてしまいました。

結局物語はハッピーエンドだったのか。
あやふやな結末は、多分、 観劇した『みんな』に任せたものではないのかな?
一人一人が感じた、それぞれ違う結末があるんだと思います。

ちなみに私にはとてもハッピーエンドには思えませんでした。


演出


物語も壮大だったけど、 舞台セットも負けじと壮大でした。
舞台の端から端まで、上から下まで。満遍なく使われていて目があっちこっちに動きまくり!
役者さんたちの出入りや早着替えだってお手の物。
中でスタッフさんが準備して待ているんだろうか?失敗が許されないからこそ、裏でたくさん工夫が施されているんだろうなと感心しました。

昔の舞台に今どきの技術がふんだんに使われていて今だからこそ出来る演出だったからこそ良かったし、毎公演、あんな派手な演出をやっていると思うと、凄すぎるし、美術さんたちの努力と工夫をめちゃめちゃ感じました。

最後の最後のシーンは今まで見たことないくらい大掛かりで必見です!



2023年03月09日

舞台観劇 血の婚礼

あらすじ


一人の女をめぐり、二人の男が命をかけて闘う愛の物語
舞台はスペインのアンダルシア地方
婚約した一組の若い男女が互いの家族の期待を背負い、結婚式を迎えようとしていた
街は祝福モードなのに、花嫁の表情はなんだか暗い
そんな結婚式に参加してきたのは、花嫁の昔の恋人だった
彼はなんのために参列したのか
数奇な血の宿命、言葉では説明つかない愛と衝動…絡み合う事象が、ドラマを生むこととなる

ーーーーー  「血の婚礼」公式ページ参照( https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/


感想


ホリプロステージ・血の婚礼  シアターコクーンにて観劇しました。
実際に起きた事件を元に 1932年にフェデリコ・ガルシーア・ロルカによって執筆された舞台。
話の内容が魅力だったというよりは、出演者が魅力的だったのでついチケットを購入してしまいました。
なんといってもかつての 日向翔陽と影山飛雄なんですから!抜群のコンビネーション間違いなしです!
ここでピント来ない方にさらっと説明しますと、2015年より上演開始されたハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の初代キャストであり、その中でも二人はバディだったんです!
それが今回は、一人の女性をめぐり闘うライバル役…
全く違う二人の掛け合いがみれるとわかり、早速チケットを購入してしまい、ワクワクが止まりませんでした。

物語の内容はやはり濃いもので、本当にこんなことが実際に起きてしまったんだなと衝撃的なものでした。
そしてなんといっても今回席はB列。シアターコクーンではA席の前にXA,XB,XC席があるので、実質前から5列目。
それでも今までで一番近い席で観劇。

舞台が始まり、花道を通って 安蘭けいさんと須賀健太さんの登場

「ドンっ。」

全体的に独特な世界観がさらに悲劇的な場面を作り出してるように感じました。
現実と非現実な世界の絶妙すぎる融合。なかなか味わうことができない世界観で、大満足。

物語はいつもよりヘビーで、息を呑む場面も多々ありました。
面白かった、では言い表せない舞台でした。

さらには、役者さんから伝わる熱気。
それが直接、生身の人間がむき出す熱情と結びついているように感じました。
それくらい、狂気に満ち溢れていました。

「愛」という実態のないものがここまで人を壊してしまうのか、と。
人間というのは、感情で生きている生き物なんだ、と改めて実感し、そして、感情というのはとても素晴らしいものだけど、それが人間という生き物自体を支配しているようにも感じ、恐怖も感じました。

たまにはこんなに現実的な舞台も良いですね!





2023年03月08日

舞台観劇 脳内ポイズンベリー

あらすじ


主人公・いちこ(本仮屋ユイカ)は、飲み会で知り合った年下男子・早乙女(白石隼也)と偶然再会する
運命的だとときめくいちこの脳内では、議長である吉田(八木勇征)を中心とした5人のメンバーで脳内会議が行われていた
なんとか早乙女と付き合うことができたいちこだったが、うまくいかないことだらけ
そんないちこにアプローチする男性が現れた
日々繰り広げられる脳内会議
脳内会議のメンバーたちはいちこにとって幸せな道を選ぶことができるのかーーーー

ーーーーー  脳内ポイズンベリー」公式ページ参照( https://www.nounai-poison-berry.jp/story.html

感想


2日前まで愛知県で舞台鑑賞をしていた私は、本日、東京の 明治座にやってまいりました。

正直なこと言うと、今までの舞台に比べたら質素かつ素朴な印象でした。
ストーリーはもともと映画を観たことがあったので把握した状態でしたが、ただそれでも脚本の内容がのめり込むほどでもなかったし、物語として何に重点を置いているのかイマイチ真意が分かりませんでした。
感動的なのか、ギャグ要素が強めなのか、舞台セットやストーリー、演出全てが 「シンプル・イズ・ベスト」という印象が強かったです。

なぜ、 「そう」したのか気になったので、アフタートークに参加することにしました。
そしてようやく真意を知ることができました。

今回はストーリーに重点を置くというより、役者さんに重点をおいた舞台作りがされていたみたいです。
華やかな舞台にするより、役者さんをいかに引き立たせることがでるのかを考えてある舞台でした。
私の気になっていた部分は 「あえて」の演出だったことがわかり、なんだか腑に落ちました。

シンプルにみえて、全てにおいて細かく考えられていました。照明の当て方や会場のどのスピーカーを使うのか、他にもたくさんの細かい演出がありました。
観客の想像力も借りて完成させる舞台のようで、会場内にいる全ての人やものが上演時間の2時間40分間一体化になっているようで、私も舞台作りに関わってるみたいで嬉しくなりました。

今回の舞台テーマは「脳内」
舞台セットは曲線のみで作られていました。それこそ会場に入ると一番最初に手前の丸い枠が目に入ります。
なんなんだろうなと思っていたのですが、ここで納得。

そして何よりも舞台の最後の仕上げを行なった役者さんに称賛の拍手を送りたいです。
観ているだけでは分からないのですが、1つ500wから1000wの照明を浴びながら演技をすることがどんなに大変なことか、演技中にそれを全然感じさせないのはさすがプロだなと思いました。
さらには今回、メインの舞台セットが2段回のセット回転(正しい言い方が分からない…泣)ができるようになっていて、しかもそれを電動と手動を融合させて回転させることでナマモノの演技を作り上げていたそうです。
私たちの脳内も毎日違ったことを考え変わっていくからこそ、毎日違う舞台を作り上げるには必要な演出だったみたいです。これを聞いてめちゃめちゃ感動したのを覚えています!

ぱっと見、シンプルにみえるものでは、実際はたくさんのこだわりがありました!

これだから舞台の沼からぬけられません!



2023年03月07日

舞台観劇 VAMP SHOW

あらすじ


全国を旅して暮らす、陽気な5人の男たち
全員揃って歌が好きで、なんだか全員夜行性
趣味は襲撃、献血カー
苦手なものは十字架で、大好きなのは人間の血?!
そんな彼らが旅をしながら行き着いた先はうっそうとした森に囲まれた山間の駅
駅には駅長さんと電車を待つ一人の女性
彼らは5人に襲われる?!そこにいる全員に襲いかかる運命とはいかに…

?????  VAMP SHOW」公式ページ参照( https://stage.parco.jp/program/vampshow/)

感想


9月の最初を飾るのは 「VAMP SHOW」
前回「鎌塚氏、羽を伸ばす」を観劇した会場でチラシが置いてあり、気になったのでそのままwebにてチケット予約をしてしまっていたんです。
明後日は東京で舞台観劇だというのにつめつめのスケジュールです(笑)
そして今回はチケット購入の際にU-25チケットを見つけたのでそちらで購入しました。
通常より少し安く。舞台によってU-25の販売をしていなかったり、はたまたU-20という条件だったりとさまざまなので行きたい舞台があれば公式ページのチェックは必須です!数量限定販売だったりするので、お早めに買うことをおすすめします。
チケットはコンビニ引き換えとかではなく当日窓口にて身分証明書の確認と引き換えにもらえるので、席に関しては事前には分かりません。近い場合もあるし、もしかしたら遠くになるかもしれません。それは当日までのお楽しみです♪(私は後ろの右端の席でした)

正直、舞台観劇ってめちゃめちゃ高いんです。
皆さんも気になるけど高いからなかなか手が出せないって思ったことありませんか?
舞台はやっぱり実際にその場にいて観劇するからこそ意味のあるものだと個人的には思っています。
リアルタイムで配信してくれる配信チケットもまた全体や役者さん自身を大きく映してくれるので好きですが、会場で観るからこそ感じるものがあると思うので、一回でいいから気になる舞台を観に行って体感して欲しいです。
だからこそ、お金の問題はシビアです。大学生にとってちょっとの興味で一つ2時間から3時間のものに1万円近く出せません。時給換算したら  3000円〜5000円/h (高すぎる!!)
そんな悩みを解決してくれるのが、 U-25チケット
実際、このチケット自体若い人に気軽に舞台を観にきてもらうことを目的として販売されているらしいので、ちょっと興味があるなと思えば是非チャレンジして欲しいです。

そしてここでやっと舞台の話に戻ります!!(苦笑)

今回の舞台会場は愛知県の  穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
舞台は1992年の初演を経て、キャストを一新しての21年ぶりの再再演!胸アツ!
21年前の2001年の再演時には、若き頃の 佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、橋本じゅんさんなどが出演されていたそう!
今となっては「ベテラン俳優」と呼べれている役者さんたちにも、当たり前のことですが、下積み時代があったのかとしみじみ感じますね^^
それに、これから観劇する役者さんたちはそんな皆さんの後を請け負う俳優さんなので、なんだか時代の先取りをしにいくように感じます。
とは言っても、そんな作品だから観に行きたかったのではなく、チラシを拝見した際に 「作:三谷幸喜」と私でも知っている名前を発見!それに物語のジャンルは ホラーコメディ?!正直気になっちゃいますよね(笑)

もちろん舞台は期待を裏切らない面白さ!というより期待以上でした。
普段ホラー映画などをみてもあまり何も感じないタイプですが、やっぱり実際肌で感じるのは全然違います。
映画やドラマで感じる恐怖感より数倍怖く感じました。なのになんだか笑ってしまう場面もあって感情が行ったり来たり。
映像で感じる音響や演出は限界がある気がします。なんなら自分で調整可能です。
けど、舞台となるとそうは行きません。なので緊迫感が増します。
音響さんの判断でどこのスピーカーを使い、どのくらいまで音量を上げるのか、細かい設定も音響さんの自由自在です(笑)
そしてなんてなんと言っても最後のオチが完璧でした。「あ、そっちなのね。」とびっくり。こんなに感情が短時間で入り混じったのは初めてです!面白かった!!!


演出


上でも、音だけで恐怖心を操る音響さんについて話したので少し違うことを。
今回の演出は謎ばかり。色々入り混じった感情の中に疑問も多くありました。ビクッとなったかと思えば、サラッと謎演出。私の興味をそそります!!

水、メイク、杭、音。

何もかもわからない。
舞台上でそこまで出来てしまうんだという発見にもつながりました。
簡単そうに見えるのに仕組みが分からないのって相当な技術がないと成り立たないと思うんです。
アイデアを出す人がいて、それを形にする人がいる。
そして作り上げた最高の舞台の最後の仕上げをするのが役者さん。
それはもう私からしてみれば演出の一部といっても過言ではなくて、なくてはならない存在なんです。脚本家さんが作り上げたキャラクターたちをどれだけ生きのふきかかったキャラクターにするのかは役者さんの腕次第なんです。
そんなハードルの高いことを間近で観られて感無量です。


全ての演出が魅力的で最高でした。
ぜひ舞台が気になった方はアンダーチケットを使って行ってみてください!



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