ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。
minneにて商品の販売を始めて数はそれ程多くは無いのですが、様々な県からのご注文を頂きます。兵庫県だったり山梨県だったり大阪だったり滋賀県、島根県だったり。本当に有難い事ですし、とても感謝しています。そして幼い時に住んでいた県には懐かしさを感じ、行った事の無い県には一度は訪れてみたいと思いを馳せています。
こんな時期だからこそ、一層旅行に行きたいという思いが募ります。海外旅行も素敵ですが1度ずつでも良いので日本中を周ってみたいものです。その県にしか無い魅力が一杯あると思うからです。行かないと損ですよね。国内旅行だと海外旅行のように言葉に困る事も無いですし(笑)
皆様が小学生の時に見学旅行や修学旅行など行かれたかと思います。私は見かけのふてぶてしさから想像がつかない病弱な面もある子供でですね、普段は元気なのですが喘息が酷く出るとアウト、冬場は常に点滴をする子供でした。子供の時に手の甲に点滴針を刺すのですが、点滴のし過ぎで今も左手の甲の血管は糸のように細いのです。喘息による咳のし過ぎで肋骨にヒビが入るので(今もですが)痛みで食事が出来ず、点滴で助かった部分もあります。
そんな訳で、小学生の頃の「パン工場見学」「プラネタリウム」「水族館」など喘息で一度も行けませんでした。旅行後に廊下にずらっと写真が張りだされ、子供達は自分が写っている写真を見て番号で注文するのですが、それが子供ながらに何度もあると結構辛かったりしました。私には自分が写っている見学旅行の写真は行ってないので当然ありません。思い出も写真もありません。話にも入れません。でも水族館の魚の写真は買いました(笑)行ったつもりになって2枚だけ。今もその写真は持っています(笑)
小学生時代に唯一行けたのが6年生の修学旅行でした。修学旅行は広島に行ったのですが、原爆資料館がメインです。今はもう無いかもしれませんが当時は中に入るとマネキン人形のような等身大の人形を、被ばく者を再現してみせるように皮膚が溶け傷付き、ボロボロになった服で逃げる人々という感じに作られ展示されていました。他にも黒焦げの炭になったお弁当箱、止まった時計、様々な被爆者の方の写真を見ました。感受性の強い多感な時期で、私は学年で一人だけ資料館を飛び出してしまい先生からとても怒られた記憶があります。「怖がったらいけない、これは実際に起こった事だから目を逸らしてはいけない」と。
目を逸らした訳では無く苦しかったんです、息が出来なくなって。体が熱くなって。悲しみや辛さが体に流れ込んできて。怖い訳では無く、辛くて苦しかった。でも子供の私は上手に先生に伝えられませんでした。頭ごなしに怒られましたが、そうじゃないんだけどなぁと。
その後、厳島神社へも行きましたがとても趣があり素敵だったので、またいつか訪れてみたいと思いながらも長い年月が過ぎてしまいました。修学旅行では勉強という感じですし、ピンポイントの場所だけしか行けませんよね。それでも広島への旅行はとても印象深く残っています。
私は女子短大に行ったのですが、当時のいつも集まるグループは私を含め5人。いつの間にかグループなりました。それ以外でも選択授業でしか会えないような他のグループの中にも私と親しくしてくれた子がいました。
その子は沖縄、那覇市出身の子で、方言がとても新鮮でした。その子のグループは沖縄や五島列島出身の子が多いグループでしたね。不思議と授業では滅多に会わないのに個人的に仲良くなりました。人の事を悪く言わない、嫌な事も面白可笑しく笑って言うのでそこが私と共通していました。彼女はとてもさっぱりした性格をしていて、そんな彼女から見ても共通点のある私が面白かったようで親しくなりました。
その沖縄の子はいつもイラストを描いていました。今はイギリスに住んでいます。卒業後、イギリスへ留学しその後、一旦は沖縄に戻りまたイギリスへ。ご主人がイギリス人なんです。ここ8〜9年程、お互いに連絡をしていません。ですが彼女が元気でいてくれればそれで良いし、彼女もそう思ってくれている事が私には分かります。遠く離れていようと幸せでいてくれてるなら、それ以上に嬉しい事はありません。
日本であるイラストのコンテストがあり彼女のほのぼのとした優しいイラストは佳作でした。彼女のその後は、イギリスで絵本作家、絵本のイラストを描く仕事をするようになりました。
最初にアルファベットの絵本が出版されたのですが、残念な事にオーストラリアと韓国でしか出版は無かったので韓国で注文、取り寄せをして購入しました。彼女らしい子供にも受け入れやすいイラストです。アルファベットに目が付いていて、漫画チックで可愛いです。
彼女が本を送ると言ってくれましたが、売り上げも必要だと(笑)私は兄が韓国にいるので買えるから心配しないでと伝えました。
大好きな彼女が生まれ育った沖縄にも行ってみたいです。
引きこもり気味の私ですが、機会があれば色んな場所に一人旅したいという野望を密かに抱いています。
北は北海道、南は沖縄まで。野望は膨らむばかりです。
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