広告

posted by fanblog
2014年11月16日

自然の恵みがいっぱい!りんごのピローグのレシピ

青森からりんごがたくさん届いた。ダンボール1箱分にぎっしりと色んな種類のりんごが詰まっている。あまりにも大量にあるので、 りんごのピローグを作ることにした。 ピローグ とは、パイのようなもの。もともとはロシア料理だと思うが、ウズベキスタンでもピローグは広く食べられていて、ウズベキスタン料理の本にもなぜか載っているほどポピュラーなものだ。


ピローグ
りんごのピローグ


私がピローグを初めて作ったのは、ロシアのダーチャ(別荘)で友達に教わった時だった。


ダーチャ
ロシアのダーチャ


ダーチャ
モスクワ郊外の自然の中にある

ダーチャの庭に実っている色んな種類のベリーを摘み、採れたてのベリーを豪快にピローグの生地の上に載せ、砂糖をまぶし、残った生地で格子状に蓋をして焼けば完成。


ベリー

ベリー

ピローグ
ダーチャで作ったベリーのピローグ

日本では、ベリーは高くてなかなかこんなピローグは作れないが、りんごなら手に入りやすいので、ピローグを作るならりんごのピローグはおすすめ。もちろんピローグはりんごやベリーといったフルーツ以外に、肉を使ったお食事系ピローグもある。



それでは、さっそくりんごのピローグの作り方を紹介しよう。










りんごのピローグの材料



  • りんご(紅玉) 3個
  • イースト 20g
  • 牛乳 250g
  • バター 125g
  • 砂糖 大さじ4杯
  • 塩 小さじ1/2杯
  • 油 大さじ1杯弱
  • 小麦粉 400g
  • シナモン(お好みで) 適量

さっそくりんごのピローグを作ってみようとしたら、思わぬ邪魔者が入った。それはコイツ…最近、飼いはじめた子猫のミーシャだ。


猫

家に来たばかりの時は、とても大人しくしていたけど、どうやらその時は猫をかぶっていたようだ。猫が猫をかぶるとは知らなかった。今では歩くたびに足に噛みつき、朝っぱらから部屋中を駆け回り、仕事で叩かれ帰ってきた私に猫パンチをする。私に似て食べ物に対して興味津々で、1日に食べるエサの量は普通の2倍。何かを作っていると必ずのぞいてくる。のぞくだけならいいのだが、テーブルにぴょんと飛び乗って、バターやら牛乳やらペロペロ。料理どころではないが、ブログのために奮闘した。


ピローグの作り方


りんごのピローグの作り方


  1. ?@ イーストと砂糖大さじ1/2杯をひと肌程度に温めた牛乳50ccと混ぜ、10分程置く。

  2. ピローグの作り方

  3. ?A バターを火にかけた鍋で溶かし、砂糖大さじ1/2杯と残りの牛乳、塩を混ぜる。
  4. ピローグの作り方

  5. ?B ?Aに粉と準備しておいたイーストを加え、切るように混ぜる。
  6. ピローグの作り方

  7. ?C 油を少しずつ加えながらこねる。手にくっつかなくなったらOK。
  8. ピローグの作り方

    手にくっつかなくなるまで生地を根気良くこねること。手にくっつかなくなるまでにはけっこう時間がかかる。


  9. ?D 温かい場所に1時間程置く。
  10. ピローグの作り方

    写真のように生地が膨らむ。


  11. ?E またこねてから、さらに1時間置く。

  12. ?F タルトの型に生地を広げ、角切りしたりんごを盛る。(生地はふた用に少し残しておく)

  13. ?G 砂糖大さじ3杯をりんごにふりかけ、お好みでシナモンを少々ふったら、残った生地で格子状に蓋をする。
  14. ピローグの作り方

    甘いのがお好みの方は、砂糖の量を増やしても良いし、りんごと砂糖を鍋で煮詰めたものをピローグの中身にしても良い。



  15. ?H 180℃のオーブンで30分程焼いて完成。
りんごのピローグ
りんごのピローグ。出来たてがおいしい。

りんごがゴロゴロ、生地はサクサクのピローグが出来た。フランス菓子のアップルタルトもおいしいが、やっぱりりんごのピローグの方が、クリームやペーストなどが入っていない分、自然の甘さに近く、素朴でおいしい。猫に食べられないように注意。印刷用のPDFレシピはこちらのリンクからダウンロードできる↓ りんごのピローグのレシピ



ミーシャはこうして寝てくれているのが一番有難い。


びよーん








【関連記事】
ロシアのクレープ(ブリヌィ)のレシピ—ブリヌィもウズベキスタン料理?

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2977186

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
プロフィール
Asalhonさんの画像
Asalhon
Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリアーカイブ
検索
↑キーワードを入力して、記事を検索


Asalhonおすすめの記事

1. 本格的!ウズベキスタンのプロフのレシピ 2. 意外と簡単!ウズベキスタンのうどん「ラグマン」のレシピ
3. サムサのレシピ!隠し味はまさかのアレ!?


Asalhonおすすめの本

美味しい中央アジア—食と歴史の旅 (ユーラシアブックレット)

新品価格
¥864 から
(2014/5/18 12:22時点)


↑わずか60ページに、中央アジア料理の歴史から最近の食文化まで、ぎゅっと凝縮した1冊。 中央アジアの料理を知る上で、避けて通れない入門書と言える。




RSS取得
RSSリーダーで購読する
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: