2021年06月04日
鳥獣戯画と浮世絵
ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。
本日のタイトル通り、鳥獣戯画、皆様ご存じかと思います。兎や蛙、猿といった動物を擬人化して描かれたあのユーモラスで素敵な絵巻。全4巻の国宝です。平安時代に生まれれたというのだから驚きですし誰がどういった意思で描かれたのかも不明というのだから不思議さもあって一層惹かれます。動物好きの私は当然、鳥獣戯画が大好きです。
鳥獣戯画は4つの巻物で甲巻、乙巻、丙巻、丁巻の名があり擬人化の一番有名なのが甲巻になります。蛙の仏様、猿の和尚などが甲巻。乙巻では擬人化の無い身近な動物や空想上の麒麟などが描かれているそうです。丙巻は前半が僧たちの遊戯をやや冷めた目で描かれた人物戯画、後半は動物戯画で構成されており、最後の丁巻は人物戯画となっています。一応、誰が描いたのか推測されるようですが一人の高僧だけではなく、絵仏師たちと言われていますが詳しい話はここではあまり面白くないかもしれない(笑)ので省きますね。
蛙が苦手で逃げ出す私でも、蛙の絵やキャラクターは大好きです。兎と蛙の相撲の戯画は本当に可愛らしいですよね。実際には大きさが違いますので凄いデフォルメですが。
鳥獣戯画の雑貨もたまに見かけます。スタンプだったりお皿やコップ、缶バッジなど。布地も売られています。ただ布の場合は絵自体がちょっと大きめだったりで小さなポーチとかにはあまり向かないのでバッグとかなら向いていそうです。布生地を購入したものの数年が経過し、何も作れてはいないのですが(遠い目)
浮世絵も好きなのです。勿論、動物や生物モチーフの浮世絵です。浮世絵師は江戸時代に活躍されていますが猫を沢山描かれています。歌川広重は普通にスケッチした猫もあれば擬人化猫も描かれています。
「猫の鰹節渡り」も軽業師に見立てた猫達が可愛く、「猫の化粧」も素敵です。
歌川国芳は猫好きでユーモアたっぷりの絵を沢山残されています。「其のまま地口猫飼好五十三疋」は広重の「東海道五十三次」をパロディ作品です。この風呂敷というか手拭いハンカチのような物が売られていたので2枚購入し大きめのエコバッグを作りました。画像がその浮世絵猫のバッグです。内生地はピンクの水玉柄でマグネットボタンを1つ付けています。明るい場所で撮っていないので、暗く写ってしまって申し訳ありません。
型紙も無しで適当に作ったのは4年くらい前ですが、バランスを見て多少裁断したものの、好きな国芳の浮世絵猫を身近に置けて自己満足しています。大きいので保護猫カフェさんへ猫砂や餌などの物資を寄付する際に沢山入りとても重宝しています。5?sの猫砂が2つと3?sのフード1袋もギリギリ入る大きさです。恐ろしく重くはなりますが(笑)
今は買い物でもコンビニでもエコバッグの時代ですから、大きなバッグから小さなバッグまで本当に重宝します。ですが布製のバッグは生地が分厚い、大きいバッグだと一層嵩張ります。なのでナイロンの軽い折りたためるバッグや手拭いで作ったコンビニバッグ、お気に入りの布で作ったバッグと使い分けるようにしています。鳥獣戯画や浮世絵のナイロンバッグとか売っていないかなぁ?と思うのですが、なかなか見つけられません。あると可愛いと思うのですが。
私の出かける際のバッグには大きめの折りたたみナイロンエコバッグが1つ、布製の中間のサイズが1つ、手拭い1枚で作った折りたたみの軽いバッグが1つ常時入っています。そうです、おかげでカバンがパンパンで凄く重いです。でもコンビニで些細な物、例えばお茶のペットボトルと飴1袋などは手拭いバッグで事足ります。パン屋さんでは布で作った中間サイズ、スーパーでは大きめナイロンバッグと使い分けするのに3サイズ必ず必要だったりします。
小さめのバッグを持っている人が美人の条件だと聞いた事がありますが、誰が決めたんでしょう(笑)
目が悪い私はよく転びます。絆創膏が欠かせません。頭痛薬、胃薬、痛み止めのお薬やティッシュ、小さな折りたたみハサミやカードホルダー、飴など含めたら、エコバッグ3種類も入れて大きめのバッグもパンパンです。だとするとブスまっしぐらという事になりますが、もうそんな事はどうでも良いです。人にどう見られるかを気にする10代、20代じゃあるまいし(笑)どこからどう見ても、おばちゃん。それで良いです(笑)
ただし、私のカバンには普通女性が持つ物でも入っていない物があります。それは、化粧ポーチ。鏡やコンパクト、口紅に油取り紙など一切入っていません。化粧ポーチを持ち運ばない女、それが私(笑)女子力無いはずです。
鳥獣戯画と浮世絵の話からまた話が転がってしまいました。国芳は猫以外にも擬人化作品がありますし、機会がございましたら浮世絵と鳥獣戯画も興味を持って頂けましたら幸いです。まだまだ好きなキャラクターのお話もしたかったのですがまた次回とさせて頂きます。
今回も長いお話になりましたが、お読み頂き有難うございます。感謝致します。
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