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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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posted by fanblog

2015年06月29日

最後のブルースリー ドラゴンへの道 感想

(原題:THE WAY OF THE DRAGON、猛龍過江 制作1972年 日本公開1975年)



ブルース・リーの香港主演第三作。(日本公開四作目)


(ストーリー:ネタバレ)
ローマで地上げを受けている中華レストランを亡き父から受け継いだ経営者
のチェンから依頼を受けた香港の叔父がタン・ロン(ブルース・リー)を派
遣する。

田舎者のさえない風貌に期待薄のチェンであったが、レストランの営業を妨
害しにきたチンピラを拳法で倒したことから、タン・ロンはチェンと従業員
の尊敬を勝ち取ることが出来た。

レストランを諦められない地上げ屋のボスは、度々妨害や脅迫を仕掛けるが、
タン・ロンがこれを退けた。

業を煮やした地上げ屋の社長は格闘技の強者を3人呼び寄せた。話し合いをし
たいとレストランの従業員をだまして呼び出し、格闘家が攻撃した。さらに
レストランの年長コックが実は裏切っており、従業員の2人を刺殺した。

二人の格闘家を倒したタン・ロンは、近くのコロシアムまでおびき出され、
最強の格闘家コルト(チャック・ノリス)と一騎打ちとなったが、激闘の末
これを倒した。

従業員のところへ戻ったところにボスが現れ、銃を乱射。残った地上げ屋の
部下と裏切り者のコックが射殺されてしまう。

そこに警察が到着し、ボスは逮捕される。

任務を終えたタン・ロンは次の仕事のために香港へ戻っていった。



日本では第四作で遺作の「燃えよドラゴン」が大ヒットしたため、そのあと
に制作順に「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」
と公開されていきました。そのため、日本公開時の副題に「最後のブルース
リー」と付けられています。

ブルース・リーの監督主演作です。今作では、異国に来た中国人という異文化
ギャップで起こる前半の笑いと、主役のタン・ロンが二枚目半的的な明るさを
持っているキャラなので、香港映画に多い味方側が大勢殺されてしまうところ
は変わらないのですが、映画的には陽性な感じを受けます。これは、長くアメ
リカで暮らしていたブルース・リーのセンスなのでしょう。もっとブルース・リ
ーの監督作品を観たかったです。

また、アクション場面も自分の肉体と技を最大限に効果的に見せることを
目的としています。前作に続いてヌンチャクも使用しますが、今回はダブル
ヌンチャクを披露してくれます。最後のチャック・ノリス演じる空手家との
戦いも迫力があります。

敵の格闘家の一人が日本人の空手家ですが、演じているのは中国人なので、
日本語で話すセリフ「おまえがタン・ロンかあ」の繰り返しがすごい違和感
です。

中華レストランで働く従業員が空手を練習しているのですが、タン・ロンの拳法
の凄さにあっさりと拳法に宗旨替えしてしまいます。タン・ロンのセリフでは、
(強さに)流派は関係ないといってますが・・・。


当時は極真空手の世界進出が進んでいた時期で、海外では空手がブームだった
のですが、今はどんな感じなのでしょうか。数年前に作られた「ペストキッド」
のリメイクでは、原題が「KARATE KID」のままなのに中国が舞台となり、主人
公は空手ではなく中国拳法を修行していました。


ヒロインのノラ・ミャオが綺麗でかわいいです。もっとタン・ロンとチェン
のラブストーリーが観たかったです。

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