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正念場を迎えた2020年夏季オリンピック・パラリンピック東京招致

1964年にアジア地域で初のオリンピック開催となった東京オリンピック。
今から49年(約半世紀)前、戦後の日本における復興のシンボルであり、また、高度成長
の幕開けでもあった。
オリンピック開催に合わせた東海道新幹線開業、東名・名神・首都高速道路開通等、社会
インフラの整備、オリンピック景気の下支えによる、日本の産業(第一次産業・第二次産業・
三次産業)の発展・隆盛であり、特に、鉄鋼、自動車、電機等の鉱工業である製造業の発展
は、日本の高度成長の根幹・基礎を築いた。
かつて日本は、米国に次ぐ世界第2位の座にまでも昇り詰めたGDP(現在は、中国に追い抜
かれ世界第三位)においても、真の意味で、日本は世界が認めた先進国の仲間入りを果たした
と思う。
当時、私は小学校の4年生であり、テレビを通してその熱戦を観戦していた。特に、東洋の魔女
とよばれた女子バレーボール。強豪ソ連(現在のロシア)との決勝戦を制して、優勝・金メダル
に輝いた感動は、今も、鮮明に記憶に残っている。
2020年の東京招致は、2011年3月に発生した東日本大震災からの復興を、戦後の日本の
復興と重ね合わせた意味で、大変、意義・価値がり、今後、日本がグローバル化の下、世界で
生き残って行くためにも、必須であり不可欠と考える。
2013年3月4日〜2013年3月7日の4日間の日程で、IOCの評価委員が視察に日本を訪れ
たが、その評価が気になるところであり、ここが、東京招致への正念場である。
前回の招致失敗の経験を活かし、是非とも、2020年夏季オリンピックを東京に招致して頂きたい
と願う。
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