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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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2016年08月08日

セーラーファイト! 第1話感想 「セーラーファイター登場!」

1993年2月〜1995年6月まで中京テレビで放送された月1深夜番組
「今甦る!昭和ヒーロー列伝」で放送されたローカルヒーローです。

毎回昭和の特撮ヒーロー番組を一作品3話放送していて、その中に
中京テレビ制作の短編として、1話5分ぐらいのこの作品が放送さ
れていました。

ヒーローのセーラーファイターは、地球防衛軍で制作された等身大の
ロボットで、隊長含めメンバーが3人、基地はプレハブ小屋と低予算
部隊の防衛軍を支援するためにマミズ参謀が送ってきたものです。

セーラー服がデザインに使われているのは、もともとは海軍に投入され
る予定だったとか。家庭用コンセントからの電気の供給で活動し、ケー
ブルをつないだ状態で活動するとか、エヴァを思わせました。防衛軍の
隊長が、電気代の請求書に驚いていたので、かなりの電力が必要なよう
です。

出現した怪獣を必殺技の「セーラーダイナマイト」1発で倒すなど性能は
まずまずのようです。(万能サポートロボットというだけあって、掃除も
こなします。)

1990年代は、1980年代に一般家庭に普及した家庭用ビデオを使って、自
主制作でヒーロー映画を作って上映会を行うグループが増えてきた時期だ
ったと思います。また、プロ用機材を使って撮影した自主制作作品がビデ
オ販売されるようになった時期でもありました。「セーラーファイト!」
はプロが作った作品ですが、当時を思い起こさせる雰囲気が懐かしかった
です。

2015年には「第1回東名阪特撮自主上映会『特撮ファイト!』」で新作の
「セーラーファイト!【劇場版】」が上映されました。

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