制作19話 放送21話(1966/5/22)「宇宙指令M774」
(制作順はWikipediaを参考にしました。)
シリーズを通してのメインの出演者
万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手
江戸川由利子:毎日新報のカメラマン
ストーリー(ネタバレ)
万城目、一平、由利子は、客船の船室でゲームをしていた。
ババ抜きに負けた由利子は気晴らしに甲板を歩いていたが、
そこに落ちていた人形を拾う。
突然人形はしゃべり出し、自分はルパーツ星人のゼナで、
地球にボスタングが侵入したので、対処するようにと警
告を発する。気味が悪くなった由利子は海に人形を投げ捨
て、船室に戻るが万城目と一平は冗談だと思って相手にし
なかった。そのころ、空から隕石が海中に落下して不気味
な鳴動をしていた。
東京に帰ってきた。万城目は一平のセスナ操縦の慣熟飛行
に同乗していたが、急に操縦桿が聞かなくなり、見知らぬ
場所に運ばれてしまう。
山小屋にたどり着いた二人に、ジュークボックスからゼナ
の声が語りかけた。由利子に話したことと同じ警告を発す
るが万城目は信じない。
実際に会って話そうということになり、その夜円盤が海に
降りてきて宇宙人が海岸に上陸する。
中央図書館で図書館員となっていたゼナからすでにボスタ
ングが被害を及ぼしていることを聞き、3人とゼナは巡視船
の船長に直談判してボスタングのいる海域へ向かった。
ボスタングと遭遇した巡視船であったが、巡視船の武装では
ボスタングに敵わないというゼナの忠告により、音に敏感な
ボスタングの標的にならないように、エンジンを停止して様
子を観ることにする。そこへ客船も通りかかり、同じように
エンジンを停止させるが、ボスタングは客船の方に向かって
行く。
やむを得ず、ボスタングに攻撃を始める巡視船であったが、
ボスタングには効果が無い。その時、やっと応援に駆け付け
た航空自衛隊のミサイル攻撃でボスタングは木端微塵になる
のであった。
万城目達はゼナに星に帰るのかと問うが、任務の完了したゼナ
は、これからはこの星で暮らしていく。そのような宇宙人は
たくさんいると。
周りには大勢の、ゼナと同じサンダルを履いて歩いている人
がいた。
長編映画で見たいような話でした。30分で収めるにはもった
いない。音に敏感で寄って来るボスタングのために巡視船や客
船がエンジンを停止しますが、このあたりを膨らませて客船の
乗客がパニックを起こす等の人間ドラマを劇場版にしたら面白
いのではと思いました。
ナメゴンやガラモンなど宇宙人が送ってきた怪獣はいましたが、
ついに、人間と同じ姿ですが、宇宙人と直接接触をする話です。
(敵方のキール星人は現れませんでした。)
ゼナは、後のウルトラマンのように地球防衛の任務M774を
遂行するために地球人に接触します。自分では直接対処する能
力を持っていないようですが、もっと政府の高官とか科学者に
接触すればいいのになぜ由利子や万城目達と接触したのでしょう。
ボスタングはエイが巨大化したような怪獣で、通常兵器で退治
されてしまいますが、操演だけで表現する人間が入らないタイ
プの怪獣は面白かったです。
万城目のSF小説家設定はどこへいったのか。宇宙人話にもっと
食いついてもよかった気がします。
山小屋にあったEPレコードのジュークボックスが懐かしい。
由利子と一緒に万城目のセスナの帰りを待つ、星川航空の万城目
と一平以外の社員が初めて登場しました。
ルパーツ星人は同じサンダルを履いているようですが、地球に
移住してもずっとそのサンダルを履き続けなければいけないの
でしょうか。ちょっとそれはいやだな。
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