ドイツブンデスリーガ第24節、 マインツvsヘルタ の試合がマインツのホームスタジアムで行われた。
アウェーのヘルタはリーグ8位。 日本代表の 細貝 は今シーズン全試合に出場、チームの中心選手として安定したプレーを見せている。 この試合もアンカーのポジションで先発した。
マインツはリーグ6位。日本代表 岡崎 は今シーズン22試合に出場し、9得点1アシストと好調。 9得点はチーム内で1位だ。
岡崎のブンデスリーガでのゴール数を見ると、一昨年が7ゴール、昨年が1ゴール、そして今シーズンはこの時点ですでに9ゴールを挙げている。 この試合も1トップで先発出場した。
岡崎、細貝共に移籍が成功した形だ。
前半19分、岡崎がクロスボールに頭で合わせたがボールは惜しくもバーの上を越えた。 前半は両チームとも得点なし。
内容ではホームのマインツがポゼッションでもシュート数でも上回った。 前半のシュート数はマインツ10本、ヘルタが3本だった。
後半の頭からヘルタは選手を入れ替えてきた。 この選手交代が功を奏し、立ち上がりからヘルタの流れが続いた。
後半6分、ヘルタの先制ゴールが生まれる。 コロンビア代表の ラモス が、今シーズン15点目となるゴールを決めた。
19分、マインツがPKのチャンスを獲得。これを シュポモディング が難なく決めて同点に追いついた。
その後は両チーム得点なく、1-1の同点のまま試合終了のホイッスル。 その結果、マインツは7位、ヘルタは9位に順位を下げた。
岡崎は攻撃面だけではなく、守備面でもチームに貢献していた。 細貝はボールを奪ってから攻撃の起点となるプレーを見せた。 2人ともチームの中心選手として活躍している姿は、同じ日本人として誇りに思う。
岡崎はこのゲームではノーゴールだったが、彼の特徴であるゴールへの執念を感じさせるプレーは随所に見せた。
3月5日、東京で行われた日本代表とニュージーランド代表の試合では2ゴールと大活躍した岡崎。 日本の先制ゴールを決めたのは岡崎だった。 中盤からのロングパスに反応し相手ディフェンダーよりも一瞬早くボールに触れ、ゴールに流し込んだ。
彼のプレーを見ていると、炎のストライカー 中山雅史 を思い出すことがある。 中山のシュートは決して綺麗ではないし、特にボールコントロールが上手いわけでもなく、どちらかというと泥臭い。
綺麗でなくても上手くなくても、ゴールマウスの中にボールが入れば1点である。 ジュビロ磐田に在籍していた全盛期の中山は驚異的なペースでゴールを量産した。
彼のゴールはゴンゴールと呼ばれ、あの個性的なキャラクターと共にファンから親しまれた。
そして、日本が初めてワールドカップ本大会に出場した1998年のフランス大会。 ワールドカップ本戦で日本人として最初にゴールを決めたのは中山だった。
岡崎に期待することは、6月に開催される ワールドカップブラジル大会 で日本を勝利に導くゴールを量産することだ。
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